ハナユメの調査によると、結婚式のゲスト人数の平均は67.3人だそうです。
90人~100人規模の大人数で結婚式がしたい場合、かかる費用の多さや準備の大変さなど、不安に感じることも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、大人数結婚式の費用を抑えるコツと準備で気をつけるべきポイントをご紹介します。
この記事を読めば、ゲストが多くて不安でも安心して結婚式を迎えられるでしょう。
この記事の目次
90人~100人規模の結婚式ってどんな雰囲気?実際に写真で見てみよう!
90人~100人というゲスト人数の多い大人数結婚式。ゲスト人数が多すぎて、いまいちイメージがわかないかもしれませんね。
とにかく大人数になると、集合写真もにぎやか!
全員をフレームに納めるために、カメラマンは大仕事になりそうですが、写真から華やかさが伝わってきますね。
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披露宴会場は、広々とした空間で、一目で豪華さが伝わりますね。
ゲスト90人~100人の披露宴・席次レイアウト例
ゲストが100人程度になると、テーブル配置や必要な数はどのくらいでしょうか。
会場によって選べるテーブルや配置は異なりますが、大きく分けて2パターン。順に詳しく見ていきましょう。
丸テーブル散らし型
一般的な披露宴の配置で多く見られるのが、丸テーブルを会場内に点在させるスタイル。
真正面に新郎新婦が座るメインテーブルが置かれ、向かって左に新郎側、右側に新婦側の参列者のテーブルを並べます。
厳密に中央ラインが決まっているわけではないため、両家の人数バランスによってテーブルの位置を変えやすいのがメリットです。
丸テーブルの大きさを変えれば、両家の人数比の差を感じさせないようにすることも可能です。
長テーブル型
新郎新婦のメインテーブルに対して、直角に長テーブルを数列並べたスタイルです。
クラシカルな雰囲気になり、写真映えしやすいスタイルだともいえるでしょう。
丸テーブル散らし型よりも長テーブル形の方が同じ会場の面積でも、より多くのゲストを収容することが可能です。
格式の高さが出せる分、ゲスト同士での会話を楽しむようなフランクな雰囲気にはなりづらいかもしれません。
次の章では、実際に大人数結婚式を行うカップルの割合についてご紹介します。
大人数結婚式はあまり多くない!100人以上規模の結婚式を行なった割合は5.3%
ハナユメの調査によると、100人以上規模の結婚式を行った割合は、全体の5.3%だそうです。
なお、もっとも多かった人数帯は「61~70人未満」で、18.8%。
冒頭でご紹介したゲストの平均人数は59.0人です。100人だと平均よりも40人近く多いことになりますね。
次の章では、大人数になればなるほど気になる「お金」についてご紹介します。
ゲスト100人規模の結婚式にかかる費用の相場は約550万円
ゲスト人数の平均は59.0人でしたが、同調査によると結婚式の平均額は324.6万円でした。
概算で一人当たりにかかる費用は5.50万円となります。
つまり、100人呼ぶと考えると、5.5万円×100人で約550万円という計算になります。
(もちろん結婚式の内容や会場によって大きく変動はあります。)
ではこの費用をすべて自分達で負担しなければならないかというと、そうではありません。
結婚式ではゲストからご祝儀がいただけるからです。
では、100人規模の結婚式でいただけるご祝儀の目安はいくらぐらいなのでしょうか。
100人あたりのご祝儀の金額は約350万円
一般的にゲストからもらえる1人あたりのご祝儀額の平均額は3.5万円です。
単純計算すると、3.5万円×100=350万円です。
あくまでも目安額ですが、先ほどの平均費用550万円から350万円を引いた、200万円が自己負担額の目安となります。
先ほどもご説明した通り、友人中心の式の場合はご祝儀額が少なくなるため、その分、自己負担額が増えることになります。
大人数結婚式で注意すべきは、料理などゲスト人数ごとにかかる金額
見積もりの段階で確認しておきたいのは、「グレードアップが前提のプランになってはいないか」
多くの式場で、料理やドリンクはランク別のプランを設けていますが、なかにはグレードアップありきのメニューが最低ランクコースになっていることもあるためです。
ワンランクアップすると、必要となる費用はひとり当たり数千円。
たった数千円であったとしても、90人~100人規模になると当初の見積額から数十万円単位で上がってしまいます。
同じく引出物もランクをあげると人数分費用が大きく増えます。
しかし、見るからにランクを下げてしまうと、ゲストに対して失礼になるので気を付けたいところですね。
また、引出物の持ち込みには別途手数料が発生することがあります。
また、人数が多い結婚式ならではの支出は、装花です。
会場が広くなり、テーブルの数も増えるため、必要となる装花の数が増えて、その分費用が必要になるわけですね。
ここまでは、挙式費用についてご紹介しました。次の章では、お金の他に知っておきたいポイントをご紹介します。
90人~100人規模の結婚式をするにあたって気を付けるべきポイント2つ
90人~100人規模の結婚式をする際に、気をつけておきたいポイントをチェックしておきましょう。
披露宴会場の大きさには余裕をもって!
ゲスト人数にあわせて、収容人数ぴったりの会場を選ぶと予想以上に窮屈に感じてしまうことがあるため、収容人数120~130人の会場を候補にしておくのがおすすめです。
披露宴当日は、ゲストのほかに式場スタッフもいますし、新郎新婦が並んで会場内を歩くことを考えると少し余裕を見ておくのが良いですね。
大人数が入れる2次会を探すのは意外と大変!スケジュールに余裕を持って進めよう
結婚式場を見つけただけで安心してはいけません。
結婚式の後に2次会を開催しようと思っていて同じく大人数で行う予定なのであれば、2次会の会場手配も早めに行っておくことをお勧めします。
2次会は、結婚式と同じ日にその後の時間(お開き後数時間後)限定で探さなくてはいけず、特に100名を超えると都心でも会場を探すのは困難となるケースがあるからです。
気をつけておきたいポイントを押さえたところで、次の章では、ぜひ取り入れたいオススメの演出をご紹介します。
大人数結婚式だからこそ!オススメの演出5選
せっかくたくさんのゲストを招いて結婚式をするなら、大人数だからこそ映える演出を取り入れてみるとよいでしょう。
5つの演出をご紹介します。
1.フラワーシャワーやバルーンリリース
挙式の最後に行う演出のひとつ、フラワーシャワーとバルーンリリース。
いずれも人数が少なくても可能な演出ですが、人数が多ければ華やかさ間違いなくアップします。
2.大人数での余興
ダンスやバンド演奏など、大人数が収容できる会場だからこそできる余興もあるものです。
新郎新婦自らが参加するタイプの余興を企画してみても盛り上がりますよ。
3.大きなウエディングケーキ
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ゲストが多いからこそ、ウエディングケーキも思い切って大きなものをチョイスするとよいでしょう。
後方のゲストからもよく見え、写真映えもばっちり。ゲストの盛り上がりにも一役も二役も買ってくれますよ。
イメージが膨らんだところで、次の章では、実際に100人規模の結婚式を行った方の感想をご紹介します。
実際に100人規模の結婚式を行なったカップルの感想
実際に100人規模の結婚式を行った方の体験談のうち、「よかった!」「失敗した…」の2パターンをご紹介します。
まずは「よかった!」から。
引用元:YAHOO!知恵袋
参列者が多い分、余興を頼める人数も増えますよね。
新郎新婦それぞれの友人に頼むことで、どちらかのゲストが退屈してしまうことも防げるでしょう。
次に、「失敗した…」という感想をふたつご紹介します。まずはひとつ目。会場選びの失敗です。
引用元:結婚SANKAナビ
会場選びのところでもご紹介したとおり、余裕を持った会場を選ぶことが鉄則。
余興スペースのことも踏まえて下見をしてくださいね!
次は、「そもそも人数が多すぎた」失敗談。
引用元:結婚SANKAナビ
夫婦がお互いの友人と親しくなる機会にしたいと考えているのであれば、多すぎるゲストは考えものかもしれません。
ここは夫婦がどう考えるかによりますね。
まとめ
・大人数だからこそ映える演出を取り入れてみよう
・料理や引出物のランクを上げると人数が多い分、費用が大きく増えるので注意
結婚式は大きなライフイベントですからゲストは呼べる限りびたい!という思う気持ちになりますよね。
招待客の人数が多くなる分、予算面や式場手配が大変になる面もありますが、大人数だからこそ映える演出もあるもの。
華やかな結婚式は、一生記憶に残る思い出になるでしょう。
この記事を参考にして、ぜひ思い出に残る素敵な式を挙げてくださいね♪
以上、100人規模の結婚式についての記事でした。