結婚式の最後のお見送りで配られることの多いプチギフトですが、最近はどのようなものが人気なのでしょうか?
せっかくなら、ゲストから「センスいい!」と思われたいですし、予算を考えると低価格のものを選びたいですよね。
そこで今回は、人気のプチギフトや筆者オススメのショップをご紹介します!
それでは早速、プチギフトの相場から見ていきましょう!
この記事の目次
結婚式のプチギフト、一人あたりの相場は「200円以下」が最も多い!
「ハナユメ」の調査によると、プチギフトにかかった金額について首都圏では、「200円以下」で贈る人が29.2%と最も多いという結果でした。
次いで、「200円以上300円未満」と答えた人が27.4%で、約6割の人が300円未満で準備していたことが分かりました。
ちなみに、自分でラッピングをする場合は、ラッピング費用も予算に入れて考える必要がありそうです。
2次会では、披露宴のように豪華な引出物がないため、若干予算が高めのものが好まれる傾向にあるようです。
プチギフトを用意した人は94.8%
同じアンケートによると、披露宴・披露パーティー・2次会においてプチギフトを用意した先輩カップルの割合は94.8%とのこと。ほとんどの先輩カップルがプチギフトを準備していることが分かりますね。
プチギフトを渡す理由とは?
プチギフトを準備することが一般的になったのは、引出物を前もってテーブルの下に用意することが主流になったためです。
披露宴後にゲストをお見送りする時に「手ぶらでは失礼」ではないかということから広まってきたと言われています。
結婚式当日、新郎新婦は何かとスケジュールに追われとても忙しく、ゲスト一人一人とゆっくり話しをする時間をなかなか持つことができません。
そこで、プチギフトを直接一人一人に渡せば、ゲストと会話する時間ができ、感謝の気持ちを伝えることができます。
ゲストにとっても、プチギフトをもらう時は新郎新婦と一緒に写真を撮る絶好のチャンス。ゲストに対するおもてなしの心を大切にするという想いが、プチギフトには込められているのです。
プチギフトを準備しなければいけないわけではありませんが、「今日は来てくれてありがとう」という感謝の気持ちを直接伝えられる機会を作ることが出来ます。
プチギフトを渡すタイミングは?
プチギフトを渡すタイミングの定番は、最後にゲストをお見送りする時です。
しかし近頃は、キャンドルサービスのようにテーブルを個別に回るタイミングでプチギフトを手渡しする新郎新婦もいます。
他にも、ゲストが帰る際に時間がかかってしまうために、敢えて引出物と一緒にプチギフトを袋の中に入れるケースもあるようです。
この場合は、お見送りの際に手ぶらになってしまうため、プチギフトの代わりにメッセージカードを渡すなどの工夫をするのがおすすめです。
結婚式はパートナーの親族や友人にも一度に会える貴重な場ですから、「本日はどうもありがとうございました。
これからどうぞよろしくお願いします」と一言添えながらプチギフトを渡せばと、これからお付き合いが始まる方々への挨拶にもなるので、あると便利なアイテムと言えるでしょう。
プチギフトの相場や必要性についてお伝えしました。
次は、プチギフトの人気アイテムをご紹介します。
やっぱりお菓子が圧倒的人気!その中でも人気なお菓子とは?
それではプチギフトでは何が人気なのでしょうか。アンケートでは、有名ブランドのお菓子、2人に縁のあるお菓子、写真や文字入りなどオーダーできるお菓子、その他のお菓子、手作りのお菓子を合計すると、合計で75.4%という結果が出ています。(ハナユメ調べ)
やはり小さな子どもから同世代、更にはおじいちゃんおばあちゃんなど、老若男女問わず喜ばれる物なので圧倒的な人気があるのも納得です。
クッキーやチョコレート、飴などのお菓子は、手ごろで後に残らない物なので、ゲストも気軽に受け取ることができますし、披露宴の帰り道にでも簡単に食べてもらえるようなものを選ぶのも良いですね。
もちろん、結婚式のお土産として家に持って帰っても、家族にも喜ばれるアイテムです。
最近では、お菓子であってもオリジナルデザインのものを用意したり、可愛いラッピングしたりと、プチギフトにこだわるカップルも多く、手作りのお菓子をプチギフトにする場合もあるようです。
衛生面の観点から、手作りの飲食には対応していない会場もありますので、プチギフトで手作りのお菓子を配りたい場合は、事前に会場に相談してみると安心です。
お菓子以外で人気なものは?
先ほどのアンケートによると、「お菓子以外の食べ物・飲み物」も14.1%もあり、お菓子に次ぐ人気であることが分かります。プチギフトでお菓子以外の食べ物と言えば、海苔や鰹節など縁起の良い食べ物の事があげられます。
海苔も老若男女問わず喜んでもらえる上に、日持ちのする食べ物ですし、中には出身地の海苔を選ぶカップルもいるそうです。
また、鰹節は鰹を3枚に下ろしたその半身を、さらに2枚に下ろして作られ、雄節と雌節の2種類に分けられます。この2本が合わさる形になっていることから、「夫婦の象徴」と縁起の良い食べ物と言われています。
鰹節も海苔も、薬味やご飯のお供など、和食には欠かせない食材で、実用性がとても高いため、根強い人気があります。
食べ物の他には、バス用品、キッチン用品、文房具類などの日用品も人気です。
これらの雑貨は、あると便利なものや、2人ならではのおもしろい商品なども人気があります。
バスソルトは、プチギフトの定番アイテムでもあり、パッケージがかわいいものも多いので特に女性から好評です。お湯に入れると泡がでるバスボムや、発汗作用があるなど身体をより温める効果のあるバスソルトなどがおススメです。
プチギフト専門のネットショップで選んだ場合、ハート型や星形などの結婚式にぴったりのものがたくさんあります。ただし、香りが強いバス用品は、好き嫌いがはっきり分かれてしまうので避けたほうが無難かもしれません。
また、生活必需品であり、何枚あっても邪魔にならない人気のアイテムが、タオルやハンカチです。シンプルなデザインの物なら好みを問わず喜ばれるはず。
ゲストのイニシャルを入れてオリジナルのタオルもいいですし、スイーツをかたどったミニタオルは特に女性に喜ばれます。色や柄が数種類ある場合は、かごの中に数種類入れてゲストに好きなものを選んでいただくのも楽しいですね。
他にもボールペンなども誰もが使えるアイテムとしておすすめです。
人気のプチギフトについてご紹介しました。
次に、プチギフトの準備の方法をお伝えします。
プチギフトは自分たちで手配してもOK!手配方法はインターネットがオススメ
先輩カップルはプチギフトをどのように準備したのでしょうか。プチギフトの購入先を聞いたところ、「利用した結婚式場とは無関係の外部のお店」が46.1%で最も高く、続いて「利用した結婚式場で準備」が20.3%となりました。
他にも、「利用した式場が提携しているショップ」が14.9%、「自分たちが手作りしたものを持ち込んだ」ケースが11.3%という結果になり、自分たちで手配して持ち込んだ先輩カップルが多い結果になりました。
利用した会場でプチギフトを準備できるケースもありますが、選ぶ種類が少ない、あまり好みのプチギフトが無い可能性もあります。せっかく感謝の気持ちを伝えながら渡すなら、センスよく、たくさんの種類から気に入ったものを選びたいですよね。
プチギフトは結婚式前に準備しておいて、当日持ち込むだけなので手配がとても簡単ですし、自分たちで自由に選ぶことができることが魅力。引出物とは違って、持ち込み料がかからないケースがほとんどなので、自分たちが満足できるものを用意したいですね。
購入するならインターネットがオススメ!
プチギフトはゲスト一人ひとりにプレゼントするもの、かつ、たくさんの個数が必要になるものなので、ネットショップで購入するのがおすすめです。
実際にお店に足を運んで探すよりも、好みのアイテムをお手頃価格で見つけることができます。
それでは、筆者おすすめのネットショップ3つをご紹介していきましょう。
PIARY(ピアリー)
結婚式プチギフトや可愛い2次会プチギフトなど、ゲストに喜ばれるプチギフトがたくさん揃っています。
オリジナルプチギフトも約100種類あり、季節限定の商品や、ウェルカムボードやウェディングケーキのように積み上げたりして、インテリアにもなるプチギフトなど種類が豊富で、オリジナル感を出すにはぴったりです。
また、低価格ながらもデザインの高級感・可愛さ、そして中身の多さもおすすめの理由です。ラッピングやパッケージにもこだわっている、見た目もオシャレで可愛いものが揃っています。
プチギフト・引き菓子を合計30個以上購入されると、サンクスタグかサンクスカードかデコシールを無料でもらえるのも、嬉しいポイントです。
TOPBLIDAL(トップブライダル)
トップブライダルでは、2,000点以上の商品を取り扱っています。最新のプチギフトも続々入荷しており、プチギフトが数量限定で激安特価のタイムセールもあります。
プチギフトやカタログギフトなどのプレゼントだけでなく、クラッカーやキャンドル等の演出アイテムも豊富にありますので、このサイトだけで、ウェディングアイテムを揃えることもできそうです。
10,000円以上の購入で送料が無料になり、(離島・沖縄除く)、20,000円以上のお買い物で2,000円オフクーポンがもらえるので、お得にプチギフトを準備したい人におすすめです。
HYACCA(ヒャッカ)
「こだわり花嫁のためのちょっとRICHのプチギフト」がコンセプトに、品質の良い新進ブランドの商品をHYACCAバイヤーがセレクトしているサイトです。
デザインやパッケージにおしゃれな要素が盛り込まれたものが多く、プチギフトにピッタリなアイテムも数多く揃っています。
価格も、100円台から20,000円台と幅広く取り扱っているので、プチプラ志向の方だけでなく、高級志向の方にも喜ばれるサイトです。
また、ウェディングアイテムだけでなく、両親贈呈ギフトや内祝いギフト、華やかな小物やアクセサリーなども販売しているため、幅広く利用されてはいかがでしょうか。
お手頃価格でも、ゲストの印象に残るような満足のいくプチギフトを選びたいですよね。是非お好みのサイトを見つけてください。
おすすめのインターネット通販サイトをご紹介してきました。
最後に、プチギフトアイデアを5つご紹介します。
プチギフトの最新トレンドは『縁起がよくてインスタ映え』!プチギフトアイデア5選
先ほどもお話したように、プチギフトを渡すタイミングは、新郎新婦からゲストに感謝の気持ちを伝えられる貴重な機会です。ゲストの気持ちを考えて、可愛くて実用的なもの、なおかつ縁起のいいものを選ぶのがおすすめです。
ここでは「流行や見た目の可愛らしさに加え、結婚式という儀式特有の縁起のよいプチギフト」を5つご紹介します。
1.ふくふく湯
「福を呼び込むニッポンの美肌湯」、ふくふく湯という入浴剤です。幸運を招き入れる招き猫、願いが叶うだるま、成長を願う犬張子、お正月限定のさる、福助、柴犬など数種類のパッケージがあります。
それぞれの種類で、香りとお湯の色が異なり、見た目も可愛く選ぶのも楽しいですね。ふくふく湯は、使い切りタイプの入浴剤で、心地よいバスタイムをゲストにお楽しみいただけます。
2.いろは屋の金平糖
”幸福”を表す金平糖は、結婚式のギフトとして親しまれてきました。長い時間をかけて手作りで大切に作られる工程から”新しい家庭を築いていく夫婦の姿”を連想させるとして、プチギフトに最適です。
コンパクトながらも、箱を開けるとぎっしりとした重量で食べ応え十分なのも嬉しいですね。カラフルな和紙の小箱も可愛さ満点で、ゲストにも喜ばれるプチギフトです。
3.桜茶
桜茶は、お湯の中に花が美しく咲き開くため祝い事によく用いられてきました。 ほのかに香る桜の風味が特徴で、暖かい桜茶は老若男女問わず誰に渡しても喜ばれるプチギフトです。春に結婚されるケースのプチギフトにもピッタリです。
4.めで鯛クッキー
「メデ鯛」という語呂合わせから、お祝いの席の定番になっている鯛。さらに「アリガタイ」の語呂合わせも持ち、感謝の気持ちを伝えてくれるため、結婚式でのプチギフトとして最適です。
鯛は七福神の「ゑびすさん」が抱えていて、おめでたい席を盛り上げてくれる縁起のいい魚です。ユニークな和テイストのプチギフトは和装婚に限らず、洋装ウェディングやカジュアルスタイルにもオススメです。
5.ふさなり
三重県熊野市にある2つの神社の神饌のために作られていたお米『ふさなり』。昭和40年代に耕作が激減し途絶えたと思われていましたが、学術用に保管されていた種が見つかり高知で復活しました。
この大変貴重な神饌米は縁起米ともされ、ハレの日のお米として結婚式にも最適です。ゲストに持ち帰ってもらうのに丁度良い1合サイズも魅力です。
以上、筆者おすすめのプチギフト5選でした。
まとめ
・プチギフトでは「お菓子」が全体の75.4%と圧倒的に人気!
・インターネット注文なら手配が簡単でさらにお得に用意できるかも
トレンドや人気なども参考にしながら、渡したときに、ゲストが嬉しい気持ちになれるようなものを選びましょう。
センスの見せ所でもありますので、2人らしいオリジナリティをさりげなく取り入れるとゲストの記憶にも残るものになります。是非、お気にいりのプチギフトを見つけて、素敵な結婚式にしてくださいね♪
以上、結婚式のプチギフトに関する記事でした。