入籍日はカップルにとって大きな節目の日。楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
しかしいざ当日、婚姻届を提出して記念写真を撮って…。その後のことをなにも決めていないと「この後どうしようか」となってしまうかもしれません。
夫婦として2人で迎える最初の記念日にふさわしい、素敵な一日にしたいですよね。
そこで今回は、入籍日に最高の思い出が残るような過ごし方のアイデアをいくつか紹介します!
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入籍日の過ごし方のアイデア10選
入籍日は、2人が夫婦になる大切な日です。
2人の思い出深い日やどちらかの誕生日などにするカップルも多いですが、結婚後、時間が経っても「この日にこんなことをした」と思い出せるような記念日にしたいですよね。
この章では、思い出に残る入籍日の過ごし方のアイデアを10選ご紹介します。
2. ふたりの思い出の場所に行く
3. お世話になった人に挨拶に行く
4. 両家で報告&お食事
5. 友人を招いてプチパーティー
6. いつもより豪華なディナー
7. 結婚指輪をオーダー、もしくは受け取りに行く
8. 神社にお参りに行く
9. お互いにサプライズプレゼントや手紙を用意
10. 二人で家でまったりお祝いをする
1.まずは定番!婚姻届を提出する瞬間を記念撮影
婚姻届を提出する、というのは人生のビッグイベントですが、実際には役所の窓口に届を出してしまえば終わりです。
提出物なので手元にも残りません。
そこで、婚姻届を提出する瞬間を写真に収めるカップルが多く、最近の定番になっています。
記念撮影は定番!
婚姻届は、オリジナルでデザインされたものを購入する人もいます。
保存用の婚姻届がついているものもあるので、保存用として同じものを手元に置いておくと記念になりますね♪
オリジナルの婚姻届も素敵♪
入籍日の様子はのちのち結婚式のプロフィールムービーの素材としても使えるので、婚姻届を提出する瞬間だけでなく、一日の様子を写真に残しておくと良いですね。
2. ふたりの思い出の場所に行く
初めて出会った場所やデートした場所など、2人の思い出深い場所に行くのもオススメです。
出会った頃の初々しい気持ちに戻って、これまでのお付き合いの軌跡や出来事を振り返りながら過ごすなかで、夫婦になる実感が得られるはずです。
3. お世話になった人に挨拶に行く
これまで2人を支えてくれた家族、2人の間をつないでくれた先輩や友人など、2人が入籍に至るまでにお世話になった人がたくさんいると思います。
入籍したら、お世話になった人に2人そろって挨拶に行くと良いですね。
節目の報告とともに感謝の気持ちを伝えることで、その後の良い関係作りにもつながります。
4. 両家で報告&お食事
入籍報告は、お互いの家族にもしっかりしておきたいですね。都合が合えば両家で一緒に食事をするのも、より親睦も深まるよい機会に。
結婚前後は何かと慌ただしくなりがちです。このタイミングで結婚式の準備状況などを確認しておくのも良いでしょう。
5. 友人を招いてプチパーティー
お互いの友人を招待して、賑やかにお祝いするのも良いですね。
レストランを貸切るような大がかりなパーティーでなくても、仲の良い友達を自宅に招いて一緒に楽しく飲むだけでも楽しく、お祝いと感謝の気持ちを共有できるはずです。
お互いの友人が集まることで、今後の交友・交流を深めるきっかけにもなるでしょう。
6. いつもより豪華なディナー
レストランなどでの食事は、記念日の過ごし方として定番人気ですよね。
普段よりちょっと豪華な食事をしながら、2人で乾杯してはどうでしょうか。
初めて一緒に食事をしたレストランや、前から2人が気になっていたお店など、気持ちが盛り上がるような場所を選ぶと特別感が増しますね。
予約時にお店のスタッフに入籍日であることを伝えると、お祝いの演出やサービスをしてくれる場合もあります。
7. 結婚指輪をオーダー、もしくは受け取りに行く
入籍した日に指輪のオーダーに行く、この日に合わせて注文しておいた指輪を入籍してから受け取りに行くなども記念日らしい過ごし方ですね。
指輪を付けると、より一層夫婦になったという実感がわきそうですね。
結婚指輪はオーダーしてから出来上がりまでに1~2か月はかかることが多く、フルオーダーの場合は途中の確認も含めて3か月必要というところもあります。
事前に作る場合は、時間に余裕を持ってオーダーしましょう。
8.神社にお参りに行く
結婚するカップルが入籍当日などに神社にお参りに行くことを「婚姻参り」といいます。
神社をお参りしてご朱印をもらう「ご朱印巡り」が若い世代にも広まりつつありますが、入籍当日に参拝すると、神社によっては祈祷をして婚姻届に参拝日を書いてもらい、ご朱印をもらうことが出来ます。
これまで住んでいた地元の神社に「報告」の形で参拝するなど、これから二人が住む土地の神社に「ご挨拶」を兼ねていく場合が多いようです。
このときの婚姻届は控えを取っておくと良い記念になりますし、神様のご加護もありそうですね。参拝後、夫婦守りを買うのもオススメです。
*婚姻参りは神社によって対応の可否があるので、事前に問い合わせるようにしましょう。
9. お互いにサプライズプレゼントや手紙を用意
当日サプライズでプレゼントや手紙を渡す、というのも思い出に残ります。
相手を喜ばせたいという気持ちがストレートに伝わり、思いがけない贈り物は受け取るほうとしても嬉しいものです。
どんなサプライズなら喜んでもらえるか、考えるのも楽しみの一つですね。
手紙であれば、普段面と向かっては言いにくい愛情や伝えづらい感謝などを、この機会に書いて渡してはどうでしょう。
プレゼントであれば、相手が好きなものや欲しがっていたもの、エステや旅行などスペシャルなギフトも、きっと喜ばれるサプライズになるはずです。
10. 二人で家でまったりお祝いをする
入籍当日の手続きなどを済ませたら、帰って家でまったりするという人もいます。
2人だけだからこそ気兼ねなく、リラックスして過ごせそうですよね。好きな料理にワインやシャンパンなどを用意して乾杯すれば、夫婦になった幸せを感じられそうです。
以上、入籍日がより良い思い出に残るようなアイデアをあげてきました。
やってみたい!と思うものはあったでしょうか?これらのアイデアを活用して、最高の結婚記念日を過ごしてください。
ところで、入籍前後のカップルは、何をして過ごしているのでしょうか?特に入籍直後は結婚に伴うさまざまな手続きも必要です。
何をどんなタイミングでやれば良いのか、気になりますよね。
そこでここからは【番外編】として、入籍前日の過ごし方と、入籍後に必要な手続きについて、順番に紹介します。
【番外編】入籍日の前日の過ごし方
入籍日の前日、先輩カップルはどんなふうに過ごしているのでしょうか?
この日は「独身最後」の日であることから、これまで一緒に生活してきた家族と過ごしたり、仲の良い友人と飲みに行ったりと、自分にとって大切な人と過ごす人が多いようです。
主には、以下の3パターンに分かれます。
家族や両親と過ごす
独身最後の日は、家族や両親と過ごす人も多いです。
特に女性の場合は、育って家の籍を抜けるわけですし、生まれ育った地元を離れることも多いので、お互いに寂しさがあるかも知れません。
これまでの感謝を込めて親孝行をしたり、家族とゆっくり食事をしながらこれまでの出来事を話したり、皆が好きな場所に出かけるのも良いでしょう。
これからは少なくなる家族との時間を楽しめると良いですね。
二人でゆっくりと過ごす
入籍前日でも一緒に過ごすというカップルもいます。
結婚前でも同居している場合もありますし、翌日からは夫婦として一緒に過ごすのでそれも自然なことかも知れません。
なかには、独身最後の日でもあえて2人で、“家族になる前のカップルの時間を楽しみたい“という人もいます。
入籍日は戸籍をはじめとした手続きや入居準備などで比較的忙しいので、前日はゆっくり過ごす場合が多いようです。
またこの日のうちに、翌日何をするかの確認をしておくと良いですね。
独身最後の日!友人とパーティーをする
ゆっくりまったりとは逆のパターンですが、独身最後の時間を思い切り楽しみたい!という気持ちから、友人たちと飲みに行ったり、パーティーをする人もいます。
結婚して自由にお金や時間を使える機会が減る前に、羽目を外して遊びたい!という心理でしょうか。
欧米などではこうしたパーティーを男女別々に行って、踊ったり飲んだりと、盛大に遊ぶことも珍しくないそうです。
とことん楽しむのは良いですが、飲み過ぎてひんしゅくを買ったり、人に迷惑をかけたりしないように、ということだけは気をつけましょう!
では続いて、入籍後の手続きでやるべきことを整理しておきましょう。
【番外編】入籍後の手続きでやることリスト
氏名・住所などの登録変更、新しい住民票の取得など、入籍前後には数々の手続きがあります。
何かを忘れたり順番を間違えたりすると、役所に何度も足を運ばないとならない、なんてことにもなりかねません。
しかし効率よく段取りを組めば、平日の1日で主な手続きを全て終えることもできます。
ここでは、入籍後の手続きをスムーズに進めるための流れをご紹介します。
手続きは、大きく分けると下記の3つが必要です。
・姓の変更や婚姻報告などの「職場」での手続き
・携帯電話や保険など「契約系」の手続き
このなかで優先してやるべきなのは、氏名変更や住民票の取得など「役所」での手続きです。
手続き出来るのが基本的に平日のみであることと、新しい住民票の写しが契約系の手続きにも必要になるからです。
職場での報告や姓の変更は、これらの後にタイミングを見て行うと良いでしょう。
では、それぞれの手続きについて見ていきましょう。
1.転入届を提出
結婚に係る手続きを効率よく行うためには、婚姻届の提出と引っ越しを同じタイミング(2週間以内)で行うことが必要です。
婚姻届と転出転入の手続きを同時にでき、かつこれを済ませたあとに、氏名を変更する場合の免許や銀行口座の変更手続きも一緒に出来るからです。
まずは転居先の役所の窓口で、婚姻届と転入届・転出証明書を提出します。
この後に新しい住民票を取得して、写しを入手します。
このときは、本人確認書類と戸籍謄本、(姓が変わる場合は新しい名前での)印鑑が必要です。
2.健康保険証、国民年金、マイナンバーの変更
新しい住民票の写しを持ってそれぞれの担当窓口に行き、変更手続きをします。
このときは、保険証、手帳、カードの原本と印鑑が必要です。
3.免許証の変更
運転免許試験場、または警察署で、免許証の住所と氏名の変更手続きをします。住民票の写しが必要です。
4.銀行手続き
役所での手続き後、銀行で口座の名義(氏名)と届出印の変更手続きをします。
通帳とキャッシュカード、届出印(旧・新姓ぞれぞれ)、本人確認書類(住民票の写しや免許証など)が必要です。
5.保険、光熱費、回線などの契約系手続き
保険や回線などの契約系の手続きは、役所での手続きと銀行口座の変更を済ませた後、速やかにすると良いでしょう。
各会社・契約先によって決まった手続きがあるので、電話やホームページなどで確認して手続きを行います。
銀行口座やカードの名義と一致しないと料金の支払いが出来ないことがあるので、次の支払い/引き落としの時期を考慮し早めに行いましょう。
6.クレジットカードの変更
各クレジット会社に連絡し、申請用紙を取り寄せて手続きを行います。
申請用紙はインターネットでダウンロードも出来るので、こちらも役所での手続き後、出来るだけ早めに。
7.パスポートの変更
入籍後に新しい戸籍謄本を入手したら、パスポートの変更を行います。
変更は住民登録をしている都道府県の窓口でできますが、パスポートの発行には土日含めて2週間~10日ほどかかります。
すぐに海外旅行などで使う場合は、予約時とパスポートの氏名が一致していないと使えないので、後から申請するほうが良い場合もあります。
すぐに旅行の予定がない場合は、変更手続きにも手数料がかかるので、有効期限と使う予定の有無を考慮して「記載事項変更」にするか「切替申請」にするかを選ぶと良いでしょう。
いかがでしょうか。特に氏名が変わる場合、変更手続きは複数ありますが、効率よく進めれば公的な手続きのほとんどは1日で終わらせることが可能です。
婚姻届・転入届の提出 ⇒ 新しい住民票入手 ⇒ マイナンバー・健康保険・年金等の住所変更 ⇒ 運転免許証の変更(以上は「役所」での手続き)⇒ 銀行口座の名義・印鑑変更 ⇒ 携帯・保険・クレジットカードなどの契約変更(以上は「契約系」の手続き) ⇒ パスポートの変更
*「職場」での手続きは、公的手続きの後にタイミングを見て
まとめ
・二人だけの記念撮影や家族での食事、プチパーティーなどが人気
・入籍後の手続きは、優先順位を決めてできるだけ効率良く行おう!
入籍日は、2人が正式に夫婦になる一生で一度の日です。パーティーなどで賑やかに過ごすにしても2人でゆっくり過ごすにしても、後々まで思い出に残る過ごし方が出来たら良いですね。
当日は届け出や手続きに追われてしまいがちですが、事前にやることと段取りを整理して臨めば、効率よく出来ることも分かりました。
ここでご紹介した情報とアイデアを、入籍日の最高の思い出作りに役立ててくださいね。
以上、入籍日の過ごし方についての記事でした。