結婚することが決まったけど、「入籍のタイミングはいつにしよう」と迷うカップルは多いと思います。
入籍のタイミングに特に決まりはありませんが、結婚式の前に入籍をしたというカップルが78.2%もいるようです。(ハナユメ調べ)
この記事では、入籍日の決め方や、プロポーズから入籍までの流れを紹介していきます
ブライダルフェアに行こう!
【先輩カップルに聞いてみた】みんなはどのタイミングで入籍した?
二人の新しい記念日になる入籍日。お日柄や記念日など、「いつ入籍しよう」と決め方に迷ってはいませんか?
先輩カップルたちは入籍日をどのようにして決めたのでしょうか。ハナユメのアンケート調査の結果から見ていきましょう。
入籍日として理想だと思う日は「二人の記念日」が最も多い
引用元:ハナユメ
アンケート調査の結果、入籍日としてもっとも多いのが「二人の記念日」。付き合い始めた記念日を選ぶケースが最多でした。
カップル時代の記念日に入籍すれば、夫婦になったあとも毎年お祝いができますね。
また、うっかり記念日を忘れてしまった……なんてことも防げるのではないでしょうか。
2番目に多かったのが、「お日柄の良い日」です。
お日柄について詳しく知らない方でも、「大安」と聞けば「何だか良さそうな日だな」と感じるのではないでしょうか。
お日柄についてはハナユメの記事で詳しく説明されていますので是非参考に。
六曜(ろくよう)って何か知ってる?結婚式の日程を決める方法まとめ
次いで、「語呂の良い日」「誕生日」と続きます。
七夕や「11月22日(いい夫婦の日)」など、記念日と紐付けて覚えておきやすい日が人気です。
なお、11%近くのカップルが「特に理由はなかった」としています。片方の転勤や授かり婚など、思わぬタイミングで入籍することになるケースもあるもの。
二人のタイミングで入籍したカップルも多いのですね。
入籍日を決める際にお日柄を気にするカップルは約6割
引用元:ハナユメ
日頃の生活でお日柄を気にすることはあまりないのではないでしょうか。
「大安」「友引」「仏滅」など、六曜と呼ばれるこれらのお日柄には、科学的根拠があるわけではありません。
古来の人々は六曜により吉凶を判断していましたが、現代では今日が何の日なのか把握している人の方が少ないでしょう。
しかし、結婚などの節目となる日取りを決める際には、まだまだお日柄を気にする人が多いようです。
実際、入籍日を決める際に「お日柄を気にした」と答えたカップルは27.8%、「少し気にした」と答えたカップルを合わせると半数以上にのぼる結果になりました。
検討していた入籍日が「仏滅」だったカップルで「入籍日を変更した」が37.2%
引用元:ハナユメ
入籍候補日が仏滅だった際に入籍日を変更したカップルは37.2%。変更しなかったカップルは62.8%でした。
入籍日の選び方は本人たち次第。また、仏滅も捉え方によっては「これ以上悪いことは起こらない」として、入籍日に選んでも問題ないとする考え方もあるのです。
ただし、本人たちが気にしない場合であっても、親や親族が気にするケースは少なくありません。
特に実の親が良い印象を抱いていない場合は、話し合いが必要となるでしょう。
入籍日の選び方について把握したところで、次はプロポーズから入籍までの流れについてご紹介します。
プロポーズから入籍までの基本的な流れ
プロポーズから入籍に至るまでの流れ、イメージできているでしょうか。ここでは、あらためて基本の流れをご紹介します。
あくまでも一例ではありますが、ぜひ一度頭に入れておいてくださいね。
2プロポーズ
3.お互いの親に報告
4.両家の顔合わせ・結納
5.結婚式の日取りと式場決め
6.結婚指輪の購入
7.結婚式の詳細について決める
8.新婚旅行に行く場合は予約をする
9.新居を探して引越し
10.いよいよ入籍!
1.婚約指輪の購入
婚約指輪の購入は、相手女性の性格やこだわりを考えて判断しましょう。
プロポーズ時に渡されることに憧れを持っているケースもありますが、「指輪は自分で選びたい」という女性も少なからずいるはずです。
サプライズでのプロポーズではない場合、「そろそろプロポーズを考えているから、一緒に選びに行く?」と提案してもよいでしょう。
プロポーズ時には指輪ケースだけを用意して「今度買いに行こう」とするなど、パターンはさまざまです。
2プロポーズ
おしゃれなレストランや夜景など、シチュエーションにこだわってみたり、あえて演出を加えずにストレートに伝えてみたり。二人らしいプロポーズができればいいですね。
サプライズでのプロポーズは、本人が演出に酔いしれないよう注意しましょう。
特に周囲の人たちに協力を仰ぐ派手な演出は、される側が嫌がることもあるためです。
3.お互いの親に報告
まずは自分の親に「結婚しようと思っている」と報告してから、互いの実家に二人揃って挨拶に行きましょう。
結婚相手をお互いの親にしっかりと紹介しましょう。
4.両家の顔合わせ・結納
結婚式を考えている時期から5~6カ月前に、両家の「顔合わせ」や「結納」を行ないましょう。
「顔合わせ」とは、両家両親、本人たちが顔を合わせ、食事をしながら親睦を深める場のことを指します。
一方、「結納」はしきたりに則って「結納品」を取り交わす正式な婚約方法のこと。
現代では結納を行なうカップルは少なくなっています。
ただし、本人たちの意向だけで決めてしまうとトラブルになりかねないため、親へ話を通し、相談することが大切です。
5.結婚式の日取りと式場決め
結婚式を行なう際は挙式日の日取りと式場を決めましょう。
人気の式場・日取りの場合、1年前から予約が必要なところも珍しくありません。遅くとも半年前までには契約を済ませておきたいところです。
ブライダルフェアや検索サイトなどを賢く活用しましょう。日取り・式場のどちらを優先させるのかを決めておくとスムーズです。
なお、結婚式に関しては、親の意見や希望を聞いた方がいいケースと自分たちで好きにやっていいと言われるケースとに分かれます。
前者の場合は日取り決めも勝手に決定しない方が吉。顔合わせ時に希望日をピックアップしてもらうなど、随時確認を取りましょう。
6.結婚指輪の購入
結婚式の場で交換する結婚指輪を購入します。
サイズ変更や刻印などで購入からお届けまで1~2カ月かかることもあるため、結婚式3~6カ月前までには購入を済ませておきましょう。
7.結婚式の詳細について決める
結婚式の日取りから半年前から、随時準備が始まります。
・招待状の発送
・ドレスなど衣装の決定
・結婚式、披露宴の演出やプログラムの決定
ブライダルエステを行いたい方も、この時期から開始します。手作りの演出を行ないたい場合は、早め早めに準備をしていきましょう。
基本的に式場のプランナーが進行、指示をしてくれるケースも多いです。準備の進行に不安がある際は、気軽に相談してみましょう。
8.新婚旅行に行く場合は予約をする
新婚旅行に行く際は、そろそろ予約をしておきます。海外など航空機を利用する旅行は早めの予約がお得です。
9.新居を探して引越し
新婚旅行の手配と同時進行で、新居も探しはじめます。
10.いよいよ入籍!
さあ、いよいよ入籍です!入籍届けに不備がないかを再度確認し、届出に行きましょう♪
ご紹介した流れは基本の一例です。
次の章では、入籍日を決める際の注意点をご紹介します。こちらも合わせて押さえておきましょう。
入籍日を決める際の注意点
注意したいのは、二人の独断で決めないこと。
また、入籍届のミスも注意をしておかなければいけないポイントです。
二人だけで決めるのはNG!入籍日の日程は事前に親に相談しよう
若い世代になればなるほど、仏滅など一般的に縁起が悪いといわれる日取りもあまり気にならないものでしょう。
記念日に入籍したいと考えていた場合、その日が仏滅であっても特別気にしないかもしれません。
しかし、親世代になると価値観が異なります。
「やはり節目の日は日取りがいい日にした方が」「せめて仏滅はやめた方が」など、意見が出ることも。
後々まで残るトラブルを生まないためにも、事前にひとこと告げておく方が安心です。
夜間や休日に提出する場合は、ミスが無いように気をつけよう
入籍届は夜間・休日であっても届け出ることができます。記念日が休日であったとしても、入籍記念日にできるのです。
ただし、夜間や休日に提出する際は、その場では受け取ってもらうだけ。
確認は後日になるケースが大半です。そのため、万一不備があった場合、出し直しに再度行く必要が生じるほか、入籍日も再提出した日になってしまいます。
何度か確認し、ミスがないようにしてくださいね。どうしても不安な場合は、事前に戸籍課の職員に不備がないか確認してもらうこともできますよ。
まとめ
最後に、あらためて今回の記事の要点をチェックしておきましょう。
・入籍日を決める際に独断はNG!親への相談&確認を忘れずに
・夜間・休日に提出する際はミスがないよう徹底確認しよう!
入籍は二人の新生活のはじめの一歩。大きなミスやトラブルなく、スムーズに執り行いたいですよね。
ご紹介した流れを踏まえて、素敵な新生活のスタートを切りましょう♪
以上、入籍日の決め方、基本の流れについての記事でした。