家族や親族など身内だけを招いて行う、アットホームな少人数での結婚式を考えている人もいるのでは?
実際にどんな雰囲気で結婚式が行われているのか、全体のうちどのくらいの割合くらいで家族や親族だけの結婚式が行われているのかも、気になりますよね。
そこで、実際に家族だけの結婚式をしたカップルの意見をもとに、おすすめのサービスや結婚式場などをご紹介します。
この記事を読めば、家族・親族だけの結婚式でも、やって良かった!と思えるようになるでしょう。
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この記事の目次
家族・親族だけの結婚式はどんな雰囲気?スタイルは4つに分類できる
家族・親族だけでの結婚式といっても定義はあいまいで、家族と親族にプラスして仲の良い友人を2~3名招待するケースなどもあります。
厳密に何人以上ゲストを招待しなくてはならない、という決まりはなく、2人が呼びたい人を招待すれば自由なスタイルで開催できます。
ただし、全ての結婚式場で希望の人数での結婚式ができるわけではありません。
多くの式場では、何名以上から利用可能という利用人数の目安が設定されています。
特に20名以下の場合は会場がかなり限られてしまうようです。
理由としては結婚式の単価が少人数だとどうしても安くなってしまい、会場の貸し出しやスタッフの人件費などを考えると、採算が合わなくなってしまうからです。
ただし、人数が満たない場合でも、平日や時期、お日柄などによっては相談に乗ってくれることもあるようです。
では具体的に家族・親族だけの結婚式にはどんなパターンがあるのでしょうか?
大きく4つに分類することができます。
主なパターン(1) 新郎新婦とその親・兄弟のみ
最も少人数で開催するのが、新郎新婦とその親、兄弟のみを呼ぶパターンです。ゲストは合計約6~12名程度です。
アットホームな雰囲気でリラックスして各ゲストと会話を楽しんだり、食事を楽しんだりできる式になります。
主なパターン(2) 新郎新婦とその親・兄弟+両祖父母
続いてよくあるスタイルが、新郎新婦と親兄弟に加えて両祖父母を招待するパターンです。ゲストは合計約10~16名程度になります。
両家の親睦を深める機会と考え、ゆっくりと食事などを楽しむ会にする方が多いようです。
主なパターン(3) 新郎新婦とその親・兄弟+両祖父母+親族
新郎新婦と親・兄弟・祖父母に加えて、親族も招待するパターンもあります。ゲストは合計約12~20名ほどになります。
両親族も含めた会になるので、家族水入らずのアットホームな結婚式というよりは、少しフォーマルな集まりになります。
家族のみで式を挙げた場合、改めて親族への挨拶回りが必要になるので、このスタイルなら後日挨拶に行く必要もなく、親しい人のみでゆったりと過ごせます。
主なパターン(4) 新郎新婦とその親・兄弟+両祖父母+親族+親しい友人
新郎新婦と親兄弟、親族に加えて親しい友人も招待するスタイルです。ゲストは合計約16~24名程度になります。
友人たちも参加してくれるので、親族のみの式と比べると雰囲気が華やいだ感じになります。
家族だけの結婚式をもともと考えていたけれども、気に入った会場の規模に合わせて、親しい友人や知人を追加で招待する、という場合にこのスタイルを選択することもあるようです。
もちろん親しい友人に限ったわけではなく、親しい同僚や上司、恩師などを招待するケースもあります。
家族・親族婚の席次レイアウトは2パターンに分類できる
席次レイアウトのパターンは、大きく分けて2つあります。
全てのゲストが同じテーブルに座る「晩餐会風レイアウト」と各グループにテーブルを分けて座る「レストラン風レイアウト」です。
晩餐会風レイアウト
全員が同じテーブルの「晩餐会風レイアウト」は、一体感が生まれやすいです。列席者全員が同じ話題で盛り上がることもできそうですね。
ただ、席と遠い人とは少し話しにくいというデメリットもあります。
式場にあるテーブルの大きさ次第で厳しい場合もあるかもしれないので、事前に確認が必要ですね。
全員同じテーブルに座る場合も、新郎新婦が上座に座るのか、中央に並んで座るのかなど、招くゲストやどんな雰囲気の式にしたいかで座る席を考えることが必要です。
レストラン風レイアウト
ある程度広い会場の場合は、テーブルを分けて各グループで座ってもらう「レストラン風レイアウト」がおすすめです。
関係の近い方同士でテーブルに座るので、各テーブルでの会話も盛り上がりやすいですね。
会場にムダな余白が生まれず、寂しいイメージになることがありません。
ただし、その場合は各テーブルに装飾が必要になるため、装花代が高くなってしまうこともあります。
家族・親族だけの結婚式における演出や段取りのポイント
少ない人数だからといって、何も演出が無いとただの食事会になってしまいます。
それでも良い、むしろその方が良い。という方もいらっしゃるとは思いますが、ここでは少しでも盛り上げたいという方向けに家族・親族婚で行える演出例をご紹介します。
家族・親族の結婚式で人気の演出
一番人気の演出は、やはり「ケーキカット」。一気に結婚式の雰囲気が高まる演出です。
大きなケーキが必要だから、家族・親族での結婚式ではできないと思っていた、という方もいるようですが、もちろん小さなケーキでも可能です。
ファーストバイトや両親も参加できるラストバイトも行う方が多いようです。
他に人気の演出は、「家族写真を多く撮ること」や「ゲスト全員にスピーチをしてもらう」という演出。少人数だからこそできる演出ですね。
また、定番の「新郎からの謝辞」や「花嫁から両親への手紙」も人気の演出です。
家族・親族だけの結婚式のメリットとデメリットは?先輩カップルのリアルなコメントも紹介!
では、家族・親族だけの結婚式のメリットとデメリットはどんなところなのでしょうか?
実際に家族・親族だけの結婚式をしたカップルのリアルなコメントもリサーチしました。
家族・親族だけの結婚式のメリット
家族・親族だけの結婚式のメリットとしてまず挙げられるのは、アットホームな雰囲気で過ごせることです。
通常の結婚式では大勢の招待客を前にして緊張してしまう新郎新婦も多いですが、少人数の結婚式ならリラックスして過ごせます。
また、一般的な式よりも演出が少なめでゲストと接する時間を多く持てるので、ゆっくりとゲスト全員と話したり写真撮影したりできます。
通常は、新郎新婦は食事をする暇もないですが、家族だけならゆっくりと食事を楽しめますね。
そして、何といっても結婚式の費用がかなり抑えられるのが一番のメリット。
費用だけでなく新郎新婦の負担も少なくてすみます。通常は準備に半年~1年かかると言われますが、家族・親族での結婚式の場合は約2~3ヶ月の準備期間があれば可能です。
家族・親族だけの結婚式にしてよかった、という喜びの声が多くありました。
家族婚のいいところは、披露宴じゃなくて会席だからフルコースを全部食べる時間の余裕があるところ〜
— みう (@miumiu0713) June 17, 2016
無事に結婚式終えたー
家族婚だったので、特にイベントもなく、挙式→食事会というシンプルなものだったけど、その分、家族で和気あいあいと喋れて良かった。
そのままホテルに泊まって、朝も兄夫婦と話して、両親と買い物にも行けた。普段離れて暮らしてるのでとても貴重なひと時でした。— 前川明子 illustrator (@akiko_ma) September 7, 2014
家族・親族婚のデメリット
家族・親族婚のデメリットとしては、選べる会場が限られてしまうことが挙げられます。
会場によっては、広い場所しかなかったり、「何名以上で利用が可能」という目安人数が設定されていたりしますので、希望の会場で開催できないこともあるかもしれません。
また、招待客が少ない分、ご祝儀が減ってしまうこともデメリットのひとつです。
料理や引出物などの費用は抑えられますが、会場費や衣装代などはある程度かかります。
結婚式全体の費用は抑えられたとしても、ご祝儀の総額や演出内容によっては自己負担が多くなってしまうことも考えられます。
さらに、招待客のセレクトが難しいという問題もあります。人数が限られている分、誰を招待するのか頭を悩ませてしまうかもしれませんね。
家族・親族だけの結婚式でちょっと苦労した、という先輩カップルのコメントもリサーチしました。
結婚式の招待客選びって線引きが難しいよね。この半年間は周り見る余裕がなくて、来てほしい人を厳選して全員で46人の少人数婚?をしました。全然悔いはないし、本当にやりたかったアットホームな式ができたのだけれど。
— seu. (@an626its) March 26, 2018
まとめ
今回は「家族・親族婚とその挙式スタイル」についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・招待客の人数や挙式内容は、希望に合わせて様々なスタイルから選べる
・アットホームで費用をかけずに結婚式ができるが、会場が限られることも
大人数での式はちょっと…と考えていた方も、家族や親族だけの結婚式なら負担も少なく思い出に残る式が挙げられるかもしれません。
ぜひ、2人の希望にぴったりの家族・親族だけの結婚式のスタイルを見つけてみてくださいね。