ブライダルフェアにも様々あり、中でも「試食会付き」のブライダルフェアはとても人気があります。
元プランナー視点から見ても、試食会付きのブライダルフェアはかなりお得ですし、その式場についてより深く知ることができる絶好のチャンスなので、ぜひ参加することをおすすめします。
今回は試食ができるブライダルフェアの人気の秘密や、ブライダルフェア参加時のチェックポイント、試食会付きフェアのおすすめの探し方を紹介します!
※ブライダルフェアは結婚式を挙げることが決まっているカップル様のみご利用ください
ブライダルフェアに行こう!
この記事の目次
試食付きのブライダルフェアはとっても人気!魅力3選
ブライダルフェアには、式場見学・模擬挙式・演出体験・試着会など様々な種類があります。
その中でも、試食会付きブライダルフェアは特に人気です。
ブライダルフェアに参加したカップルのうち、試食会付きのフェアに参加したカップルの割合は、89.3%にものぼります(ハナユメ調べ)。
参加したブライダルフェアの内容は? | |
試食会 | 89.3% |
会場見学 | 85.3% |
模擬挙式・模擬披露宴パーティー | 22.2% |
演出体験 | 17.8% |
試着会 | 7.8% |
たくさんのカップルが、試食会付きのブライダルフェアを式場選びの参考にしていることがわかります。
魅力1:参加すると、その式場の料理へのこだわりがわかる
試食会付きのブライダルフェアに参加すれば、その式場の料理の味やレベル、どれくらい料理にこだわっているかが分かります。
式場側からすると、試食会は料理で式場を検討してもらう場であり、シェフの腕の見せ所ですから、式場やシェフ自慢のこだわりの料理を提供します。
試食では、普段はなかなかお目にかかれない豪華な食材や、新鮮な旬の食材が出てくるでしょう。こうした料理を実際に味わい、味や見栄えはどうかなどをゲスト目線で体験できるのです。
さらに、実際にブライダルフェアに参加し、試食が参考になったと答えているカップルは、全体の72.5%です(ハナユメ調べ)。
役に立ったブライダルフェアの内容は? | ||
1位 | 会場見学 | 79.1% |
---|---|---|
2位 | 試食 | 72.5% |
3位 | 試着 | 69.5% |
4位 | 演出体験 | 60.1% |
5位 | 模擬挙式 | 49.8% |
このように、結婚式に出席してくれたゲストへのおもてなしの気持ちを表すことができるのが「料理」であると考えるカップルは多いのです。
その式場の料理へのこだわりがはっきりとわかることが、試食会付きブライダルフェアに参加する最大のメリットといえるでしょう。
魅力2:試食はワンプレートからフルコースまで様々!フルコースが無料のことも
単に試食会といっても、その量や形式は様々。中には無料でここまで?と驚くような試食をできることもあります。
試食できる料理の量・形式は各式場で異なり、フェアの内容によっても変わります。
・ワンプレート(数種類の料理をひと口サイズで盛ったもの)
・コースのうち1~2皿提供
・フルコース
・ハーフコース
・デザートのみ
試食会の種類は、大きく分けると以上の5種類に分けられます。
通常、試食会の料金は無料が一般的ですが、フルコースの試食会は有料の場合もあるのでよく確認しましょう。
また、料理のボリュームなどをチェックしに行ったつもりが、当日提供される料理とはボリュームや素材の質が異なる場合があります。
あまり大きな声では言えませんが、自分たちの式場を選んでもらうために、実際よりも高価なコースの試食が用意されていることも。
あくまで試食会は式場側が「選んでもらうためのプレゼンの場」であり、新郎新婦は「その式場にするかどうか判断する場」だということを覚えておくと良いですね。
料理にこだわりたい人は、どの料理内容で提供される試食会なのか、予約時に確認が必要です。
また、試食した料理が見積りに入っている内容と同じか、追加料金が必要なのかは、必ず確認するようにしてください。
ワンプレート・1品などコース一部の試食会
ワンプレート、または1品などコースの一部を提供するのは、試食会の中でも代表的なパターンです。主に次の2種類に分けられます。
・前菜、メイン料理、デザートなどをひと口サイズで盛り付けたもの
・コース料理のうち、どれか1品を提供
フルコースの試食会
フルコースの試食会はとても人気があり、予約がすぐに埋まることもめずらしくありません。1万円前後、またはそれ以上する豪華なコース料理を堪能できるからです。
・前菜
・サラダ
・スープ
・パン
・魚料理
・お口直し
・肉料理
・デザート
・コーヒーor紅茶
フルコースというだけあり有料の試食会もありますが、中には無料でフルコース料理を提供している試食会もあります。とても人気のフェアなので、予約は早目にすることがマストです。
有料であっても、500円~数千円というお得な金額で試食できるフェアも多いので、料理にこだわりたい、ゲストに出す料理を試食しておきたいというカップルには本当におすすめです。
ハーフコースの試食会
フルコースの中から、前菜・メイン料理・デザートなどのおすすめメニューを抜粋したハーフコースを提供する試食会も多いです。
また、参加者が新郎新婦の場合のみにフルコース料理を提供したりと、様々なケースがあるようです。
フルコースに比べればボリュームは少ないものの、式場のおすすめメニューや、シェフの腕を実際に体験することができるので、同じく式場選びの参考になるでしょう。ハーフコースの場合、料金は無料のものが多いようです。
デザートの試食会
試食会がメインのブライダルフェアで、デザートのみ提供というパターンは、少ないでしょう。
ただシェフのいない平日や、結婚式が実施されない土日祝などのブライダルフェアに参加したときに、デザートのみの試食になる場合があるようです。
ホテルや専門式場の場合、婚礼料理ではなく館内レストランの料理提供の場合もある
ホテルや専門式場の場合、婚礼で提供される料理の試食ではなく館内レストランの食事券がプレゼントされるケースもあります。
この場合、お得ではありますが当日ゲストに出す料理を試食するという趣旨からは離れてしまうので注意が必要です。
繰り返しますが、試食会の内容は事前によく確認しておきましょう。
シェフがその場で調理の演出をしてくれることもある
試食会だけではなく、披露宴の演出体験が一緒に行わることもあります。
ゲストの前でローストビーフを切り分けたり、目の前でステーキを焼いたり、シェフが実際に行う演出を体験できる場合もあるのです。
中には、アルコール度数の高いアルコールで料理に香り付けをするフランベで迫力のある演出をしてくれることも。
調理中の良い香りや、シェフの手さばきを見ることができるだけでなく、できたての料理を食べることができ、当日のイメージとしてとても参考になるでしょう。
ここまで、試食会付きブライダルフェアのメリットや、種類について解説してきました。次の章では、「ブライダルフェアはカップルでの参加が必須?」「デート感覚で参加するのはNG?」という疑問にお答えしましょう。
結婚式が具体的でなくてもブライダルフェア参加はできる!デート感覚の参加も OK
試食会への参加に興味があっても、「ブライダルフェアは必ずカップルで参加するもの」「気軽に参加はできない」ものだと、躊躇する人も多いかもしれません。しかし、決してそんなことはありません。
試食会は1人や友人・家族との参加、まだ結婚式の日取りなどが決まっていないデート感覚の参加もOKなのです。
試食会に1人で参加しても大丈夫!
パートナーが忙しくて参加できない、急きょ都合が悪くなり参加できないという場合などは、試食会に1人で参加することも可能です。
1人でブライダルフェアに参加したことのある女性は全体の7.9%(ハナユメ調べ)です。これは約12人に1人の割合なので、特別めずらしいというわけでもありません。
しかし、試食会の料理は2人分提供されることが多いので、1人で参加する場合は事前に式場に伝えておくようにしましょう。
相手が行けないのであれば、代わりに親や友人と2人で参加するのも良いでしょう。式場によっては、友人との参加がNGな場合もあるので、どちらにせよ、カップルの2人以外で行く場合には同じく事前に伝えておくのが良いでしょう。
デート感覚でブライダルフェアに参加してもOK!
試食会の多くは無料であるため、気負わず参加できることがメリットの1つでもあります。
結婚式についてはまだ具体的に決まっていないカップルでも、デート感覚で気軽に参加してOKです。
実際のところ、デート感覚で参加したというカップルは全体の40%もいます(ハナユメ調べ)。
料理は、ゲストの満足度に影響してくる大事なポイントです。式場も、選んでもらうために料理には特別力を入れているので、式場を探しているカップルには、試食会はぜひ積極的に参加してほしいイベントです。
ここでは、試食会への参加は1人でも、カップルでデートとして参加してもOKであることをお話ししました。次は、試食会を選ぶときのポイントを3つ、ご紹介します。
試食会付きのブライダルフェアを選ぶ時のポイント3つ
前述した通り、試食会付きのブライダルフェアはとても人気が高く、料理のボリュームや形式も様々です。より試食会付きブライダルフェアを有意義にするために、次の3つのポイントに注意して選びましょう。
ひとつずつ補足しながら説明していきます。
1.事前に必ず予約!締め切り日時に注意
試食のボリュームが多い試食会は、仕込みや材料の発注などの準備のため、事前予約なしでは参加できない場合も少なくありません。
予約制と特に記載されていなくても、せっかく足を運ぶのですから、確実に試食するためには事前に予約することをおすすめします。
予約を考えている場合は、締切日時に注意しましょう。早いところだと、3日前に締切る場合もあります。
また、人気の式場では、1週間以上前から満席になることもあるので、予約は早めに済ませましょう。
当日に急きょ参加したいとなった場合も、事前に電話をして参加可能かどうかを確認してから、式場に向かうのが確実です。
2.事前に出される料理のボリュームをよく確認
繰り返しになりますが、フルコースかワンプレートかなど、料理のボリュームは事前に確認しましょう。フルコースが無料で食べられる試食会はそれほど多くありません。
Web上の表記だけでは、料理のボリュームが分かりづらいという場合もあるようなので、心配ならば予約時に確認しておくと確実です。
せっかく料理のボリュームやコース全体の構成を体感したくて参加したのに、希望のものが出てこなかったなどということがないように気を付けましょう。
平日開催のフェアがおすすめ
平日に試食会を行っている式場もあります。
平日は休日に比べて参加者も少なく、ゆったりとした雰囲気でフェアに参加することができます。休日に比べ予約も取りやすいので、仕事終わりにパートナーと参加するのもおすすめです。
ただし、前述の通りシェフが不在の場合などはデザートのみの試食などのケースもありますので注意してください。
3.決定する可能性の高い式場は試食会に参加しておくとベター
本命の式場は、ぜひ試食会付きのブライダルフェアに参加して料理の質を確認しておきましょう。
ちなみに本命の式場の場合、3件目のブライダルフェアに参加するのがおすすめです。
初めてのフェア参加だと気持ちも舞い上がってしまいますが、3件目ともなるとチェックポイントも見えて知識も増え、雰囲気にもなれてくるので、冷静に比較・判断することができます。
ここでは、試食会を選ぶときに重要なポイントを3つ解説しました。では、実際試食会に参加したときにチェックすべき項目をお伝えしていきます。
試食会付きブライダルフェアのチェックポイント一覧
試食会では、次のポイントについてチェックしておきましょう。
・サービススタッフの料理の説明や、提供の仕方は丁寧か
・料理は「温かいものは温かく」「冷たいものは冷たく」提供されているか
・グラスやカトラリーはキチンと磨かれているか、汚れはないか
・テーブルに座ったとき、1卓あたりの人数は適当か(実際の披露宴会場で試食する場合)
・アレルギーなど個別対応してくれるかどうか
料理の味や見た目、提供時の温度などの料理の質に関する部分のほかにも、接客や食器などサービスに関する部分もチェックします。
また、アレルギーがあるゲストや子どものゲスト用のメニューや、オリジナルメニューに対応してくれるかの確認も重要です。
メニューにないドリンクの追加注文や、料理演出について、新郎新婦は控室で料理が食べられるかなどの点も確認すると良いでしょう。
ウエディングケーキにこだわりのあるカップルは、ケーキの種類や演出、追加料金についても確認しておけると検討材料になります。自分たちのイメージするものが作ってもらえるかどうか聞いておきましょう。
その他、食べた料理コースのランク・シェフのこだわりを確認しておこう
料理はシェフの腕の見せ所であり、こだわりがあるはずですので、試食会では存分に味わって確認しましょう。
また、式場では数種類のランクのコースを準備しています。結婚式当日のコース内容の選び方には次のようなものがあります。
・基本のコースを決め、メイン料理だけ別のコースのものにするなどの調整をする
・前菜~デザートまで、1品ずつ選ぶ(プリフィクス方式)
・シェフと相談して、コース内容をオリジナルに作成する
テーブルごとに料理のランクを変えることはできません。既存のものとは別にオリジナルコースを作成する、新郎新婦の思い出の料理などを再現してくれるなどの式場もあるので、相談してみましょう。
料理は写真に残しておくと後で比較できて便利
何件かの試食会に参加する場合、多くの料理を試食することになるでしょう。
後でしっかり比較できるように、写真を撮影したりメモを取ったりして記録しておくと便利です。
また、先ほどもお伝えしましたが、その料理がどのランクのコースの料理なのかしっかりと確認しておく必要があるでしょう。
試食会でチェックすべきポイントについてについてお話ししました。
では、こうした試食会付きのブライダルフェアは、どこで選べば良いのでしょうか?次の章では、希望の試食会を探すときに便利なサイトをご紹介します。
試食会付きのブライダルフェアはハナユメが探しやすい
試食会付きのブライダルフェアを探すなら、結婚式場紹介サイトでの検索が簡単で便利です。
私が特におすすめしたいのは、フルコースやワンプレートなど、試食の量からフェアを検索できるハナユメです!
早速、ハナユメでフルコース料理の試食ができるブライダルフェアを探す。
ハナユメで実際に試食会付きのブライダルフェアを探してみましょう。
日付の右隣に書かれた「試食あり」の表示が目印です。
「ハーフコース試食」「フルコース試食」などという表示で、料理のボリュームも確認できます。
希望のブライダルフェアが見つかったら、「参加予約する」をタップします。
希望のブライダルフェアについて詳細を確認します。氏名、電話番号、メールアドレスなどの必要項目を入力して、予約完了です。
まとめ
・試食会はほとんどが参加無料、デート感覚で参加するのもOK
・試食会付きのブライダルフェアは、ハナユメで探すのがおすすめ
結婚式の料理は、ゲストの満足度に影響してくる重要なポイントです。事前に試食会の詳細をチェックし、予約を忘れずに行ってください。
結婚式について具体的に決まっていないカップルでも、参加をきっかけに話が進んだ!という結果も期待できるかもしれません。ぜひ、デート感覚で参加してみましょう。
以上、ブライダルフェアの試食会についての記事でした。