プロポーズは人生のうちでも大事なイベントの一つ。
プロポーズをすることは決めたけれど、どんなプロポーズをしようかあせっている男性は多いはず。
プロポーズを受ける彼女にとっても「いつしてくれるんだろう?」「婚約指輪はどんなものをもらえるのかな?」と期待もありドキドキしていると思います。
しかし実際には、婚約指輪は高価なものなので、そう簡単に買えるものではありませんよね…。
そこで今回は、プロポーズ時の婚約指輪に対しての不安を解消するために、女性側の意見の紹介と、婚約指輪に変わるプレゼントでも成功させるための秘訣をご紹介します。
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この記事の目次
彼女の本音!プロポーズ時に指輪がないのはアリ?ナシ?
プロポーズといえば…どんなシチュエーションやアイテムを思い浮かべますか?やっぱり「まずは指輪でしょう!」と思う女性も多いのかもしれませんが、プロポーズのときに指輪は必須アイテムなのでしょうか?「結婚はこれから」という女性へのアンケートや既婚女性の体験談から探っていきましょう。
プロポーズの時に婚約指輪をもらった女性は約3割!
ハナユメの調査によると、「プロポーズの時婚約指輪をもらいましたか?」に対して、「サプライズで婚約指輪をもらった」が16.4%、「一緒に選びに行った婚約指輪をもらった」も同じく16.4%で、合計32.8%の方がプロポーズの時に婚約指輪をもらったと回答しています。
プロポーズというとなんとなく婚約指輪のケースをパカッと開けて・・・のイメージが強いですが、案外少ないのが分かります。
さて次の章では、婚約指輪を渡さなくても、どうすればプロポーズを成功させられるのか、攻略法を考えていきましょう!
婚約指輪なしでもプロポーズを成功させるコツ
これまでにたくさんカップルと関わってきた元ウエディングプランナーの私の意見としては、ステキなプロポーズさえできれば、婚約指輪の有無は関係ありません!
そのための重要なポイントをおさえておきましょう♪
彼女がどんなプロポーズを望んでいるか事前にリサーチしておく
プロポーズで一番大切なのは、プロポーズをする本人の気持ちであることは間違いありません。
結論から言えば、婚約指輪は「お金がないから必要ない」と彼女が思っているようなら、無理して婚約指輪を準備しなくてもOK!
しかし、プロポーズのことが後々にも記憶に残るよう、なにかしらの記念品などは準備するといいかもしれませんね。
高価なものではなくても婚約指輪に代わる何かをプレゼントするべきでしょう。
「そろそろ彼女にプロポーズをしよう」と思い始めたら、まずは彼女の希望をリサーチしてみることを心がけましょう。
婚約指輪に変わるおすすめのプレゼント5選
それでは、婚約指輪がない場合、どういったプレゼントをすると喜ばれるのでしょうか?
いくつか挙げますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.花束
まずは王道のプレゼントで、鉄板の人気を誇るのが花束。
ただし、プロポーズは一生のうちの一大イベントですから、特別な日にふさわしい花束をプレゼントしましょう。
例えば、高級感も感じられるたくさんのバラの花束はどうでしょうか。
バラのプレゼントは、本数によって花言葉が違います。
花束にステキな意味も一緒に込めてプレゼントしましょう!
・100本「100%の愛」
・101本「これ以上ないほど愛しています」
・108本「結婚して下さい」
バラの花束をプレゼントされるのを夢見ているという女性もいることでしょう。
両手いっぱいの本数に花言葉を添えてプレゼントすれば、婚約指輪以上のインパクトを与えられそうですね♡
2.ネックレス
婚約指輪にかかわらず、「プロポーズではアクセサリーを贈ってほしい」という女性はやはり多いもので、ネックレスは指輪に並んで人気のプレゼントです。
「女性のアクセサリーを選ぶのは難しい!」という男性の声もよく聞きますが、ネックレスは指輪と違ってサイズを気にしなくていいのもありがたいですね。
プレゼントの際に、男性がネックレスを首の後ろで留めてあげるのも、女性にとってはなかなかの胸キュンシチュエーション♪指輪と同じように、常に身に付けていられやすいのも良いですね。
3.腕時計
アクセサリー同様に、女性に喜ばれるプレゼントとして腕時計が挙げられます。
「仕事の際にダイヤの婚約指輪はつけづらい」、「時計であれば長く愛用できるので」といった声も多く、指輪よりも時計を選ぶカップルも増えてきているそうです。最近では「婚約指輪」ならぬ「婚約時計」という言葉もあるほど。
結納返しもペアの時計を選んでお揃いにする、というカップルもいるようで、時計に刻印などをして2人の結婚の記念にするのもいいですね。
また、時計を贈ることで「これからは人生の時間をともに刻んでいこう」という意味も感じてもらえるので、プロポーズには最適のアイテムの1つです。
4.手紙
インターネット、スマホを持つことが当たり前となった今では、手紙を書くという行為自体が非日常的なものになっている人は多いでしょう。特に男性は筆不精な人、手紙を書くのが苦手、という人も少なくないのでは…?
だからこそ、プロポーズの際に手紙を用意して手渡すと、彼女に大きなインパクトを与えてくれるはずです。
普段うまく伝えられないことをしっかり伝えるためにも、時間をかけて手紙をしたためてみてはいかがでしょうか?
手紙にすることでメッセージが形として残るのも、女性にとっては嬉しいものです。
手紙を渡すタイミングや、自分が読み上げるのか、相手に読んでもらうのかどうかなど、演出にもこだわってみるといいですね。
5.アルバム
一緒に旅行やお出かけをするのが多いカップルには、アルバムのプレゼントも◎。
例えば、今までの2人の思い出を1冊にまとめながら、アルバムの後半は写真を入れずにあえて空白にすれば「これからも一緒にたくさんの思い出を作ろう」という意志表示もできますね。
最近は写真もデジカメやスマホで撮るのが多くなり、紙のアルバムに整理することが少なくなりつつあるからこそ、意味深いものになるはずです。
プロポーズ時のオススメの場所はどこがいい?
プロポーズはいつもと違うシチュエーションで張り切って…と考えがちな男性が多いかもしれませんが、アンケートをとってみると、実は、「いつもと変わらない雰囲気で」「思い出の場所で」という回答が意外と多いことがわかります。
意外にも「高級なレストランなどで」との回答は11.9%と、実は少数派であることが分かります。
また、プロポーズをされたことがある女性への調査では、最も多いシチュエーションは「家などいつもと変わらない雰囲気の中プロポーズされた」が全体の36.4%を占めているほど…!
ただし、婚約指輪を用意しない場合は、高級レストランなどをプロポーズの場所として選んだ方が、特別感も味わえるのでいいかもしれませんね。
プレゼントの内容にしろ、場所にしろ、プロポーズには様々な選択肢があるのが分かります。彼女の好みをしっかり理解したうえで、2人にとって思い出に残るプロポーズになるといいですね。
次は、どうしても婚約指輪を渡すことにこだわりたいという人に、なんとかして手に入れるための方法をいくつかお教えしましょう。
金銭的に厳しい…、でもどうしても彼女のために婚約指輪を手に入れたい!
婚約指輪にかける費用は、どれくらいなのでしょうか?ハナユメの調査では、婚約指輪の平均費用は30.0万円でした。
決して安い買い物ではないですから、この金額を見て「経済的に無理…!」となってしまう男性も多いと思います。
でも、やっぱり婚約指輪ははずせない!と考える男性もいるでしょうし、彼女が婚約指輪を期待している場合もあるでしょう。婚約指輪をどうやってゲットするか、代替案や方法を考えてみましょう。
ファッションリングにする
「婚約指輪」というと、ダイヤのついた立派なもの、というイメージが一般的に先行しているかもしれません。
でも、よくよく考えてみると、婚約指輪には特に定義はありません。
また、イメージだけを優先させて婚約指輪を男性が準備した場合、果たしてそのチョイスが女性にとってベストなのかどうかも少し不安ですよね…。
婚約する2人が納得して決めたものであれば、ファッションリングでも「婚約指輪」になるわけです。
私も実は婚約指輪はファッションリングでもOK派…というか、むしろそっちの方が嬉しい派、でした。金額ではなく、好みやスタイル、2人の想いを反映させた指輪を用意するのもよいのではないでしょうか。
1年後に婚約指輪を購入する
プロポーズをするタイミングは人それぞれ。婚約指輪を用意するためにお金を貯めてから…という人もいるかもしれませんが、時期よりも大事なのは結婚したいという気持ちでしょう。
プロポーズのタイミングで婚約指輪を用意するのが経済的に難しい場合、彼女に正直に「今はお金に余裕がないけれど、1年後にはプレゼントさせてほしい」と伝えるのはどうでしょうか?
「お金がないから、婚約指輪はあきらめて…」と話すよりも、彼の真摯な気持ちに、彼女は感激するはずです。
クレジットカードのローンやボーナス払いで購入する
婚約指輪を購入する際、支払いは皆さんどのようにしているのでしょうか?友人何人かにしたアンケートでは、次のような結果が出ています。
第2位「現金」……40%
第3位「クレジットカード(ボーナス払い)・その他」……12%
一番多いのがクレジットカード(1回払い)での支払いです。現金を持たずに済む、という理由や、クレジットカードのポイントを貯めたいから、という理由でも選ばれているクレジットカード。
また、「分割払い」や「ボーナス払い」を利用すれば、婚約指輪を買うには「あとちょっと足りない!」という問題が解決できます。ただ実際に利用している人はかなり少ないので、できれば最終手段にしましょうね。
それでは、「プロポーズの際に婚約指輪がなかった」という女性のコメントを見てみましょう。
実際に婚約指輪なしのプロポーズを受けた女性の割合と感想
この章では、婚約指輪なしのプロポーズを経験した人の「実際の声」を紹介していきます。
婚約指輪がなくても、結婚指輪にこだわったんですね。
また、おつきあいしているときからつけていたペアリングも大切にされるようで、仲の良さが伝わってきます!
こちらのカップルも婚約指輪なしでも、結婚指輪を大切にされてきたんですね。しかも、結婚10周年を記念して、結婚当初からの約束だった指輪をプレゼントなんて…!うらやましいです!
こちらの花嫁さんも婚約指輪は必要ないという代わりに、じっくりと時間をかけて結婚指輪を2人で選んだようです。一生モノのリングとして、2人で費やした時間も大切な思い出になったみたいです♪
プロポーズを受けたけど、自分のイメージと離れていた方へ
プロポーズのイメージをずっと思い描いてきたという女性も少なからずいるはずで、「自分の想像とは違った…」としょんぼりしてしまう人もいるかもしれません。
そんなときは、プロポーズの第二弾をリクエストしてみるのも1つの手です。
婚約指輪がなかった場合、「急がないから、2人の思い出の品をプレゼントしてほしいな…」とおねだりしてみるのはどうでしょうか。後々にまで残念な気持ちを引きずって後悔するよりも、自分の気持ちを伝えてステキな思い出を増やしましょう♪
まとめ
・無理に婚約指輪でなくても、腕時計や手紙などをプレゼントするのもアリ
・婚約指輪の購入はクレジットカードが最も多い
やっぱり婚約指輪には憧れる女子も多いもの…。
昔は「給料3か月分」なんて形容されることもありましたが、たくさんのお金を指輪につぎこむのか、それとも新婚旅行や二人の今後の生活のためのお金とするのか、現代では考え方もさまざまですよね。
ちなみに私は、婚約指輪はもらっておらず、それについて話し合ったことすらありません(涙)。
婚約指輪が給料3か月分の価値とするなら、指輪は必要ないので、ちょっとリッチな海外旅行にでも連れて行ってほしい!と私は思うのですが…、みなさんはいかがですか?
でも、大切なのは金額や形ではなく、やっぱり「気持ち」!
2人の良い思い出になるプロポーズを演出してみてくださいね♪
以上、指輪なしのプロポーズについての記事でした。