ブライダルフェアを予約したのはいいけれど、当日何を着ていけば良いの?と悩んでいませんか。
結婚式場に行くのだから、フォーマルなドレスやスーツがマストなのか気になりますよね。
ズバリお答えすると、ブライダルフェアに着ていく服装に決まりはありません!
ただし、ラフすぎる格好や式場にそぐわない清潔感のない格好はNGです。
ではどのような服装がベストなのか、コーディネート例を交えながらご紹介します。
まずは女性の服装についてお伝えするので、男性の服装については、【男性編】ブライダルフェアに参加する際の服装を選ぶポイントから読んでみてくださいね。
ブライダルフェアに行こう!
この記事の目次
ブライダルフェアに着ていく服装は自由!ただし清潔感がポイント
ブライダルフェアでは、基本的にドレスコードはなく、着ていく服装は自由です。でも、何でも良いというわけではありません。清潔感や誠実さは最低限のマナーとして大切です。
ブライダルフェアの日には、実際の結婚式が行なわれていることもよくあります。そのため、結婚式のゲストと鉢合わせする可能性もありますし、ホテルが会場の場合は施設内のレストランを利用する客とエレベーターで一緒になることもあります。
さらに、最寄駅から式場まで送迎バスに乗る場合も、結婚式に出席するゲストと同乗することも。
そんな時にこちらがあまりにもラフな格好だとお互いに気まずいですよね。そうした状況を避けるため、ブライダルフェアに出かけるときには、清潔感のある「きれいめ」の服装を心がけることがポイントです。
では、具体的にどんな服装を選べば良いのでしょうか?続いての章で詳しくご紹介していきます。
ブライダルフェアに着ていく服装を選ぶポイント
ブライダルフェアへどんな服を着ていこうかな?と迷ったら、まず覚えておきたい5つのポイントがあります。
1. お出かけ用のきれいめの服装を意識する
2. 歩き回るのでヒールが低めの靴がオススメ
3. 試着会があるなら脱ぎ着しやすい服装で
4. 季節に関わらず式場内の寒さ対策に羽織ものを用意した方が良い
5. 式場の雰囲気に合わせるとなお良し
それぞれのポイントを、順に詳しくご紹介していきましょう。
1.お出かけ用のきれいめの服装を意識する
最初のポイントは、お出かけ用コーディネートを意識したきれいめの服装をセレクトすること。ただし、きれいめといっても、実際の式に出席するようなお呼ばれのドレスを着る必要はありません。
ブライダルフェアではカップルで写真を撮影してもらえることもあります。せっかくステキな空間で撮ってもらえるのですから、普段着より少しきれいめの服装の方が映えますよね。撮った写真は、結婚式での生い立ちムービーに使用することもできます。
きちんとした服装をしていると、式場スタッフに与える印象も良いでしょう。大切なお客様として案内してもらえると、色々質問もしやすいですよね。
2. 歩き回るのでヒールが低めの靴がオススメ
また、2つめのポイントとして忘れてはいけないのが、靴選びです。
会場内はチャペルや披露宴会場などいくつかの場所に分かれており、それぞれを見学するためにかなり歩き回ります。ヒールの高い靴を選んでしまうと、後半になって足が痛くて歩けない…なんていうことも。
だからといって、スニーカーはカジュアルすぎるので避けたいところ。長く歩いても疲れにくい、ローヒールの靴やフラットシューズを選ぶのがオススメです。
3. 試着会があるなら脱ぎ着しやすい服装で
3つめは、ブライダルフェアの内容によっても、服装を選ぶ必要があるという点です。
特にドレスの試着会がある場合は、脱ぎ着しやすい服装がベストです。タートルネックなどの脱ぎにくい服装は避けましょう。ドレスに合わせてヘアメイクをしてくれる場合もありますので、ボタンのついた前開きの服だと、着替える際に髪型も崩れません。
また、脱ぐのに時間がかかるブーツはNG。ドレスに合わせヒールも試着するので、タイツよりもベージュ系のストッキングを着用しましょう。
色の濃い厚めのタイツだと、ドレスから透けてしまいますし、ヒールのジャストサイズもわかりにくくなってしまいます。
4. 季節に関わらず式場内の寒さ対策に羽織ものを用意した方が良い
カーディガンやストールなどの羽織物を用意するのも、押さえておきたいポイントです。会場見学の際に、屋外へ出ることもあります。ちょっと寒いなと感じたら、さっと羽織ることができます。
また、夏は式場内での冷房対策に羽織物が大活躍。式場はお酒を飲む人も快適に過ごせるよう、冷房を強めに設定しているところが多いので、薄着だと少し寒くてフェアの内容に集中できないかもしれません。
屋内外の温度差対策をしっかりしていくことが大切です。
5. 式場の雰囲気に合わせるとなお良し
最後のポイントとして、周りの雰囲気から浮いてしまわないよう、式場の雰囲気に合わせて服装を選ぶことができると、さらに良いですね。ホテルならより格式の高いイメージでかっちりと。レストランなら少し柔らかめのコーディネートがオススメです。
ブライダルフェアにふさわしい服装選びのポイントが理解できたところで、具体的にどんな服を選べば良いのか、写真をみながら詳しく紹介していきます。
ブライダルフェアの服装モデルコーディネート
きれいめスタイルがベストなのはわかったけれど、実際にどんなアイテムを着用すれば良いの?と迷ってしまう人のために、この章では実際のコーディネート写真も紹介しながら、スタイルごとに詳しく解説します。
まずは女性編。「ジャケットスタイル」「ワンピーススタイル」「パンツスタイル」の3つのスタイルに分けて、ブライダルフェアにぴったりの服装を提案していきます。自分好みのスタイルを見つけて、当日の洋服選びの参考にしてみてくださいね。
ジャケットありスタイル
ジャケットありのスタイルは、少しかしこまった雰囲気のホテルや高級レストランなどで開催されるブライダルフェアにオススメです。
ひざ丈のフレアスカートや、スラックスに合わせてもOKですし、トップスもシャツやブラウスなど色々なアイテムに合わせられます。シャツは色や柄も豊富なので、自分好みのコーディネートを楽しめますね。
少しカジュアルなパンツやスカートをセレクトした場合でも、ジャケットがあればカチッとした印象にキマります。
ワンピーススタイル
女性らしいスタイルに仕上げたいなら、ワンピースがオススメです。素材や形次第で、様々な雰囲気の会場に馴染みます。
例えば、光沢のある素材のスタイリッシュなデザインのワンピースなら、格式が高めのホテルでもフォーマルに演出できますし、やわらかな素材でふんわりしたフォルムのワンピースは、少しカジュアルなレストランにぴったりです。
また、式場内の冷房対策や温度調節のために持参するカーディガンやストールなどの羽織物とも合わせやすいのがうれしいポイントです。
ただ、ドレス試着会のある場合は、ヘアセットしてくれる場合もあるので、上からかぶるタイプのワンピースは避けた方が無難です。後ろにファスナーのあるタイプなら、髪型も崩れず脱ぎ着しやすいですね。
パンツスタイル
スマートな印象に仕上げたいなら、パンツスタイルをセレクトしましょう。フェアではチャペルや披露宴会場など、各会場を歩く時間が多いので、動きやすいのがメリットです。
基本的にブライダルフェアにはドレスコードはないので、必ずしもスカートを履かなくてはならないということはありません。
ただ、パンツをセレクトする際も「きちんと感」は意識しましょう。クラッシュが入ったデニムなど、カジュアルすぎるパンツは避けるべきです。オフィスカジュアルとしても許容できる範囲がベターです。
デニムパンツを選ぶならジャケットとの組み合わせが○
デニムパンツをセレクトしたいという場合は、前述のジャケットと組み合わせるのがオススメ。適度にフォーマル感を演出してくれるので、ボトムがデニムでもトータルできちんとしたイメージのスタイルに仕上がります。
女性向けのブライダルフェアにふさわしい服装をご紹介しました。続いては、男性編です!
【男性編】ブライダルフェアに参加する際の服装を選ぶポイント
男性もブライダルフェアに参加する際の服装は、基本的に自由です。でも、やはり何でも良いというわけではありません。男性の場合も「きちんと感」を出すことが大切です。
具体的には、次の3つのポイントを押さえておけば大丈夫です。
1.ラフすぎる格好はNG
2.パンツにシャツやカットソー、ジャケットが王道スタイル
3.夏場は襟のついたポロシャツもオススメ
では、実際のコーディネート写真をみながら、詳しく解説していきしょう。
1.ラフすぎる格好はNG
まずは、こんな服装は避けたい、NGコーディネートです。
カジュアルすぎるハーフパンツやスニーカー、サンダルはNGです。周りから浮いてしまい、他のカップルから冷ややかな目で見られてしまうことも…。
男性の場合、ボトムはデニムでも問題ありませんが、Tシャツと組み合わせてしまうとラフすぎるので、襟付きのシャツと合わせるのが無難です。
また、女性と同じく穴の開いたダメージジーンズは避けましょう。
2.パンツにシャツやカットソー、ジャケットが王道スタイル
男性の王道スタイルは、パンツにシャツやカットソーを合わせたスタイル。そこにジャケットをプラスすれば、フォーマル感を演出でき、格式の高いホテルや高級感のある会場にもぴったりです。
ジャケットの色や素材のセレクトで、色々なスタイルを楽しめるので、好みや季節に合わせてぴったりのものを選ぶと良いですね。
3.夏場は襟のついたポロシャツもオススメ
夏の暑い時期は、どうしてもカジュアルなスタイルになりがちですが、やはり襟付きのシャツがベスト。ちょっと暑苦しいな…という時は、襟のついたポロシャツも爽やかな印象を与えられるのでオススメです。
夏は使用できるアイテムの数が少なくなりがちですが、シンプルで清潔感のある服装を心がけることが大切です。
ここまで、男女別にブライダルフェアへ参加する際の具体的な服装を紹介してきました。服装がバッチリ決まったら、持ち物も忘れず準備したいですよね。
続いては、ブライダルフェアに持っていくべきアイテムについてです。
ブライダルフェアに持っていくべき3つのアイテム
ブライダルフェア当日の持ち物もしっかりチェックしておきましょう。フェアの内容によっても異なりますが、まず最低限持っていくべきアイテムはこの3つです。
・カメラ(スマホカメラ可)
・メモ・筆記用具
当日はパンフレットや見積りなどの資料をもらうため、入れて持ち帰れるような大きめのバッグが安心です。
また、気になるウエディングドレスやチャペルの雰囲気などを撮影し、後で見返すことができるようカメラも必須アイテムです。
会場でふたりの記念撮影を撮ってもらうときにも活躍してくれます。もちろん、スマホのカメラ機能でもOKですが、空き容量には注意してください。
気づいたポイントや疑問点をメモするために、ノートや筆記用具も最低限準備したいもののひとつです。
ドレス試着会の場合は、追加で3アイテム持って行こう
ウエディングドレスの試着会があるブライダルフェアの場合は、さらに追加で以下の3つのアイテムを持っていきましょう。
・ストッキング
・ベアトップブラ
ドレス試着の際、髪がじゃまにならないようさっとまとめるためにヘアゴムやシュシュを用意しましょう。もしくは当日のヘアスタイルをアップでまとめていけば、試着がスマートに進められるので良いですね。
厚いタイツや靴下に比べヒールの試着がしやすく、当日のイメージもしやすいので、試着時はストッキングがベスト。寒い季節など、タイツ着用で行く時はひざ下丈のストッキングを持参しましょう。
また、ドレスは肩や背中を露出するタイプが多いので、下着の肩紐が見えないよう、ベアトップブラがオススメです。
メイクはしっかり仕上げていくと本番がイメージしやすい
当日、準備に手間取ってしまい、メイクにかける時間があまりなかった…ということもあるかもしれませんが、ブライダルフェアへ行く時はメイクもきちんとしていくのがベストです。
本番は華やかなドレスに合わせて、メイクも普段よりしっかりと仕上げます。メイクをきちんとしてあれば、ドレスに合わせて本番のイメージがしやすく、自分にどんなドレスが似合うのかもわかりやすいですよ。
夏場は日よけアイテムがあると便利
また、夏場は、日傘やつばが大き目の帽子など、日よけアイテムもあると便利です。
ガーデンのある会場だと、屋外で過ごす時間も長くなります。暑くて説明が耳に入らない、なんてことになるともったいないですよね。日焼け止めもしっかり塗っていきましょう。汗をかいた時のために、ハンカチや制汗シートもあると良いですね。
まとめ
・ラフすぎるのはNG!写真を参考に自分に合う服装をセレクトしよう
・大き目バッグがベスト。カメラやメモなど最低限の持ち物も忘れずに
デート気分で気軽に参加できるブライダルフェアですが、カジュアルすぎる服装でその場の雰囲気から浮いてしまっては、せっかくのフェアも楽しめません。この記事を参考に、ぴったりの服装が決められると良いですね。
以上、ブライダルフェアに着ていく服装を選ぶポイントについての記事でした。