ゴールデンウィークに結婚式を挙げようと思うと、旅行の予定だったゲストに迷惑がかからないかと心配になる方も多いと思います。
そこで今回は、ゴールデンウィークに結婚式を挙げるメリット&デメリット、招待するゲストにどう配慮すべきかをご紹介します。
この記事を読めば、ゴールデンウィークに結婚式を行うかどうかを決めることができるはず!
この記事の目次
ゴールデンウィークに結婚式って迷惑?3割以上が迷惑と回答
「ゴールデンウィークに結婚式を挙げたい…けど招待される側は迷惑かな?」と悩んでいる人もいるかもしれませんね。
では、実際はどれくらいの人が迷惑だと感じているのか、詳しくチェックしてみましょう。
やっぱり困る、誘われて困る日程アンケートで第4位
2位:年末(75.50%)
3位:クリスマス(42.57%)
4位:ゴールデンウィーク(34.41%)
4位:夏(34.41%)
「ハナユメ」が実施したアンケートによると、1位、2位の年末年始は圧倒的ですが、当然の結果ですね。
3位のクリスマスもすでに予定があるゲストからは非難を浴びそうです。
そして、4位にランクインしたのがゴールデンウィーク。3割以上の人が迷惑だと思うという結果になっています。
やはり、一年で一番大きな連休なので他に優先したい予定がある人は多いでしょう。
かなり親しい友人であれば喜んで参列したいと思いますが、付き合いの薄い友人なら、楽しみにしていた他の予定をキャンセルしなければならなかったり、結婚式の欠席連絡をしたりするのが面倒だと思われてしまう可能性は高いですね。
家族と過ごす人も多いので、ゲスト本人に迷惑と思われなくても、ゲストの家族からは迷惑がられる可能性もあるかもしれません。
欠席連絡の覚悟はしておく
ゴールデンウィークに結婚式を挙げる場合は、できるだけ早く、ゲストに招きたい人が他の予定を入れてしまう前に結婚式の日取りを伝えるようにしましょう。
それでも他の日取りよりも欠席の連絡が多くなることは覚悟しておいた方がよいかもしれません。
また、出席のゲストも他に優先したい予定ができてしまった場合は、残念ながらドタキャンされる可能性も。
絶対に空席をつくりたくない場合は、確実に出席してくれそうな人をゲストに選ぶのも手ですね。
それでもゴールデンウィークに結婚式を挙げるカップルは多くいます。
なぜ、迷惑がられる可能性のあるゴールデンウィークを選ぶのかを次の章でみていきましょう。
ゴールデンウィークの結婚式は費用がお得になりやすい
一般にゴールデンウィークのある5月は、結婚式の人気シーズンの中でも人気のある月です。
人気シーズンは料金も高めに設定されているのが普通ですよね。
しかし、そんなハイシーズンの5月でもゴールデンウィーク割引プランのある結婚式場だと、安く結婚式を挙げることができるんです!
ただし、ゴールデンウィークの中でも初日は人気のため、費用は下がりにくい傾向があります。
逆に中日(なかび)の平日は費用が一番安くなり、ハイシーズンの中での最安で結婚式が挙げられる可能性も!
また、Uターンラッシュの5日や6日も費用は下がりやすく、お得に結婚式を挙げられる可能性が高くなっていますね。
しかし、ゴールデンウィークの最終日は家でゆっくりしたいと思うのも自然なこと。
最終日に結婚式というのも、ゲストからは避けてほしいと思われる可能性は高そうです。
簡単に言ってしまえば、【ゲストから迷惑がられそうな日=人気のない日=安くなる】ということですね。
それでも、ゴールデンウィークの方が参加しやすいというゲストが多いのであれば、ゲストの都合がつきやすく、人気シーズンなのに費用も抑えられる最高の日程といえるでしょう。
一番安くなる中日の平日を選ぶのであれば、前述の通り欠席連絡を覚悟する必要がありますし、中にはゴールデンウィークといえど平日なので、普通に仕事があるという人も多いでしょう。
サービス業に就いているゲストは繁忙期で休むこともできない可能性もあります。
同じゴールデンウィーク中でも、ゲストによって参加しやすい日は異なるので、ゲストの中でも参加してほしい人のスケジュールを考慮して日程を選ぶのもいいかもしれません。
次の章ではゴールデンウィークに結婚式を行うメリット&デメリットをみていきたいと思います。
ゴールデンウィークに結婚式を行うメリット&デメリット
メリット1.人気月なのに費用が安い
すでにご紹介の通り、ゴールデンウィークはゲストにとっていい日程とは言えないため、人気シーズンの5月にしては人気がありません。
そのため、結婚式場側もその日程で結婚式を挙げてもらうために、割引や格安なプランを用意している場合があります。
メリット2.準備や式後にゆっくりできる
日曜日や祝日に結婚式を挙げると、結婚式の翌日から仕事!なんて人も多いですよね。
しかし、連休のゴールデンウィークであれば、結婚式の前日や翌日にゆっくりすることができます。
結婚式は意外と疲れてしまうので、翌日にゆっくりできるのはポイントが高いですね。
お互いの地元が遠方の場合は集まりやすい
地元が遠方の場合は、普通の土日休みではなかなかゲストも集まりにくい可能性も。
しかし、連休であれば遠方のゲストも集まりやすく、特に親戚は連休にしか集まらないということも多いでしょうから、身内だけの結婚式にするのなら、ゴールデンウィークの結婚式は歓迎されるかもしれませんね。
デメリット1.やっぱり迷惑だと思われる可能性がある
やはり迷惑だと思われる可能性は避けられませんし、迷惑を通り越して非常識だと思われる可能性もあります。
結婚式というおめでたい場にそういった指摘を受けるのはもったいなく感じてしまいますよね。
デメリット2.交通費や宿泊施設が割高になっている
交通費が多少高くなるだけではなく、予約するのが遅れると新幹線や飛行機のチケットが取れない!なんてこともあります。
宿泊施設も観光地や近隣で大規模なライブなどイベントがある場合は、すでに満室になっている可能性も。
デメリット3.中日だと予定があり欠席の可能性が高い
中日はゴールデンウィークの中でも一番欠席連絡の可能性が高くなります。
実際、私も地元の友人がゴールデンウィークの中日に結婚式を挙げることになり、泣く泣く欠席の連絡をしたことがあります。
中日はカレンダー通り仕事の人もいれば、すでに家族で帰省や旅行に行っている人も多くいるタイミングです。
ゲストを集めるのは非常に難しいことを覚悟しておいた方がいいでしょう。
メリットとデメリット、じっくりと考慮してみてくださいね。
次の章ではゴールデンウィークに参列してくれるゲストへの配慮についてまとめてみました。
ゴールデンウィークに結婚式を行う際、ゲストに配慮するポイント4つ
準備の段階や当日、ゲストへの配慮がしっかりできていれば、ゲストも「忙しい間を縫って来てよかったな」と思ってくれるはずです。
しっかり配慮のポイントを押さえて、ゴールデンウィークの結婚式を迎えましょう。
ポイント1.ゲストには早めに連絡をしておく
大型連休なので、旅行やイベントを計画している人はたくさんいます。
家族での海外旅行となれば、1年近く前から計画していることも。
通常であれば半年から3ヶ月前に連絡をしておけば問題ありませんが、ゴールデンウィークに限っては半年前でも遅いと思われてしまう可能性があります。
ゴールデンウィークに結婚式を挙げることを視野に入れた時点で、どうしても参加してほしいゲストには伝えておいた方がいいかもしれませんね。
もちろん、具体的な日程が決まったら、できる限り早くゲストに連絡をしましょう。
ポイント2.ゴールデンウィークの初日にする
ゴールデンウィーク中に結婚式を挙げる場合、できればゴールデンウィークの初日にすることをオススメします!
中日に予定があっても初日や最終日を空けている人は意外と多いもの。
自宅でゆっくりするためや、万が一の急用のために空けているのかもしれませんが、他の日に比べて参加してもらえる確率はかなり高くなりそうです。
また、ゴールデンウィーク最終日の翌日が多くの人が仕事でしょうから、できることなら初日を選ぶほうが参加してくれる確率は上がりそうですね。
ポイント3. 時間帯や2次会もゲストに配慮する
次の日に予定がある人が多くいることを考えると、あまり遅い時間帯にするのはおすすめできません。
結婚式は午前中に実施し、2次会は別日にするという選択肢もありだと思います。
2次会をする際はできるだけ早い時間にお開きにするよう配慮してくださいね。
ポイント4. お車代や宿泊費は平均よりも多めに準備する
ゴールデンウィーク中、交通費や宿泊費は普段より割高になっています。
相場の額でお車代や宿泊費を計算しないように注意しておきましょう。
相場よりも少し多めにお車代を渡すことで、相手にも「ゴールデンウィークなのに来てくれてありがとう」という気持ちが伝わるはずです。
まとめ
・ハイシーズンの5月でもゴールデンウィークは結婚式が割安に
・お車代、時間帯などゴールデンウィークならではの配慮を忘れずに
ゲストの都合がよければハイシーズンに安く結婚式を挙げられるゴールデンウィーク。
新郎新婦にとっては狙い目の日程なので、最初から除外するのではなく、ぜひ検討してみてくださいね。
以上、ゴールデンウィークの結婚式についての記事でした。