両家顔合わせの際に持参する手土産って何にするか迷いますよね。
定番すぎてつまらないと思われるのも嫌ですし、逆に珍しいものすぎて、センスがないと思われるのも微妙だし…
そこで今回は、顔合わせの手土産におすすめの品物や相場、渡すときのマナーを紹介します。
この記事を読めば、顔合わせ当日失敗せずに、手土産がきっかけに盛り上がることができるはず!
ブライダルフェアに行こう!
この記事の目次
顔合わせの際に持参する手土産の定番5選!
まずは、みんながどんな手土産を選んでいるのか、定番の手土産5選を紹介します!
1.洋菓子
日持ちがするものが多い洋菓子は、顔合わせに限らずあらゆる場面で手土産の定番ですね。
洋菓子は種類も豊富で嫌いな人が少なく、無難なイメージのため選ばれることが多いようです。価格も手ごろなものから少しお高めなものまで、幅広く選べます。
2.和菓子
親世代に喜んでもらえるようにと和菓子を選ぶ人も多いようです。洋菓子よりも和菓子が好きなご両親の場合は、間違いなく喜んでもらえるはずです。
また、老舗の和菓子を選べば品質や味の信頼度は抜群!贈り物として品もあり、両家顔合わせの手土産としてはピッタリです。
3.地元の名産品
お互いの地元が離れている場合は、会話のきっかけにもなる名産品。地元が観光地であれば名物の品を選ぶのもいいですね。
ただし、好き嫌いもありますので、相手の好みに合っていなければ失敗してしまう可能性も…。好みのリサーチは事前にしっかりしておきましょう!
4.お酒
お酒好きのご両親の場合は大変喜ばれます。こちらも地元の地酒であれば、会話のきっかけになりますね。
ただ、一口に「お酒好き」と言っても、お酒の好みもそれぞれあります。ワインか日本酒か、または焼酎か。それぞれの中でも、どういった種類が好みかリサーチしておきましょう。
5.フルーツ
フルーツも好き嫌いが少なく、季節感もあるため、贈り物としては無難な選択です。
誰しも「一度は食べてみたいけど、自分で買うのはなぁ・・・」と思うような、高級フルーツであれば喜ばれることは間違いありません。
他にもこんな手土産もオススメ!
定番の手土産以外にも、こんなものはオススメです♪
空也の最中(木箱入り)
「空也」は明治17年創業で老舗の名店。
銀座に店があることもあり、木箱に入った最中は高級感抜群。
上品な甘さの餡がたっぷり入っているので、餡子好きのご両親には特にオススメです。
○すず籠(えんすずかご)
「○すず籠」は福岡の老舗和菓子屋「鈴懸・すずかけ」の鈴の形をした最中です。
サイズは小ぶりで、もっちりした食感が大人気!普通の箱ではなく、籠に入っているため高級感も出ます。
菓匠 花桔梗 五福
「菓匠 花桔梗」は名古屋の和菓子店です。
伝統的な和菓子でありながら、シャンパン風味の氷菓子やフルーツ大福など、モダンでお洒落なお菓子となっています。
見た目も可愛らしいので、手土産選びのセンスを褒めてもらえるかもしれませんね。
さてここまで、顔合わせに定番の手土産をご紹介してきました。
次は、手土産を選ぶのに気をつけておくべきポイントをお伝えします。
何を渡せば喜ばれる?手土産を選ぶ際に気をつけるポイント!
喜んでもらうために、気をつけるポイントを抑えておきましょう。
相手の好みをリサーチしておこう!
手土産を選ぶ際、絶対に欠かすことができないのが、相手の好みリサーチです。
具体的な好みを聞いたことがなくても、普段はどんなものをよく食べている(または飲んでいる)かを確認して、ある程度の好みを把握することは可能です。
また、好み以上にリサーチが必要なのは、嫌いなもの。
嫌いなものや苦手なものは確実に避けられるよう、しっかりリサーチしておきましょう。
義母さんと義父さんの好みがあまりに違う場合は、どちらも喜んでくれるようなものを探すのがベストです。
いろんな種類が入った詰め合わせにするなどの対応も可能です。また、食物アレルギーがある場合は特に注意が必要です。
好き嫌いばかりに気を取られず、「ご両親に食物アレルギーは無い?」と一言確認しておきましょう。
小麦粉や卵にアレルギーがある場合、かなり選択肢が狭まるため、早めに聞いておいた方がいいですね。
縁起物や地元の名産品が人気!
やはり、結婚のための両家顔合わせの席ですので縁起物は喜ばれます。「鯛」や「紅白」を意識したものは特に人気ですね。
縁起物であれば、多少好みを外していても気にならないので、好みが全く把握できない場合はオススメです。
また、「一緒に年輪を重ねていく」という意味を込めて、バームクーヘンも人気ですよ。
相手が遠方に住んでいる場合は、県の名産物もオススメです。もし近隣の県に住んでいる場合は、地元(市区町村)の名産物の方が珍しくていいかもしれませんね。
ただし、あまりピンと来ない地名で、とくに会話が膨らまないような地域の場合は、名産物にしない方がベター。会話のきっかけにするつもりが、逆に会話に詰まってしまう危険性があります。
この章では、顔合わせの際の手土産選びの注意点をお伝えしました。
ここからは、先輩カップルの顔合わせでの手土産成功談や失敗談を見て、参考にしてみましょう!
先輩カップルの手土産に関する成功談&失敗談!
実際に先輩カップルが体験した、手土産に関する成功談と失敗談をご紹介します。
成功談
前に彼女の実家に行った時に相手のご両親から焼酎をいただいたんだけど、先日両家顔合わせをしたときに、親父がその焼酎を使ってチョコを作って手土産にしてて、粋だったな〜
— ふわふわ (@_fu_wa_) March 1, 2018
パティシエのお父さんなのでしょうか?粋なはからいですね。
無事、両家顔合わせお食事会終了致しました◌⑅⃝*॰ॱ
式を挙げる会場の顔合わせプランで予約をしました♡
花束💐の準備や、1人1つの手土産も用意をして下さりました♡
そして安定のお食事の美味しさ✨
会場をまわる事もできて良かった♡ pic.twitter.com/VOEq6uZXMP— 𝑚𝑖𝑛𝑎𝑚𝑖 (@mnmdrop) September 25, 2016
顔合わせプランで予約してしまえば、手土産の準備も不要です。プロが選んだ手土産なので外す心配もありませんね。
両家顔合わせに際して。両方の親に結納はしません、顔合わせはあくまで食事会なので、手土産等も一切禁止です。
と伝えたら意外と好評だった。これからも慣例を打ち破って生きていきたい。— ボンボン坂 (@non_hangly) November 16, 2017
はじめから「一切禁止」と決めてしまうのもアリですね。
ただし、それでもどちらか一方だけ用意して来てしまった場合は気まずくなるため、禁止は徹底しましょう。
失敗談
顔合わせで、両家が持ってきた手土産がカブるという奇跡wwwwwwwwwwww
— まえつチャン🙆♀️ (@Maetsuchan) September 16, 2017
どちらも定番の手土産を選んでいたのでしょうか?
カブる確率は低いですがゼロではないので、心配な場合は定番を避けるようにしましょう。
https://twitter.com/dela_AE/status/822023736769449984
手土産を用意したのに忘れてしまう人はかなり多いようです。
誰が持って来るのかも含めて、しっかり確認しておきましょう。
今思えば親の顔合わせで何故好きな人と義両親がポロシャツ軽装に手土産に庭の柿持ってきたのか未だに理解出来ない
— 高飛車ちゃん (@aims_aims_aims) June 13, 2015
「好きな人」ということは、そのまま破談になったのでしょうか・・・?
以上、成功談と失敗談でした。それぞれ参考にしてみてくださいね。
次の章では、手土産にかける費用の相場を確認していきます。
手土産の相場は3,000~5,000円が目安!
手土産を選ぶ際、金額も悩みどころですよね。
あまり高価なものは相手に余計な気を遣わせてしまうかも!
ハナユメ調査によると、手土産の相場として最も多かったのは2,001~3,000円という結果だそうです。次いで多いのは、3,001円~4,000円。
そのため、10,000円以上の高価な手土産は相手に余計な気を遣わせてしまうことになりますし、人によっては「恥をかいた(かかされた)」と捉えてしまう人もいます。
また、明らかに金額の差が大きいと分かる場合は、後日「先日のお礼」ということで、別途お礼が届く可能性もあります。
そうなってしまうと、ただお互いに気を遣い合うだけになってしまうので、高くても5,000円くらいまでの品物を選ぶようにしましょう。
もし可能であれば、二人で金額を決めて、同じ価格帯の手土産をそれぞれの両親と選んで来るのがいいでしょう。
では、顔合わせ当日は、どのように手土産を渡せば良いのでしょうか。
顔合わせ当日、渡す時のマナーについて
最後に、顔合わせ当日のスケジュールや手土産を渡す際のマナーを確認しておきましょう。
渡すタイミングは挨拶をする時がベスト!
持参した手土産を渡すタイミングは最初に挨拶をするときがベスト。
挨拶時は全員立ち上がっており、渡すには最適ですね。
しかし、最初にそういったタイミングがつかめなかった場合は最後の挨拶をする際でも大丈夫です。
くれぐれも着席した状態のときに思い出したように渡すのはやめましょう。
「のし」や「風呂敷」は必要?
顔合わせの手土産では「のし」はつけないことも多いですが、顔合わせの会場が格式のある場所の場合はあった方がいいでしょう。
これも事前に両家でそろえておくと慌てずに済みますよ。
もし「のし」をつける場合は、一般的な紅白の「結び切り」の水引がついたものを使いましょう。
表書きは「御挨拶」または「寿」でかまいません。
ただし、地域によっては習慣が違うこともありますので、確認しておきましょう。
たいていの場合は、手土産を購入したお店で「贈答用でのしをつけてください」と言えば、印刷したものをつけてもらえます。
自分で「のし」を用意した場合は、表書きや名前を自分で書かなければならないので、字に自信がある人以外はお店でお願いしましょう。
風呂敷に包んだ方がいい?
「風呂敷」はわざわざ用意してまで包む必要はありません。むしろ、最近では購入時の紙袋のままの方が多いでしょう。
きちんと感を出したい場合や着物を着ている場合には、「風呂敷」で包むのもいいですね。
「風呂敷」は包むものの形によって、さまざまな包み方があります。
当日、行く前になって包み方に困らないよう、「風呂敷」を使う場合は事前に練習しておきましょう。
顔合わせ当日のスケジュールを知っておこう
顔合わせ当日のスケジュールは以下のような流れが一般的です。
・両家が自分の家族を紹介
・婚約記念品の交換
・「今後ともよろしくお願いします」と改めて挨拶
・乾杯、会食&歓談
・記念撮影
・新郎側の父親が締めの挨拶をし、二人からお礼の言葉
(父親がいない場合は母親でOK)
この進行を誰がするか(主に新郎)も事前に決めておくようにしましょう。
もちろん、この通りの流れでなくてもかまいません。
中には本当に両家で食事をするだけ、という場合もあるでしょう。
「顔合わせしおり」を手作りするのもひそかなブーム♪
最近では、新婦がこのスケジュールを「顔合わせしおり」として、全員分手作りするのが人気となっています。
「顔合わせしおり」があると当日の進行がスムーズになる上、もし会話が途切れそうになってもこの「顔合わせしおり」の話題で場をつなげそうですね。
作り方はInstagram等でたくさんの花嫁さんが公開しています。
当日のスケジュールをしっかり確認でき、さらに思い出作にもなる可愛いオリジナルの「顔合わせしおり」を手作りしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
ここまで、顔合わせでの手土産について、どんな品物が良いかや渡す時のマナーについてご紹介してきました。
要点をまとめると
・手土産の金額は3,000~5,000円の相場を守ろう
・花嫁の間でオリジナルの「顔合わせしおり」が流行中
の3点です。
手土産を選ぶ際の参考になったでしょうか?
これを読んで完璧な手土産を用意するのもいいですし、「そんな時間はなし、手間はかけたくない」という場合は、両家であらかじめ「手土産はなしで」と決めてしまうのもいいと思います。
以上、顔合わせの手土産についての記事でした。