結婚式が安い時期は夏と冬!安い時期だからこそ注意したい5つのこと

結婚式が安いのは、いわゆる「オフシーズン」と呼ばれる時期です。

暑すぎる真夏や、寒さの厳しい真冬の時期は、結婚式を挙げる側にとってもゲストにとっても過ごしやすいとは言えず、結婚式の日取りとして選ばれにくいのです。そのため、式場側も割安のプランなどを組んでいます。

でも、そんな時期に挙げても本当に大丈夫なの?と思っていませんか。

また、結婚式費用をなるべく安くしたいけれど「ケチった」と思われたくなくて迷っている人もいるかもしれませんね。

この記事では、安い時期を選んでお得に結婚式を挙げ、かつゲストにも満足してもらえるようなコツをたくさんお伝えしています。お得に挙げられる日を一緒に探してみましょう。

結婚式が安い時期は真冬・真夏!安く挙げるならこの季節を選ぼう

結婚式費用,貯金箱

結婚式のオフシーズンは真夏と真冬で、多くの式場ではこの時期や長期連休など通常より安い価格で結婚式を挙げられることがあります。

また、同じシーズンでも人気度によって価格が異なることが多いです。土曜日よりも日曜や祝日、同じ土曜日でも午後よりも午前が比較的費用が安くなります。

「少しでも費用を抑えたい」「同じ式でもちょっとお得に挙げたい」と考えている人たちにとっては、オフシーズンの結婚式というのは、非常に賢い選択と言えるでしょう。

結婚式費用が安い時期1:真冬(12月・1月・2月)

結婚式,冬

結婚式を挙げる時期として、人気が高いのは気候が良い春と秋です。逆に、人気のない時期、需要の少ない時期、いわゆるオフシーズンは式場が空いていることが多く、その分値段も抑えてあることが多いです。

この時期の結婚式で注意しておかなければならないこと

・とにかく防寒!
・会場までの足も確保しておく
・冬ならではの演出で盛り上げる
・年末年始は避ける

真冬だから寒いのは当たり前ですが、結婚式では花嫁以外のゲストも薄着であることが多いです。

せっかくの結婚式なのに、自分もゲストも、終わった後に風邪をひいて寝込む…なんてことのないように、ホッカイロを準備する、ひざ掛けを貸し出すなど、防寒対策を頭に入れておきましょう。

また、結婚式場が最寄り駅から遠い場合は、行き帰りで寒い思いをしなくて済むように、会場までの送迎の有無や、タクシーの手配などを確認は必須です。

寒さが身に染みる時期に結婚式をするべきか?と悩むかもしれませんが、キャンドルなどで暖かみをプラスする演出を加えれば真冬ならではの印象的な結婚式に変えることもできます。

ただし、年末年始は都合がつきづらく、迷惑にもなりかねないので避けるのが無難でしょう。基本的には、招待される側の立場を考えて行うべきということを念頭においておきましょう。

結婚式費用が安い時期2:真夏(7月・8月)

結婚式,花火

日本の夏は高温多湿で特に近年は猛暑日が発生することも多々。外出するだけでも汗や化粧崩れなど気がかりなポイントはありますよね。

メリット、デメリットをうまく抑えてしっかりおもてなしをすれば、ゲストも大満足な結婚式ができるはずです。夏の挙式も一度検討してもよいかもしれません。

この時期の結婚式で注意しておかなければならないこと

・なるべく涼しく過ごせるような配慮
・夏らしいけれども爽やかな演出で参列者の満足度を上げる

夏の結婚式で一番気がかりなのは、やはり気温の高さでしょう。なるべく快適に過ごせるように、ガーデンウエディングなど屋外よりは屋内、冷房にも気を配りたいですね。

気持ちのよい空間で、夏らしい爽やかで解放的な演出を意識すると、ゲストの印象に残るような素敵な式になりますよ。

また、1点気を付けておきたいのが結婚式を挙げるエリア。北海道など夏が過ごしやすいエリアはハイシーズンの可能性もあり、「夏=オフシーズン」という考えが当てははまらない可能性もあります。

結婚式をするのに安い時期・高い時期で差は数十万円以上

オフシーズンといわれる、真冬と真夏。冬限定・夏限定のお得なプランが用意されている式場もあります。

最安値と最高値で比較すると、内容はほとんど同じにもかかわらず、その差はなんと数十万円以上になる場合も!同じ内容で安くなるならそれに越したことはない、と思う人も少なくないはず。

もし結婚式の費用が浮いたら、新居や新婚旅行に回すなど有効的な使い方ができそうですね。

次は、先輩カップルが結婚式を挙げたシーズンをデータで見ていきましょう。

先輩カップルは実際安い時期に挙げているの?結婚式を実施した月別割合

月別挙式実施率(ハナユメ調べ)

ハナユメが行ったアンケートによれば、上記の結果がわかりました。

挙式の実施率が一番多い月は11月で13.1%。確かに、少し肌寒くなってくるころですが寒すぎず、汗もかかない時期といえます。

10月は11月より若干少なめの11.3%。秋の長雨というように雨の多い時期でもあるため、より11月に人気が集まっているのかもしれません。

一方で、一番実施率が少ない月は1月で5.7%。オフシーズンとは言うものの、カップル20組のうち1組が1月にあげている計算です。

人気のない時期とはいっても、この結果から「穴場である安い時期にあえて結婚式を挙げているカップルもいる」といえるでしょう。

次は、シーズン以外で結婚式の費用を抑えることができるか見ていきます。

結婚式の費用を時期以外で抑えるコツ5選

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ここまでは結婚式の費用が安くなるシーズンについてお話をしてきましたが、シーズンを選ぶ以外に費用を抑えるコツをお話ししていきます。

なるべく安く式を挙げたいなら、「安い時期」だけでなく、以下のような「安くなる日」も含めて検討すると良いでしょう。

1.仏滅や赤口などを選ぶ

結婚式をするのにいい日とされているのは、やはり大安や友引です。それ以外の日取りは人気度も低いので空いている確率が高いですし、比較的費用が安くなります。

特に、仏滅や赤口の日取りだとより安くなる式場もあります。

もし仏滅や赤口だったとしても、一粒万倍日など六曜(六輝)以外の「良い日取り」もありますので、気になる人は下記の記事も確認してみてください。

「ゲンを担ぎたい」「昔からのならわしは無視できない」というタイプの人にはおすすめしませんが、昔からの慣習にとらわれない人にとってはお得に式を挙げられるチャンスと捉えられているのです。

ただし、自分自身が構わないからといって、家族、親族が気にしないかはまた別。了解を取った上で選ぶようにしましょう。

2.平日を選ぶ

結婚式を挙げるのは休日である土日が圧倒的に多く、したがって平日は費用が安くなります。

二人や参列ゲストが休みをとれる状況であれば、平日の挙式を選択するのも安く抑えるための策となりますね。

3.夕方からの挙式やナイトウエディングを検討する

夏場に特におすすめなのがナイトウエディング。

夏の夜に結婚式を挙げるのは、ロマンティックなムードも演出できるでしょう。暑い時期だからこそできる、夕方からの挙式やナイトウエディングは、費用も抑えられるというメリットもあります。

4.平日が難しければ日曜祝日を選ぶ

先ほどもお話しした通り、翌日も休みの人が多い土曜日は日曜日より、より人気のため値段が高く設定されています。

少しでも安く、でもできる限り多くの人に出席してほしいのであれば日曜か祝日を選ぶのも良いですね。

5.大型連休中(ゴールデンウィークや年末年始、夏休みなど)を検討する

ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、年末年始などの大型連休も結婚式は安くなりますが、長期休暇だけに旅行やレジャーなどをすでに予定が埋まっている人も多いでしょう。

結婚式に参列するために日程を調整してもらうのは、ゲストにとっても大きな負担になります。

また、遠方から参列する場合などは、交通費や宿泊費が高くなる可能性が高く、金銭的な負担を強いることにもつながります。連休中の日付を選ぶ場合は、特にゲストの都合を考慮するようにしましょう。

ここまでは、結婚式の費用が安くなる日程を紹介してきました。次は、安いシーズンだからこそ、注意しておきたいポイントについてお話します。

安い時期(日時)の結婚式だからこそ注意しておくべき5つのこと

結婚,コイン

オフシーズンの結婚式が安い、ということは多くのゲストが知っている事実です。

ケチっていると思われずに、せっかく足を運んできてくれたゲストには、いい結婚式だったなと感じて帰ってもらいたいことでしょう。

ここからは、ゲストも大満足のおもてなしをいくつか紹介します。

1.オフシーズン特有の寒さ・暑さ対策はマスト

暑すぎる、もしくは寒すぎる可能性が高いオフシーズン。冷暖房完備であれば室内にいる限りはそんなに気にならないかもしれません。

先ほども紹介したような下記のようなアイディアは喜ばれるでしょう。

寒さ対策:ホッカイロの準備
暑さ対策:冷えた飲み物を多く準備する

その他共通の対策として、あまり屋外でのセレモニーや演出はしないことや、最寄りの駅から式場までの交通手段など、参列者の行き帰りの足にも配慮しましょう。

2.お料理や演出で参列者の満足度を上げる

安い時期に挙げるからこそ、お得になった分ゲストへのおもてなしにはこだわりましょう。特に、料理はゲストが楽しみにしていることの一つです。

季節感のある演出をする、美味しい食事をふるまうなど、出席者が楽しめる内容を心がけましょう。

3.結婚式の日にちは早めに知らせておく

特に大型連休や平日などの場合、結婚式の日にちはできる限り早くお知らせしましょう。

招待状を送るより先に、結婚式の日にちを知らせて予定を聞いておくのがマナーです。

4.なるべく屋外移動せずに済むような式場選びもポイント

暑さ寒さをできるだけゲストが感じにくいよう、屋外移動があまりない式場を選ぶのも一つのポイントです。

海外ウエディングのようなガーデンがある式場は、人気が高く写真映えもするでしょう。もちろん選んではいけないわけではありません。

写真撮影がしたいのであれば、希望者だけが外に出られるようにするなど工夫が必要です。

5.平日やナイトウエディングなら、どの曜日にするかが大事!

この日なら、無理なくたくさんの人に来てもらえそうだという曜日を、パートナーやご家族、友人などと相談しつつ決めるのが良いでしょう。

ここからは、日取り以外で結婚式の費用を抑えるコツを紹介します。

元プランナーが伝授!結婚式の日取り以外で費用を抑えるコツ2選

結婚式,お金,トランク

結婚式は特別なイベントだから、想い出に残るものにしたい。だけど予算もあるし、無理して大盤振る舞いもしたくない。

そう思うと、できるだけ賢く、素敵な式になるよう精いっぱい努力してみる、というのは自然な流れです。

ここまでは、シーズンや時間帯、お日柄など、お得に挙式するための裏技を紹介してきましたが、そのほか2つのコツについてお話ししましょう。

では、具体的に詳しく見ていきましょう。

1.結婚式場紹介サイトを利用する

結婚式費用を抑えることができ、ぜひ試す価値あり!なのが結婚式場紹介サイトの割引です。

ハナユメのハナユメ割ゼクシィの花嫁割などを活用できれば、大幅に結婚式費用を抑えられる式場をみつけることができます。

また、各式場紹介サイトでは、ブライダルフェアに参加すると電子マネーや商品券がもらえるキャンペーンを行っています。(各サイトごとに条件は異なります)

ハナユメのキャンペーンについて詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

2.ケチったと思われない項目で上手に節約する

費用を抑えるといっても、それなりにかかるのが結婚式というもの。せっかく来ていただいた人に、「ケチったな」と思われては残念です。

そう思われないためには、食事・装飾・引出物は満足感の高いもので揃えるのがベスト!装花は季節の花・緑を多めにボリュームが出るようにオーダーし、食事も見栄え良く美味しいものにしたいところですね。

また引出物は、検索すればすぐに値段がわかってしまうようなものは避けるようにしましょう。

ハナユメでお得な結婚式場を探したい人はこちら

まとめ

結婚式費用を安く抑えるポイントを数々紹介してきました。

要点をまとめると

・結婚式を安くしたいなら、真夏、真冬などオフシーズンが狙いめ。
・家族やゲストの意向次第では、平日やナイトウエディングもおすすめ
・結婚式場紹介サイトの割引は額が大きくインパクト大

紹介してきたようにいろいろな方法を活用すれば、何も知らないで結婚式を計画するより、かなり安く抑えられそうですよね。

人生で何度もないビッグイベントですから開く側も招待される側も、みんな大満足の結婚式にしたいものですね。

以上、結婚式が安い時期とその時期に挙げる場合に注意したいことについての記事でした。

余興なしの結婚式でも大丈夫!余興をしなくても盛り上がる演出5選!

式場検索サイト・ハナユメが行なったアンケート結果によると、結婚式の披露宴で余興をしなかったカップルは6割近くだっそうです。

でも、いざ自分たちの披露宴となると、余興なしでは盛り上がりに欠けるのではないかと不安な人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、余興なしの結婚式のメリット&デメリット、余興なしでも盛り上がる演出を紹介していきます。

約6割のカップルが結婚式の披露宴で余興なしの理由とは?

ウエディングケーキ

ハナユメが行なったアンケートでは、自身の結婚式で余興をしなかったカップルが59.8%という結果でした。

披露宴でゲストに余興をしてもらいましたか?
はい 40.2%
いいえ 59.8%

結婚式の披露宴といえば余興!というイメージの人もいるでしょう。これだけのカップルが余興なしの選択をしたというのは少し意外かもしれません。

しかし、余興は友人間の内輪ネタになりがちだったり、新郎友人の余興が新婦側から不評だったりと、「余興をすることに不安がある」というのが、余興なしの披露宴を選ぶ大きな理由となっています。

また、一部だけでワイワイ騒ぐ余興よりも、新郎新婦とゆっくり語らいの時間を持ちたいというニーズが高まっていることも大きいようです。余興なしだとゆっくりと料理や歓談を楽しめるため、ゲストに負担をかけないための配慮とも考えられます。

盛り上がりよりも、ゲスト全員がゆったり楽しめるようにと考えた結果が、余興なしの結婚式ということなのでしょう。

でも、余興のある結婚式にしか参加したことがない人は、本当に余興なしでも大丈夫なのか気になりますよね。まずは一番気がかりなゲストの感想を見てみましょう。

余興なしだと盛り上がりに欠ける?実際のゲストの意見

結婚式

実際に余興なしの結婚式に参加したゲストのコメントはこちらです。(ハナユメ取得のアンケートデータより引用)

・新郎新婦と接する時間が長くとれた気がする。終始落ち着いた雰囲気だった。

・余興がない分ゆっくりお話したり、高砂へ行って写真撮影をすることができた。

まずは、新郎新婦とゆっくり過ごすことができてよかった、シンプルで落ち着いた雰囲気に好感を持てたという意見が目立ちました。

続いてはこちら。

・楽しくない余興を見て笑顔を作らないといけないより、ない方がずっといいなと思った。正直知らない人の余興を見るくらいなら、夫婦の思い出ムービーの方が絶対いい。

・余興があると、興味がなくても見なくてはいけないのが辛い。ない方が歓談の時間が増えてゆっくりできていい。

ストレートな意見ですが、余興そのものに興味がない、退屈だと感じている人も一定数いるようです。

一方で、余興なしの結婚式に対しての否定的な意見を紹介します。

・物足りないなぁと感じた。

・時間があまっていた感じ。

・それはそれで楽しいのですが、友人の少ない、こぢんまりとした式で少しさびしさもあります。

と、余興があったほうが賑やかでよかったという意見も一部で見られました。

次の章では余興をしないメリット&デメリットを紹介していきます。

余興をしないメリット&デメリットまとめ

カップル 悲しい
余興なしの結婚式のメリットとデメリットに加え、実際に余興なしの結婚式をした先輩カップルの意見をチェックしていきましょう。

メリット1.余興よりも演出に力を入れた方が、多くのゲストが楽しめる

とっておきの歌やダンス、一芸を披露したり、と披露宴の場が盛り上がればよいのですが、仲間内だけで騒ぎ、ほかのゲストはしらけている…なんて残念なシーンも多々あるのが余興です。

ゲストが足を運ぶのは新郎新婦のふたりを祝福するためです。
余興ではなく、新郎新婦自らが考えた演出であれば、ゲスト全員を楽しませることができるでしょう(演出の具体的なアイディアについては、次の章で紹介します)。

メリット2.ゲストとの時間を多く取ることができる

わざわざ遠方から結婚式に参加したのに、当日は主役のふたりと「おめでとう」と「ありがとう」しか言葉を交わせなかった…という経験はありませんか?

せっかくなら初対面の新郎や新婦ともゆっくり話してみたいというのがゲストの本音。余興の時間をなしにすることで、ゆっくりと歓談を楽しむ時間をとることができます。

メリット3.ゲストに余興準備の負担をかけずにすむ

余興を頼まれたときには「まかせて!」とはりきっても、次第に準備の大変さに「引き受けなければよかった」と後悔する人もいるはず。

結婚式当日も余興が終わるまでは緊張でせっかくの食事も喉を通らず、やっと余興が終わってももう食べる時間がない!なんてことも。

余興なしなら、ゲストに負担をかけることもなく、ゆっくりと食事を楽しんでもらえます

続いてはデメリットです。

デメリット1.余興を楽しみにしているゲストもいる

中には「結婚式といえば余興!」と、どんな余興があるのか楽しみにしているゲストもいます。

友人からの余興は新郎新婦の友人関係が見えることもあり、とくに両親や親族が楽しみにしていることもあるようです。余興で友人が一生懸命に会場を盛り上げようとしてくれるほど、ご両親にとっては「いい友人をもったな」と安心することができます。

そのため、余興なしだと少し物足りなさやさびしさを感じさせてしまう場合もあります。

デメリット2.盛り上がりに欠けてしまう可能性がある

実際に参加したゲストの意見にもあったとおり、余興がない結婚式は落ち着いた雰囲気の和やかなものとなります。

逆に言えば、盛り上がりに欠ける結婚式ととらえられることもあります。

結婚式に賑やかなイメージを持っているゲストには物足りなさがあるでしょう。

実際に余興なしの結婚式を行った先輩カップルの感想まとめ

同じくハナユメ が実施したアンケートによると、先輩カップルが結婚式で余興をしないと決めた理由は以下のとおりです。

披露宴でなぜ余興なしにした(依頼しなかった)のですか?
余興よりもゲストとの歓談を楽しみたかったから 43.6%
落ち着いた披露宴にしたかったから 33.3%
余興を依頼できる人がいなかったから 14.5%
その他 8.6%

「余興よりもゲストとの歓談を楽しみたかったから」が最も多く、続いて「落ち着いた披露宴にしたかったから」が主な理由となっています。

ゆっくり歓談の時間が取れる落ち着いた式にしたいという先輩カップルの希望は、前述のゲストからのコメントを見る限り叶えられていると言ってよいでしょう。

実際に、余興をしなかったカップルのうち、実に94.9%が「余興なしの結婚式でよかった」と考えていることがわかっています。余興をしなかったことに後悔のない人がほとんどということです。

それでもまだ、余興なしではちょっとさびしい結婚式になってしまうのでは…と心配する人がいるかもしれません。そこで、次の章では余興がなくても盛り上がる演出を5つご紹介します。

余興をしなくても大丈夫!盛り上がる演出5選

新郎新婦

ゲストに負担をかける余興ではなく、新郎新婦自らが企画しゲストをもてなす「演出」でおもてなしをする方法がオススメです。

ここでは演出例を5つ、紹介していきます。

演出1. テーブルラウンド

テーブルラウンド
ふたりがゲストの座る各テーブルまでいき、お礼の言葉を伝えることができるテーブルラウンド。
テーブルの上のキャンドルに火を灯したり、歓談や写真撮影を楽しんだり、あるいはささやかなプレゼントを配ったりと、アイディアは色々。

カップルとゲストとの距離がぐっと近づき、一人ひとりへのおもてなしの気持ちが伝わります。

演出2. カラードレス色当てクイズ

新婦のお色直し後の姿を、クイズ形式でゲストに充ててもらうクイズで定番の演出になりつつあります。

まず新婦のお色直し中に、ウェルカムスペースなどに「新婦のお色直し後のドレスの色」の箱などを置いておき、ゲストに投票をしてもらいます。
そしてお色直し後入場の際に、正解がわかります!当たった人へプレゼントを用意したりすることが多いでしょう。

お色直し後の入場から、正解者へのプレゼントを渡すところまで、盛り上がること間違いなしです。

演出3.果実酒作り

果実酒
ゲストに漬けるフルーツを選んで瓶に入れてもらい、最後に新郎新婦がお酒をそそぐという、ゲスト参加型のおしゃれな演出です。

何のフルーツを選ぶか、各テーブルで会話が盛り上がりそうです。

後日、果実酒ができあって飲むときには、新郎新婦にとっては楽しかった結婚式を思い出すいい機会。ゲストを新居に招く際の食前酒にもぴったりです。

演出4. ファーストバイト・サンクスバイト

ファーストバイト
ファーストバイトは定番ですが、新郎新婦がとくにお世話になったゲストへケーキなどを食べさせるサンクスバイトも人気の演出です。

当日はなかなか新郎新婦と触れ合う時間がありませんが、サンクスバイトならゲストも一緒に楽しむことができますよね。

演出5.友人スピーチ


余興はなしにしたいけれど、ゲストにも何かしら登壇してほしい、あるいは余興を自ら希望するゲストがいるなどの場合には、ぜひスピーチで盛り上げてもらいましょう。

新郎新婦の交友関係がうかがい知れる親しい友人からのスピーチは、両親・親族にとっても何よりの楽しみです。歌やダンスなどの余興よりも、互いの素顔が伝わる和やかな時間になることでしょう。

余興なしでも盛り上がる演出のご紹介でした。余興はなしにしたいけど、披露宴らしい華やかさがほしいというカップルのみなさんはぜひ検討してみてください。

まとめ

派手な披露宴が人気だったころもありましたが、今はゲストにゆったり楽しんでもらえることをコンセプトにした披露宴が予想以上に増えています。

・余興をしない結婚式は半数以上で、すでに定番化してきている!
・余興をしない結婚式はおもてなしに専念でき、ゲストからも好評
・サンクスバイト、カラードレス色当てなど新定番の演出で盛り上げて

ゲストの顔を思い浮かべながら自分たちらしい演出を考えるのも結婚式の準備の楽しみのひとつですね。

以上、余興なしの結婚式についての記事でした。

早く結婚式を挙げたい人必見!準備期間を短くするコツ3つ&ポイント

急に結婚が決まった!親に年内に結婚式をしなさいと言われた、けれど準備が間に合うか不安・・・

もし今そんな状態で焦っているとしても、大丈夫です。

結婚式の準備期間は平均7〜9ヶ月ですが、実は本格的に準備が始まるのは結婚式の3〜4ヶ月前からなんです。

つまり、3ヶ月前までなら「まだまだ間に合う」ということ。

もし仮に3ヶ月を切ってしまっていても、挙げる方法はまだいくつもあります。

結婚式を急ピッチにかつ満足度高く挙げるコツをご紹介します!
続きを読む 早く結婚式を挙げたい人必見!準備期間を短くするコツ3つ&ポイント

結婚内祝いとは?費用相場・マナー&人気の品ランキング

結婚祝いをいただいた相手や、ご祝儀を多く出して頂いた方に、お返しとして送る「結婚内祝い」

どんな品が喜ばれるのか?費用相場はいくら?渡すタイミングは?と分からないことも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、

・結婚内祝いとは
・渡すタイミング
・金額の目安
・人気ランキング
・オススメの通販サイト
・結婚内祝いに関する注意点

などをご紹介します。

この記事を読めば、結婚内祝いをスマートに送ることができ、相手に喜んでもらえる品を選ぶことが出来るはず!

結婚内祝いとは?結婚でいただいたお祝いへのお返し

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結婚や出産などのお祝いに、現金や品物をいただいたお返しとして品物を贈ることを内祝いといいます。

もともとは、お祝いをいただいた、いただいていないに関わらず、身内や近所の方、普段からお世話になっている方に対して、「お祝い事の記念」「幸せのおすそ分け」「周りの方に対しての挨拶」として贈り物を贈ったり、お膳を囲んだりすることを内祝いと呼んでいました。

それが、現在では「内祝い=お返し」という意味で使われる言葉になったのです。

結婚式に出席しなかった方からお祝いをもらった場合のお返し、という意味でも良く使われます。ここでは、結婚の内祝いについてご紹介していきます。

結婚祝いをもらうタイミングはさまざま

結婚祝いをもらうタイミングはさまざまですが、次の4つが主なパターンです。

・婚約を知らせてすぐにお祝いをもらう場合
・結婚式でご祝儀としていただく場合
・結婚式に列席しない方から、結婚前や結婚後にもらう場合
・結婚式は挙げないが、結婚前や結婚後にもらう場合

結婚式を挙げる場合と挙げない場合、入籍から結婚式までの間隔が空く場合や、付き合いの程度により、いただくタイミングはそれぞれです。

いただいたタイミングに合わせて、対応していくことが大切です。

内祝いを渡さなくても良いケース

内祝いは、お祝いをいただいた方全員に贈らなくてはいけないのでしょうか。

中には、内祝いを渡さなくても良いケースがあります。主な2つのケースについてご紹介します。

結婚式で引出物を渡した場合

披露宴に出席している方に対しては、引出物や料理といった形でご祝儀に対するお返しをするので、基本内祝いを渡す必要はありません。

しかし、ご祝儀を多く出して頂いた方には、別途内祝いを贈るのが良いでしょう。

新婚旅行のお土産を少し奮発して贈るという方法もアリです。

ご祝儀の金額は、地域性や付き合いの程度によりさまざまですので、迷った場合は、お互いの両親に相談してみると良いでしょう。

会社の制度としての贈り物を貰った場合

会社の福利厚生としてお祝いをもらう場合もあります。

会社の規定であり、個人的にもらうお祝いとは違い、贈る相手も特定できないため内祝いは不要です。

以上が、内祝いを渡さなくても良いケースです。
次の章からは、内祝いを渡す場合のマナーについて見ていきましょう。

内祝いのマナーをご紹介!【費用相場・渡し方・渡すタイミング】

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内祝いを贈るには、さまざまなマナーがあります。マナーをしっかり把握して、相手に失礼がないようにしたいですね。

贈るものの費用相場、渡し方、渡すタイミングなどを見ていきましょう。

結婚内祝い金額の目安は、頂いたものの半額から3分の1

結婚祝い相場 内祝い相場
親戚から 10,000〜30,000円 5,000〜15,000円
友人から 5,000〜10,000円 3,000〜5,000円
上司から 10,000〜30,000円 5,000〜15,000円
同僚から 3,000〜5,000円 1,000〜3,000円

上記の、お祝いと内祝いの相場の表を見ても分かる通り、親戚や友人、上司、同僚への内祝いは、頂いたものの半額~3分の1を目安とします。

身内(家族・親戚)から結婚祝いをいただいた場合のお返しについて

家族から結婚祝いをいただいた場合は、内祝いを贈らないことが多いようです。

それでも内祝いを贈る際は、10,000円程度にとどめるので良いでしょう。

また、内祝いは世帯ごとに贈る場合が多いため、兄弟姉妹が未婚で、家族と実家暮らしをしている場合は、まとめて世帯主に贈ります。個別に贈る必要はありません。

叔父・叔母(伯父・伯母)に対しても、内祝いは10,000円程度が目安です。

親戚の場合は、付き合いの程度にもよりますが、大体5,000~15,000円を目安にします。

先ほどもお伝えした通り、身内に対しての内祝いは、場合によっては不要なので、両親に確認しておくと安心ですね。

ただし、内祝いを送らないとしても、近しい間柄だからこそ、結婚祝いをいただいたら感謝の気持ちをしっかり伝えることが大切です。

目上の方からお祝いをもらった場合は、控えめなお返しを

内祝いは「下の者には厚く、上の者には控え目に」が基本です。

上司の場合は、5,000~15,000円程度が目安です。

目上の方となりますので、高価すぎるものを贈ると失礼にあたりますので注意しましょう。

目上の方に対するお返しなので、何を贈るか迷ってしまうところではありますが、商品券など金券にあたるものは現金と同等となり、「突き返し」といって失礼にあたります。

友人や同僚への場合は、1,000~5,000円が程度にしましょう。

目下の方からお祝いをもらった場合は「同額程度」のお返しを

自分より目下の方からお祝いをもらった場合は、同額程度のお返しをしましょう。

たとえば、お祝いの金額が10,000円であれば、お返しは8,000~10,000円を目安とするのがよいでしょう。

お祝いの品が高額の場合、半返しだとかえって失礼になってしまう

内祝いの相場は「半額~1/3程度」とすでにお話ししましたが、もらったお祝いの品が高額の場合、半額で返してしまうと相手が恐縮してしまいます。

そのような場合は1/3以下にとどめましょう。また、目上の方に対して高額なものを贈るのも失礼になります。

目上の方に贈るものですから、失礼がないように気合が入ってしまうところですが、頑張って高額なものを贈ることは「あなたからのお祝いはいりません。」という意味に捉えられてしまう場合がありますので気をつけましょう。

その分、高額なお祝いや目上の方に対しては、お礼状や電話、新婚旅行のお土産などで感謝の気持ちを伝えるように工夫をしましょう。

連名でお祝いをもらった場合は個別にお贈りするのがマナー

友人や同僚たちから、何人かでまとめてお祝いをいただくこともあります。

複数人からまとめていただいた場合は、人数で割った金額の半額程度の品物を、それぞれ個別にお返しするようにしましょう。

結婚内祝いの渡し方は、直接会って手渡しが基本

内祝いの渡し方は、直接会って手渡しすることが基本です。

しかし、相手が遠方に住んでいたり、多忙で時間をとれなかったりと手渡しが難しい場合もあるでしょう。

最近は、ネットショッピングが充実していることもあり、郵送する人の方が多くなってきているのが現状です。

郵送のメリット

内祝いを郵送するメリットはどういったことでしょうか。

遠方の相手にも気兼ねなく渡せる

遠方の相手に直接出向くのはなかなか難しいもの。郵送なら気兼ねなく内祝いを送ることができます。

お渡しする相手に時間をとらせずに済む

特に、目上の方に内祝いを渡す際は、直接会って手渡ししたいところです。

しかし、相手が多忙で、わざわざ時間を割いてもらうのは恐縮してしまうというのであれば、郵送でも良いでしょう。

郵送にする場合の注意点は、手渡しではない分、お礼の手紙などを添えて感謝の気持ちを伝えるようにすることです。

また、郵送時に破損することのないよう、壊れ物は避けた方が無難。相手が在宅である時間帯に時間指定をする気遣いも忘れずに。

手渡しのメリット

一方、内祝いを手渡しで贈るときのメリットはどんなことでしょうか。

直接会ってお礼が言えとやっぱり丁寧

手渡しは、直接会って感謝の気持ちを伝えられるので丁寧です。

結婚式に出られなかった方へは、写真なども交えて結婚式のエピソードなどを伝えると喜ばれるでしょう。

会社で渡す場合は、帰りの際に荷物にならないような品物を選び、休み時間などの就業時間外に渡すようにします。

目上の方に会うときには、身だしなみにも特に気をつけましょう。

配送料が節約できる

内祝いは送るとなるとかなり個数が多くなるもの。トータルで何十件も…ということもあるかもしれませんね。

郵送であればその分、送料もかかってしまうので、手渡しできるのであれば節約にもなります。

結婚内祝いの渡すタイミングは「結婚式から1カ月後までが目安」

結婚内祝いは、遅くとも結婚式からが終わってから1ヶ月以内には渡すのがマナーです。

結婚式を挙げない場合も、もちろん内祝いは贈ります。その場合は、入籍日から1ヶ月以内に渡すようにするのが良いでしょう。

結婚祝いを早く頂いた場合は先にお礼の連絡をしておこう

一般的に、結婚祝いは式の1ヶ月前~1週間前にいただくことが多いですが、それよりも前にいただいた場合は、結婚式前に内祝いを贈っても構いません。

または、いただいた時点で、電話やお礼状などで感謝の気持ちを伝え、結婚式後に内祝いを贈ることを伝えても大丈夫です。

入籍から結婚式までに大分期間が開く場合も同様です。

結婚式の前に内祝いを贈るか、結婚式後に贈る場合は、結婚式が大分先になることを伝えればOKです。

1日でも早くお返しするように心がけよう

連絡を入れておくのも重要ですが、できれば、早めにお返しができるようにするのがベター。「1ヶ月以内」というのは、あくまでも最終期限です。

内祝いを早く贈ることができれば、相手に誠意も伝わります。1日でも早く内祝いを贈ることができるように心がけましょう。

ここまで、内祝いの費用相場は贈り方、贈るタイミングをご紹介しました。
次は、内祝いにどんな品を選ぶかを見ていきましょう。

内祝いではどんな品を送るといい?

洋菓子,内祝い

内祝いを贈る際、せっかくなら相手に喜んでもらえる品物を贈りたいものです。
では、どのような品物が喜ばれているのか見ていきましょう。

人気ランキングTOP5

実際は、どんな品物が喜ばれているのでしょうか。ランキング形式で見ていきましょう。

第1位「カタログギフト」

内祝いの定番となっているカタログギフト。食べ物から雑貨まで、自分が好きなものをカタログから好きなものを選べることが人気の理由です。

お肉やスイーツなど、普段よりちょっと贅沢なものを選べることも、カタログギフトの醍醐味!

第2位「商品券・ギフトカード」

1位のカタログギフトと同様、こちらも自分で好きな品物を選ぶことができるのが、喜ばれる理由です。

食べ物は人によって好き嫌いがあり、雑貨や小物類もそれぞれ趣味趣向がありますので、選ぶのは意外と難しいものです。

贈る相手の好みがわかりにくい時にも贈りやすい品物といえるでしょう。

第3位「スイーツ」

おいしいスイーツも人気の内祝いのひとつです。

普段はあまり食べることのできない、お取り寄せのスイーツを贈ると相手にも喜ばれます。

中には甘いものが苦手な方もいるので、事前に好みをリサーチして贈るのが安心です。

第4位「雑貨・小物」

日常的に良く使うもの、大きすぎて場所を取らないもの、シンプルなデザインのものを選ぶのが良いでしょう。

普段使いできるものでオススメは、自分では買わないような少し高級なタオルなどが人気です。

第5位「洗剤などの消耗品」

いわゆる「消え物」はギフトの定番。

どの家庭でも使うことのできる洗剤や入浴剤などの消耗品は、喜ばれます。

オススメの通販サイト3選

続いては、結婚の内祝いを選ぶのにぴったりなオススメの通販サイトをご紹介します。

1.PIARY

カタログギフトだけでも、種類や価格帯が豊富です。式場で紹介されるものと同じ品物が、このサイトならお得に購入できます。

ラッピングやメッセージカードのテイストも色々なものがあり、贈る人によって「可愛らしいもの」「シックなもの」などと選ぶこともできます。

「コスパが良くて商品数も充実、そしておしゃれ!」という口コミで人気なサイトです。

2.ギフトナビ

価格帯も500~50,000円以上と幅広く、取り扱い商品数は2,000点以上で豊富。

サンクゼール、ウェッジウッド、ホテルオークラなどの上質ギフトも充実しています。

送料が全国一律で350円(税込)と安い上、届け先1ヶ所につき2,700円(税込)以上の購入で送料が無料になるうれしいサービスも!

のし、ラッピング、写真入りオリジナルメッセージカードも無料です。

3.ソムリエ@ギフト

人気商品のプレミアムカタログギフトは楽天市場で65週連続1位獲得しています。

そしてなんと、プレミアムカタログギフト全品30%割引で、購入前にカタログギフトの中身が全部見える「電子カタログギフト」があります。

また、「銀座千疋屋」など有名ブランドのものを中心としたハイセンスな品揃えが魅力的なサイトです。

最近のカップルがどんなものを内祝いに選んだかご紹介

では、最近内祝いを用意したカップルはどんなものを選んでいるのか、Instagramからいくつかご紹介します。

ドレッシングやスイーツの詰め合わせ

https://www.instagram.com/p/BiIRG8an0nB/?utm_source=ig_web_copy_link

テレビで紹介され話題になっているドレッシングやスイーツの詰め合わせ。

普段使いには値が張る、ちょっと豪華なドレッシングはもらってうれしいですよね。

ハイブランドなボディーソープ

ボディーソープやハンドソープは消耗品なのでもらってうれしいものの1つです。しかもブランドものはなかなか普段使いできないので喜ばれます。

素敵な香りに包まれてバスタイムを過ごせそうです。

お米の食べ比べセット

https://www.instagram.com/p/Bpa5SGXjWTh/?utm_source=ig_web_copy_link

各地のブランド米が数種類入っている、食べ比べセット。

お米を食べる家は多いので、喜ばれる贈り物です。各地のブランド米を食べ比べできるのもうれしいですね。

梱包もかわいいものが多くおすすめです。

ここは絶対に抑えておこう!結婚内祝いに関する注意点

内祝,熨斗,寿

ここからは、内祝いを贈るにあたって、絶対やってはいけないことやどんなことに気を付けたほうがいいかをご紹介します。

縁起の悪いものを贈らないようにしよう

はさみや包丁などの「切れもの」、瀬戸物などの「割れ物」は、「切れる」「壊れる」を連想させるものですので、結婚の内祝いとしては避けましょう。

また、ハンカチは日本語で「手巾(てぎれ)」と表すので、こちらも内祝いとしては避けた方が無難です。

また、櫛(くし)は、「苦」「死」を連想させるので、贈り物にはふさわしくありません。肌着も、出産祝い以外は避けます。

目上の方に履物を贈るのは「足で踏む」という意味にとられることもありますので、避けた方が良いですね。

結婚祝いを貰ったら、すぐにお礼の連絡をしよう

入籍や結婚式の時期などによって、内祝いを贈る時期はそれぞれですが、結構祝いをいただいたらお礼の連絡はすぐに行うようにしましょう。

直筆でお礼状を送るのも良いですし、直接電話でお礼を言っても良いです。すぐに感謝の気持ちを伝えることが大事です。

そもそも贈り忘れないように、リストに記録しておこう

一番やってはいけないことは、内祝いを贈り忘れることです。

結婚式や入籍、引っ越しなどで忙しくなりがちな時期ですが、いつ、誰から何をもらったのかが分かるようにリストを作って記録に残しておくのが安心です。

お礼は済んだか、何を贈ったか、いつ送ったかなどを分かるようにしておくと、後から確認しやすく便利です。

では、最後に「これはちょっと…」ともらい手に思わせてしまった内祝いをご紹介しておきます。

【番外編】内祝いをもらった側の意見で「これはちょっと…」と思ったもの

贈り物

内祝いをもらって、「これはちょっと…」とイマイチ喜べなかった品物はありませんか?

お祝いをもらったお返しですから、どうせなら喜んでもらえるものを贈りたいものですね。

ここでは私が個人的にもらって微妙だった内祝いトップ3をご紹介します。

趣味に合わない雑貨や小物

高級感があるものの、普段使う習慣があるかは人による、という点でバスローブはかなり微妙でした。

正直なところ、使う習慣がない人からすると使わずに終わってしまうかも…。

ならば、高級なタオルやタオルケットなどが無難で喜ばれると思いますが、色や柄が派手で自分の趣味に合わないこともありますね。

趣味趣向は人それぞれですが、贈るときはシンプルなデザインのものが良いですね。

新郎新婦の名前が入ったギフト

新郎新婦の名前が入った食器やマグカップも、かなり相手を困らせるギフトです。

普段使いするのも気が引けてしまい、最終的にゴミとされてしまう可能性が高いかも…。

選ぶときにテンションが上がってしまうのかもしれないですが、「もらう側はどうだろう?」と冷静に考えた方が良いですね。

身につけるアイテムやインテリア用品

時計やネクタイなど身につけるアイテムや、絵画や置時計、観葉植物などのインテリア関連アイテムは、人それぞれ趣味趣向が異なるものです。

普段の服装や、好みのスタイルに合わなければ、押入れにしまわれてしまったり、リサイクルショップに出品されたり…という可能性が高いので、避けた方が良さそうです。

まとめ

・内祝いの相場は半額~1/3程度いただいた方との関係性でも異なる
・郵送か手渡しするかは相手の都合を優先して、1日でも早く贈ろう
・現金や縁起の悪いもの、趣味や好みが分かれるものは避けるのが無難

内祝いは、自分の関係者だけでなく、パートナーの身内や職場、友人の方たちにも贈るもの。マナーを守り、失礼がないよう、手配したいものです。

大切なのは、お祝いをいただいた方たちに対して感謝の気持ちを伝えることです。
素敵なお返しをもらったとよろこんでもらえると良いですね。

以上、結婚内祝いについての記事でした。

夏に結婚式は暑いから迷惑?ゲストの本音と少しでも涼しくする方法

夏の結婚式と言えば、避暑地でもない限り暑くて当日汗が止まらないということもありえます。

特に今年は猛暑だったので、来年・再来年の夏に結婚式を考えている方は気になるところでしょう。

実際のところゲストはどのように感じているのでしょうか?また少しでも涼しくするためにできることはあるのでしょうか?

そこで今回は夏に結婚式をするときの対策や準備、ゲストの本音を紹介します!

夏に結婚式をするカップルの割合は全体の34.4%

手、アップ

ハナユメ」の調査によると、夏場(6~8月)に結婚式をするカップルは全体の22.2%という調査結果が出ています。

夏場の中でも「ジューンブライド」と呼ばれる6月の結婚式は10.6%、7月は5.8%、8月も5.8%と、真夏よりも初夏の方が結婚式を挙げるカップルは多くなっています。

では、夏場に結婚式を挙げたカップルは、なぜその時期を選んだのでしょうか?
その理由を詳しくみてみましょう。

なぜ夏を選ぶのか?夏の結婚式のメリットは費用が安くなる

夏場に結婚式を挙げる一番のメリットは、なんといっても費用が安くなることです!

結婚式のハイシーズンはすごしやすい気候の春や秋。
逆に夏や冬はオフシーズンとなっています。

春と秋はずば抜けて価格が高くなっていることが分かりますよね。
たしかに、結婚式を挙げるなら気候のいい涼しい時期に挙げたいと思うのは納得です。

ゲスト側になったときも、真夏や真冬より春秋の結婚式の方が正装をしやすいもの。

そのため、ハイシーズンは結婚式の予約が集中するため、料金はかなり高めに設定されていますし、高めに設定していても、この時期に結婚式を挙げたいと思うカップルが多いため、なかなか予約が取れないのが実情です。

しかし、オフシーズンである夏や冬は予約が取りやすいうえに、料金もハイシーズンより数十万単位で安く設定されていることが多くあります。

実際、結婚式を挙げるのを9月から8月の末に変えるだけで50万円安くなることもあるんです!
それだけハイシーズンとオフシーズンの価格差は大きいということなんですね。

ただし、どんなシーズンでも予約が常に埋まっている人気の結婚式場もありますので注意してください。

また、北海道に代表される雪国など、冬に結婚式を挙げるのは難しく、春はまだ雪解けで足元の状態が悪い地域では真夏の暑い日も短いため、涼しい夏の時期に結婚式を挙げるカップルも多いようです。

そのほか、沖縄やリゾートウエディングをする場合も、ゲストが連休を取りやすい夏を選ぶことが多くなります。

単に「夏だから~」という理由で夏の結婚式を避けるのではなく、その地域の場所や気候を考慮するのも大切なことですね。

では、結婚式に参加するゲストは夏の結婚式をどう思っているのか、その本音をチェックしてみましょう。

実際ゲストは夏の結婚式をどう思っているのか?

ガーランド

ハナユメが結婚式に参列したことがある人(400人)にとったアンケートでは、なんと、34.4%もの人が「夏の結婚式は迷惑」と回答していることがわかりました。

季節 回答割合
1.70%
34.40%
0.90%
24.70%

年間を通してみても、もっとも夏の結婚式がゲストには迷惑だと思われているんです・・・。

では、夏場の中でももっとも迷惑だと思われているのは何月なのか、結果をさらに詳しくみてみましょう。

月別で見ると「8月」がもっとも困ると回答

1月 22.50%
2月 7.20%
3月 5.00%
4月 6.70%
5月 0.00%
6月 1.50%
7月 1.70%
8月 25.50%
9月 1.20%
10月 0.70%
11月 0.50%
12月 27.50%

年間を通してみると「12月」がもっとも迷惑な月でしたが、夏の中でもっとも困る月として選ばれたのは「8月」!

8月はもっとも暑く、正装をするにはかなり厳しい気温なので当然の結果といえるでしょう。
特にスーツを着なければならない男性や着物の女性は想像するだけでも汗だくになってしまいそう。

また、お盆休みは会社が休みの人も多く一見ゲストも出席しやすそうではありますが、前々から帰省や家族旅行の計画を立てている人も多くいるため、スケジュールを調整するのは難しいのかもしれません。

他にも、夏休みの時期はコンサートや夏フェスなどのイベントも多く開催されているため、かねてから決めてきた予定と日程が重なってしまうのが困るというゲストも意外と多いようです。

8月に結婚式を挙げる場合はゲストが他の予定を立てる前に、できるだけ早く日取りを伝えておくといいかもしれませんね。

6月や7月は年間の中でも5位、6位とそこまで不人気ではない結果に。
6月は梅雨の時期なので、当日、雨が降らないことを祈りたいところです。

また、暑さでは8月とほぼ同じ7月が6位なのは意外な結果だったのではないでしょうか。
ということは、8月が最も敬遠されている理由は「お盆」に重なることが大きそうですね。

また、5月や10月、11月はいずれも0%台と、ほとんど迷惑だと思う人はいないという結果になっています。
さすが、ハイシーズンなだけありますね。
ゲストからこれだけ支持がある月なら、割高でもハイシーズンに結婚式を挙げるカップルが多いのも納得です。

費用は安く抑えられるけど、ゲストからは不人気な夏の結婚式。
そんな夏の結婚式のメリットとデメリットを次の章でさらに詳しくご紹介します。

夏の結婚式のメリット・デメリット

カップル,後ろ姿

ハイシーズンの春秋に比べて、夏の結婚式はどんなメリットやデメリットがあるのかを整理したいと思います。

メリット1:費用が安くなる
メリット2:夏休みなのでゲストが集まりやすい
メリット3:気候は暑くても、天候に恵まれる可能性が高い
デメリット1:やはり猛暑!とにかく暑い…
デメリット2:天気が急変する可能性がある
デメリット3:台風の可能性がある

メリット1:費用が安くなる

すでにご紹介した通り、ハイシーズンと比べて数十万単位での割引が可能になります!
できるだけ費用を抑えたいと思っているカップルにとっては、かなり大きなメリットですね。

オフシーズンで安くなっている分、ハイシーズンでは諦めていた憧れの式場で結婚式を挙げられる可能性もあります!

メリット2:夏休みなのでゲストが集まりやすい

すでに他の計画を立てていたゲストにとっては迷惑になってしまうかもしれませんが、前もって日取りを伝えておけば一番ゲストが集まりやすい時期です。

地元で結婚式を挙げる場合は遠方に住んでいる友人が帰省と合わせて参加してくれる可能性もありますね。

メリット3:気候は暑くても、天候に恵まれる可能性が高い

たしかに気温は暑いですが、晴天の日は年間を通してみても多いのが夏。
やはり天候に恵まれると嬉しいですし、参加するゲストとしても気温は涼しくて土砂降りより、暑くても晴天の方がいいですよね。

雨の日に結婚式に参列する場合は、向かう途中に服が汚れてしまわないか不安になるゲストも多くいます。

また、引出物など荷物が増えた状態で傘をさすのは大変だったという経験がある人も多いのではないでしょうか。

デメリット1:やはり猛暑!とにかく暑い…

近年は猛暑日が続くようになり、夏がとにかく暑い!

あまりの猛暑に外出を控えるよう注意喚起がされるくらいなので、スーツや着物を着て正装をしなければならないのは拷問に近いという意見も。

夏に結婚式をする場合、ゲストへの暑さ対策は必須になります!

デメリット2:天気が急変する可能性がある

夏は通り雨や夕立が発生しやすくなっているため、さっきまで快晴だったのに急に土砂降りになるなど天気が急変する可能性があります。

事前に雨具の用意をしていないゲストが困るのはもちろん、集合写真やブーケトスを屋外で予定していた場合は急遽変更が必要になってしまいます。

デメリット3:台風の可能性がある

夏から初秋にかけて注意しなければならないのが台風!特に台風が上陸しやすい九州や沖縄は夏の結婚式はかなりのハイリスク。

また、台風が接近しない地域での結婚式であっても、交通機関の乱れによって、遠方からのゲストが来られない場合も。

万が一、台風が発生した場合はどうするかを事前に考えておいた方がいいでしょう。

では、夏の結婚式の「暑い!」というデメリットを少しでも減らすために、どんな対策があるでしょうか?
次の章では具体的な暑さ対策をご紹介します。

ゲストへのおもてなし!暑さ対策の方法5選

ドリンク

猛暑の中、二人のために来てくれたゲストには素敵なおもてなしをしたいですよね。
ゲストに「夏の結婚式もいいな」と思ってもらえるような、おすすめの暑さ対策を5つご紹介します。

1.冷たいドリンクバーやおしぼりを用意する
2.アメニティグッズを充実しておく
3.シャトルバスやジャンボタクシーなどを手配しておく
4.できるだけ室内での演出にする
5.ナイトウエディングの実施を検討する

1.冷たいドリンクバーやおしぼりを用意する

ゲストが一番に暑さを感じるのは、やはり結婚式場に到着したとき。着いてすぐゲストに冷たいウェルカムドリンクで涼んでもらえるようにしましょう。

また、冷やしたおしぼりを配ると、炎天下の中歩いて来たほてりを冷ましてもらうこともできます。

ここで注意しておきたいのが、ウェルカムドリンクを飲んでもらえるよう案内することと、配ったおしぼりをすぐに回収するようスタッフに手配しておくことです。

たとえ目の前にドリンクが並べてあっても、声をかけてもらわないとゲストは手にとりづらいものです。

また、おしぼりも配りっぱなしにしないように気をつけてくださいね。

2.アメニティグッズを充実しておく

夏場に女性がもっとも気になることといえば、汗によるメイク崩れですよね!

サッとメイクを直せるように、綿棒やあぶらとり紙をアメニティとして用意しておくと喜ばれます。

また、汗拭きシートは男女問わず重宝されますよ。
こちらも手にとってもらいやすいように、「どうぞ使ってください!」とわかりやすく置いておくことをおすすめします。

3.シャトルバスやジャンボタクシーなどを手配しておく

最寄り駅から直結などの場合は問題ありませんが、15分以上駅から離れていたり、バスを乗り継ぐ必要があったりする場合は、主要な駅からのシャトルバスやジャンボタクシーを手配しておいて、極力、ゲストが炎天下を歩かなくてすむようにしてあげるのが良いですね。

暑さだけでなく悪天候になってしまった場合もゲストに喜ばれます。

4.できるだけ室内での演出にする

いくら晴天だからといっても、ガーデンウエディングや屋外での長い演出は絶対にやめましょう。

どんなに「軽装OK」「ノーネクタイOK」と薄着を推奨しても、暑いものは暑いです!

日焼けを気にする女性も多いので、さっと写真撮影をするくらいにしておくことをおすすめします。

また、屋外での演出は天気が急変した場合も困るので、できるだけ室内、もしくは屋根のある場所での演出を基本に考えるようにしましょう。

5.ナイトウエディングの実施を検討する

トワイライトタイムが挙式、日没後にパーティーという流れが一般的なナイトウエディングもおすすめです!

夏であっても日の沈んだ夜なら、昼間ほど暑さは気になりませんよね。

昼間では厳しい屋外での演出も、夜であれば涼しく、イルミネーションやキャンドルなど幻想的な演出でゲストを楽しませることができるでしょう。

最後に夏に結婚式を挙げた先輩カップルやゲストの本音を聞いてみましょう。

夏の結婚式を実施した新郎新婦やゲストの本音!

花嫁、子ども

人気の結婚式場をハイシーズンの秋に押さえるのは至難の業!
オフシーズンの夏を狙って予約をとった先輩カップルは多いようです。
それでも何十分も電話して、やっと予約がとれるとか…
どんな人気の結婚式場だったのか気になりますね!

かりゆしは沖縄で正装として着ることができます。
それをご両親にプレゼントして着ていただくのは素敵なアイデアですよね!
かりゆしなら暑くもなく、夏のいい思い出になりますね。

「せっかく夏用の着物やドレスを買ったから、夏に結婚式挙げて!」という意見は、夏の結婚式に参加した女性から意外と多くあがっていました。
ドレスはまだ羽織物で他の季節も着ることができますが、夏用の絽の着物は着ることができる期間が決まっているので、せっかく購入した方は「次も夏で!」と思ってしまいますよね。

「今日弟の結婚式出てたんだけど、この暑さでガーデンチャペルは死にそうになった」
同じような状況の結婚式で、親戚のおじさんや友人ゲストが暑さにキレてしまったという口コミもチラホラ見受けられました。

まとめ

・夏の結婚式、特に8月は避けてほしいというのがゲストの本音
・夏場の結婚式は、ドリンクやおしぼりなどゲストへの暑さ対策が肝心
・挙げるなら夏らしい演出や幻想的なナイトウエディングがおすすめ

夏の結婚式は費用が抑えられるというメリットがある反面、暑さや天候のデメリットも大きい時期です。
デメリットを少しでも減らす対策をして、ゲストに楽しんでもらえる夏の結婚式にしたいですね。

以上、夏の結婚式についての記事でした。

低価格だけどセンスいい!と思われるための結婚式のプチギフトアイデアまとめ

結婚式の最後のお見送りで配られることの多いプチギフトですが、最近はどのようなものが人気なのでしょうか?

せっかくなら、ゲストから「センスいい!」と思われたいですし、予算を考えると低価格のものを選びたいですよね。

そこで今回は、人気のプチギフトや筆者オススメのショップをご紹介します!

それでは早速、プチギフトの相場から見ていきましょう!

結婚式のプチギフト、一人あたりの相場は「200円以下」が最も多い!

プチギフト,お見送り

ハナユメ」の調査によると、プチギフトにかかった金額について首都圏では、「200円以下」で贈る人が29.2%と最も多いという結果でした。

次いで、「200円以上300円未満」と答えた人が27.4%で、約6割の人が300円未満で準備していたことが分かりました。

ちなみに、自分でラッピングをする場合は、ラッピング費用も予算に入れて考える必要がありそうです。

2次会では、披露宴のように豪華な引出物がないため、若干予算が高めのものが好まれる傾向にあるようです。

プチギフトを用意した人は94.8%

同じアンケートによると、披露宴・披露パーティー・2次会においてプチギフトを用意した先輩カップルの割合は94.8%とのこと。ほとんどの先輩カップルがプチギフトを準備していることが分かりますね。

プチギフトを渡す理由とは?

プチギフトを準備することが一般的になったのは、引出物を前もってテーブルの下に用意することが主流になったためです。

披露宴後にゲストをお見送りする時に「手ぶらでは失礼」ではないかということから広まってきたと言われています。

結婚式当日、新郎新婦は何かとスケジュールに追われとても忙しく、ゲスト一人一人とゆっくり話しをする時間をなかなか持つことができません。

そこで、プチギフトを直接一人一人に渡せば、ゲストと会話する時間ができ、感謝の気持ちを伝えることができます。

ゲストにとっても、プチギフトをもらう時は新郎新婦と一緒に写真を撮る絶好のチャンス。ゲストに対するおもてなしの心を大切にするという想いが、プチギフトには込められているのです。

プチギフトを準備しなければいけないわけではありませんが、「今日は来てくれてありがとう」という感謝の気持ちを直接伝えられる機会を作ることが出来ます。

プチギフトを渡すタイミングは?

プチギフトを渡すタイミングの定番は、最後にゲストをお見送りする時です。

しかし近頃は、キャンドルサービスのようにテーブルを個別に回るタイミングでプチギフトを手渡しする新郎新婦もいます。

他にも、ゲストが帰る際に時間がかかってしまうために、敢えて引出物と一緒にプチギフトを袋の中に入れるケースもあるようです。

この場合は、お見送りの際に手ぶらになってしまうため、プチギフトの代わりにメッセージカードを渡すなどの工夫をするのがおすすめです。

結婚式はパートナーの親族や友人にも一度に会える貴重な場ですから、「本日はどうもありがとうございました。

これからどうぞよろしくお願いします」と一言添えながらプチギフトを渡せばと、これからお付き合いが始まる方々への挨拶にもなるので、あると便利なアイテムと言えるでしょう。

プチギフトの相場や必要性についてお伝えしました。
次は、プチギフトの人気アイテムをご紹介します。

やっぱりお菓子が圧倒的人気!その中でも人気なお菓子とは?

クッキー

それではプチギフトでは何が人気なのでしょうか。アンケートでは、有名ブランドのお菓子、2人に縁のあるお菓子、写真や文字入りなどオーダーできるお菓子、その他のお菓子、手作りのお菓子を合計すると、合計で75.4%という結果が出ています。(ハナユメ調べ)

やはり小さな子どもから同世代、更にはおじいちゃんおばあちゃんなど、老若男女問わず喜ばれる物なので圧倒的な人気があるのも納得です。

クッキーやチョコレート、飴などのお菓子は、手ごろで後に残らない物なので、ゲストも気軽に受け取ることができますし、披露宴の帰り道にでも簡単に食べてもらえるようなものを選ぶのも良いですね。

もちろん、結婚式のお土産として家に持って帰っても、家族にも喜ばれるアイテムです。

最近では、お菓子であってもオリジナルデザインのものを用意したり、可愛いラッピングしたりと、プチギフトにこだわるカップルも多く、手作りのお菓子をプチギフトにする場合もあるようです。

衛生面の観点から、手作りの飲食には対応していない会場もありますので、プチギフトで手作りのお菓子を配りたい場合は、事前に会場に相談してみると安心です。

お菓子以外で人気なものは?

先ほどのアンケートによると、「お菓子以外の食べ物・飲み物」も14.1%もあり、お菓子に次ぐ人気であることが分かります。プチギフトでお菓子以外の食べ物と言えば、海苔や鰹節など縁起の良い食べ物の事があげられます。

海苔も老若男女問わず喜んでもらえる上に、日持ちのする食べ物ですし、中には出身地の海苔を選ぶカップルもいるそうです。

また、鰹節は鰹を3枚に下ろしたその半身を、さらに2枚に下ろして作られ、雄節と雌節の2種類に分けられます。この2本が合わさる形になっていることから、「夫婦の象徴」と縁起の良い食べ物と言われています。

鰹節も海苔も、薬味やご飯のお供など、和食には欠かせない食材で、実用性がとても高いため、根強い人気があります。

食べ物の他には、バス用品、キッチン用品、文房具類などの日用品も人気です。
これらの雑貨は、あると便利なものや、2人ならではのおもしろい商品なども人気があります。

バスソルトは、プチギフトの定番アイテムでもあり、パッケージがかわいいものも多いので特に女性から好評です。お湯に入れると泡がでるバスボムや、発汗作用があるなど身体をより温める効果のあるバスソルトなどがおススメです。

プチギフト専門のネットショップで選んだ場合、ハート型や星形などの結婚式にぴったりのものがたくさんあります。ただし、香りが強いバス用品は、好き嫌いがはっきり分かれてしまうので避けたほうが無難かもしれません。

また、生活必需品であり、何枚あっても邪魔にならない人気のアイテムが、タオルやハンカチです。シンプルなデザインの物なら好みを問わず喜ばれるはず。

ゲストのイニシャルを入れてオリジナルのタオルもいいですし、スイーツをかたどったミニタオルは特に女性に喜ばれます。色や柄が数種類ある場合は、かごの中に数種類入れてゲストに好きなものを選んでいただくのも楽しいですね。

他にもボールペンなども誰もが使えるアイテムとしておすすめです。

人気のプチギフトについてご紹介しました。
次に、プチギフトの準備の方法をお伝えします。

プチギフトは自分たちで手配してもOK!手配方法はインターネットがオススメ

ノートパソコン

先輩カップルはプチギフトをどのように準備したのでしょうか。プチギフトの購入先を聞いたところ、「利用した結婚式場とは無関係の外部のお店」が46.1%で最も高く、続いて「利用した結婚式場で準備」が20.3%となりました。

他にも、「利用した式場が提携しているショップ」が14.9%、「自分たちが手作りしたものを持ち込んだ」ケースが11.3%という結果になり、自分たちで手配して持ち込んだ先輩カップルが多い結果になりました。

利用した会場でプチギフトを準備できるケースもありますが、選ぶ種類が少ない、あまり好みのプチギフトが無い可能性もあります。せっかく感謝の気持ちを伝えながら渡すなら、センスよく、たくさんの種類から気に入ったものを選びたいですよね。

プチギフトは結婚式前に準備しておいて、当日持ち込むだけなので手配がとても簡単ですし、自分たちで自由に選ぶことができることが魅力。引出物とは違って、持ち込み料がかからないケースがほとんどなので、自分たちが満足できるものを用意したいですね。

購入するならインターネットがオススメ!

プチギフトはゲスト一人ひとりにプレゼントするもの、かつ、たくさんの個数が必要になるものなので、ネットショップで購入するのがおすすめです。

実際にお店に足を運んで探すよりも、好みのアイテムをお手頃価格で見つけることができます。

それでは、筆者おすすめのネットショップ3つをご紹介していきましょう。

PIARY(ピアリー)

結婚式プチギフトや可愛い2次会プチギフトなど、ゲストに喜ばれるプチギフトがたくさん揃っています。

オリジナルプチギフトも約100種類あり、季節限定の商品や、ウェルカムボードやウェディングケーキのように積み上げたりして、インテリアにもなるプチギフトなど種類が豊富で、オリジナル感を出すにはぴったりです。

また、低価格ながらもデザインの高級感・可愛さ、そして中身の多さもおすすめの理由です。ラッピングやパッケージにもこだわっている、見た目もオシャレで可愛いものが揃っています。

プチギフト・引き菓子を合計30個以上購入されると、サンクスタグかサンクスカードかデコシールを無料でもらえるのも、嬉しいポイントです。

TOPBLIDAL(トップブライダル)

トップブライダルでは、2,000点以上の商品を取り扱っています。最新のプチギフトも続々入荷しており、プチギフトが数量限定で激安特価のタイムセールもあります。

プチギフトやカタログギフトなどのプレゼントだけでなく、クラッカーやキャンドル等の演出アイテムも豊富にありますので、このサイトだけで、ウェディングアイテムを揃えることもできそうです。

10,000円以上の購入で送料が無料になり、(離島・沖縄除く)、20,000円以上のお買い物で2,000円オフクーポンがもらえるので、お得にプチギフトを準備したい人におすすめです。

HYACCA(ヒャッカ)

「こだわり花嫁のためのちょっとRICHのプチギフト」がコンセプトに、品質の良い新進ブランドの商品をHYACCAバイヤーがセレクトしているサイトです。

デザインやパッケージにおしゃれな要素が盛り込まれたものが多く、プチギフトにピッタリなアイテムも数多く揃っています。

価格も、100円台から20,000円台と幅広く取り扱っているので、プチプラ志向の方だけでなく、高級志向の方にも喜ばれるサイトです。

また、ウェディングアイテムだけでなく、両親贈呈ギフトや内祝いギフト、華やかな小物やアクセサリーなども販売しているため、幅広く利用されてはいかがでしょうか。

お手頃価格でも、ゲストの印象に残るような満足のいくプチギフトを選びたいですよね。是非お好みのサイトを見つけてください。

おすすめのインターネット通販サイトをご紹介してきました。
最後に、プチギフトアイデアを5つご紹介します。

プチギフトの最新トレンドは『縁起がよくてインスタ映え』!プチギフトアイデア5選

カップル」、人形

先ほどもお話したように、プチギフトを渡すタイミングは、新郎新婦からゲストに感謝の気持ちを伝えられる貴重な機会です。ゲストの気持ちを考えて、可愛くて実用的なもの、なおかつ縁起のいいものを選ぶのがおすすめです。

ここでは「流行や見た目の可愛らしさに加え、結婚式という儀式特有の縁起のよいプチギフト」を5つご紹介します。

1.ふくふく湯

「福を呼び込むニッポンの美肌湯」、ふくふく湯という入浴剤です。幸運を招き入れる招き猫、願いが叶うだるま、成長を願う犬張子、お正月限定のさる、福助、柴犬など数種類のパッケージがあります。

それぞれの種類で、香りとお湯の色が異なり、見た目も可愛く選ぶのも楽しいですね。ふくふく湯は、使い切りタイプの入浴剤で、心地よいバスタイムをゲストにお楽しみいただけます。

2.いろは屋の金平糖

”幸福”を表す金平糖は、結婚式のギフトとして親しまれてきました。長い時間をかけて手作りで大切に作られる工程から”新しい家庭を築いていく夫婦の姿”を連想させるとして、プチギフトに最適です。

コンパクトながらも、箱を開けるとぎっしりとした重量で食べ応え十分なのも嬉しいですね。カラフルな和紙の小箱も可愛さ満点で、ゲストにも喜ばれるプチギフトです。

3.桜茶

桜茶は、お湯の中に花が美しく咲き開くため祝い事によく用いられてきました。 ほのかに香る桜の風味が特徴で、暖かい桜茶は老若男女問わず誰に渡しても喜ばれるプチギフトです。春に結婚されるケースのプチギフトにもピッタリです。

4.めで鯛クッキー

「メデ鯛」という語呂合わせから、お祝いの席の定番になっている鯛。さらに「アリガタイ」の語呂合わせも持ち、感謝の気持ちを伝えてくれるため、結婚式でのプチギフトとして最適です。

鯛は七福神の「ゑびすさん」が抱えていて、おめでたい席を盛り上げてくれる縁起のいい魚です。ユニークな和テイストのプチギフトは和装婚に限らず、洋装ウェディングやカジュアルスタイルにもオススメです。

5.ふさなり

三重県熊野市にある2つの神社の神饌のために作られていたお米『ふさなり』。昭和40年代に耕作が激減し途絶えたと思われていましたが、学術用に保管されていた種が見つかり高知で復活しました。

この大変貴重な神饌米は縁起米ともされ、ハレの日のお米として結婚式にも最適です。ゲストに持ち帰ってもらうのに丁度良い1合サイズも魅力です。

以上、筆者おすすめのプチギフト5選でした。

まとめ

・94.8%のカップルがプチギフトを準備、1人あたりの相場は200円以下が最も多い
・プチギフトでは「お菓子」が全体の75.4%と圧倒的に人気!
・インターネット注文なら手配が簡単でさらにお得に用意できるかも

トレンドや人気なども参考にしながら、渡したときに、ゲストが嬉しい気持ちになれるようなものを選びましょう。

センスの見せ所でもありますので、2人らしいオリジナリティをさりげなく取り入れるとゲストの記憶にも残るものになります。是非、お気にいりのプチギフトを見つけて、素敵な結婚式にしてくださいね♪

以上、結婚式のプチギフトに関する記事でした。

ゴールデンウィークの結婚式は迷惑だと答えた人が約3割!その理由とは?

ゴールデンウィークに結婚式を挙げようと思うと、旅行の予定だったゲストに迷惑がかからないかと心配になる方も多いと思います。

そこで今回は、ゴールデンウィークに結婚式を挙げるメリット&デメリット、招待するゲストにどう配慮すべきかをご紹介します。

この記事を読めば、ゴールデンウィークに結婚式を行うかどうかを決めることができるはず!

ゴールデンウィークに結婚式って迷惑?3割以上が迷惑と回答

ウェディングドレス,スマートフォン

「ゴールデンウィークに結婚式を挙げたい…けど招待される側は迷惑かな?」と悩んでいる人もいるかもしれませんね。

では、実際はどれくらいの人が迷惑だと感じているのか、詳しくチェックしてみましょう。

やっぱり困る、誘われて困る日程アンケートで第4位

1位:年始(77.48%)
2位:年末(75.50%)
3位:クリスマス(42.57%)
4位:ゴールデンウィーク(34.41%)
4位:夏(34.41%)

ハナユメ」が実施したアンケートによると、1位、2位の年末年始は圧倒的ですが、当然の結果ですね。

3位のクリスマスもすでに予定があるゲストからは非難を浴びそうです。

そして、4位にランクインしたのがゴールデンウィーク。3割以上の人が迷惑だと思うという結果になっています。
やはり、一年で一番大きな連休なので他に優先したい予定がある人は多いでしょう。

かなり親しい友人であれば喜んで参列したいと思いますが、付き合いの薄い友人なら、楽しみにしていた他の予定をキャンセルしなければならなかったり、結婚式の欠席連絡をしたりするのが面倒だと思われてしまう可能性は高いですね。

家族と過ごす人も多いので、ゲスト本人に迷惑と思われなくても、ゲストの家族からは迷惑がられる可能性もあるかもしれません。

欠席連絡の覚悟はしておく

ゴールデンウィークに結婚式を挙げる場合は、できるだけ早く、ゲストに招きたい人が他の予定を入れてしまう前に結婚式の日取りを伝えるようにしましょう。

それでも他の日取りよりも欠席の連絡が多くなることは覚悟しておいた方がよいかもしれません。

また、出席のゲストも他に優先したい予定ができてしまった場合は、残念ながらドタキャンされる可能性も。

絶対に空席をつくりたくない場合は、確実に出席してくれそうな人をゲストに選ぶのも手ですね。

それでもゴールデンウィークに結婚式を挙げるカップルは多くいます。

なぜ、迷惑がられる可能性のあるゴールデンウィークを選ぶのかを次の章でみていきましょう。

ゴールデンウィークの結婚式は費用がお得になりやすい

挙式イメージ

一般にゴールデンウィークのある5月は、結婚式の人気シーズンの中でも人気のある月です。

人気シーズンは料金も高めに設定されているのが普通ですよね。

しかし、そんなハイシーズンの5月でもゴールデンウィーク割引プランのある結婚式場だと、安く結婚式を挙げることができるんです!

ただし、ゴールデンウィークの中でも初日は人気のため、費用は下がりにくい傾向があります。

逆に中日(なかび)の平日は費用が一番安くなり、ハイシーズンの中での最安で結婚式が挙げられる可能性も!

ゴールデンウィークの費用が安い日程

また、Uターンラッシュの5日や6日も費用は下がりやすく、お得に結婚式を挙げられる可能性が高くなっていますね。

しかし、ゴールデンウィークの最終日は家でゆっくりしたいと思うのも自然なこと。
最終日に結婚式というのも、ゲストからは避けてほしいと思われる可能性は高そうです。

簡単に言ってしまえば、【ゲストから迷惑がられそうな日=人気のない日=安くなる】ということですね。

それでも、ゴールデンウィークの方が参加しやすいというゲストが多いのであれば、ゲストの都合がつきやすく、人気シーズンなのに費用も抑えられる最高の日程といえるでしょう。

一番安くなる中日の平日を選ぶのであれば、前述の通り欠席連絡を覚悟する必要がありますし、中にはゴールデンウィークといえど平日なので、普通に仕事があるという人も多いでしょう。

サービス業に就いているゲストは繁忙期で休むこともできない可能性もあります。

同じゴールデンウィーク中でも、ゲストによって参加しやすい日は異なるので、ゲストの中でも参加してほしい人のスケジュールを考慮して日程を選ぶのもいいかもしれません。

次の章ではゴールデンウィークに結婚式を行うメリット&デメリットをみていきたいと思います。

ゴールデンウィークに結婚式を行うメリット&デメリット

新婦,ウェディングドレス,ブーケ

メリット1.人気月なのに費用が安い

すでにご紹介の通り、ゴールデンウィークはゲストにとっていい日程とは言えないため、人気シーズンの5月にしては人気がありません。

そのため、結婚式場側もその日程で結婚式を挙げてもらうために、割引や格安なプランを用意している場合があります。

メリット2.準備や式後にゆっくりできる

日曜日や祝日に結婚式を挙げると、結婚式の翌日から仕事!なんて人も多いですよね。

しかし、連休のゴールデンウィークであれば、結婚式の前日や翌日にゆっくりすることができます。

結婚式は意外と疲れてしまうので、翌日にゆっくりできるのはポイントが高いですね。

お互いの地元が遠方の場合は集まりやすい

地元が遠方の場合は、普通の土日休みではなかなかゲストも集まりにくい可能性も。

しかし、連休であれば遠方のゲストも集まりやすく、特に親戚は連休にしか集まらないということも多いでしょうから、身内だけの結婚式にするのなら、ゴールデンウィークの結婚式は歓迎されるかもしれませんね。

デメリット1.やっぱり迷惑だと思われる可能性がある

やはり迷惑だと思われる可能性は避けられませんし、迷惑を通り越して非常識だと思われる可能性もあります。

結婚式というおめでたい場にそういった指摘を受けるのはもったいなく感じてしまいますよね。

デメリット2.交通費や宿泊施設が割高になっている

交通費が多少高くなるだけではなく、予約するのが遅れると新幹線や飛行機のチケットが取れない!なんてこともあります。

宿泊施設も観光地や近隣で大規模なライブなどイベントがある場合は、すでに満室になっている可能性も。

デメリット3.中日だと予定があり欠席の可能性が高い

中日はゴールデンウィークの中でも一番欠席連絡の可能性が高くなります。

実際、私も地元の友人がゴールデンウィークの中日に結婚式を挙げることになり、泣く泣く欠席の連絡をしたことがあります。

中日はカレンダー通り仕事の人もいれば、すでに家族で帰省や旅行に行っている人も多くいるタイミングです。

ゲストを集めるのは非常に難しいことを覚悟しておいた方がいいでしょう。

メリットとデメリット、じっくりと考慮してみてくださいね。

次の章ではゴールデンウィークに参列してくれるゲストへの配慮についてまとめてみました。

ゴールデンウィークに結婚式を行う際、ゲストに配慮するポイント4つ

花嫁手元,お花

準備の段階や当日、ゲストへの配慮がしっかりできていれば、ゲストも「忙しい間を縫って来てよかったな」と思ってくれるはずです。

しっかり配慮のポイントを押さえて、ゴールデンウィークの結婚式を迎えましょう。

ポイント1.ゲストには早めに連絡をしておく

大型連休なので、旅行やイベントを計画している人はたくさんいます。

家族での海外旅行となれば、1年近く前から計画していることも。

通常であれば半年から3ヶ月前に連絡をしておけば問題ありませんが、ゴールデンウィークに限っては半年前でも遅いと思われてしまう可能性があります。

ゴールデンウィークに結婚式を挙げることを視野に入れた時点で、どうしても参加してほしいゲストには伝えておいた方がいいかもしれませんね。

もちろん、具体的な日程が決まったら、できる限り早くゲストに連絡をしましょう。

ポイント2.ゴールデンウィークの初日にする

ゴールデンウィーク中に結婚式を挙げる場合、できればゴールデンウィークの初日にすることをオススメします!

中日に予定があっても初日や最終日を空けている人は意外と多いもの。
自宅でゆっくりするためや、万が一の急用のために空けているのかもしれませんが、他の日に比べて参加してもらえる確率はかなり高くなりそうです。

また、ゴールデンウィーク最終日の翌日が多くの人が仕事でしょうから、できることなら初日を選ぶほうが参加してくれる確率は上がりそうですね。

ポイント3. 時間帯や2次会もゲストに配慮する

次の日に予定がある人が多くいることを考えると、あまり遅い時間帯にするのはおすすめできません。

結婚式は午前中に実施し、2次会は別日にするという選択肢もありだと思います。

2次会をする際はできるだけ早い時間にお開きにするよう配慮してくださいね。

ポイント4. お車代や宿泊費は平均よりも多めに準備する

ゴールデンウィーク中、交通費や宿泊費は普段より割高になっています。

相場の額でお車代や宿泊費を計算しないように注意しておきましょう。

相場よりも少し多めにお車代を渡すことで、相手にも「ゴールデンウィークなのに来てくれてありがとう」という気持ちが伝わるはずです。

まとめ

・結婚式によばれて困る日程でゴールデンウィークと回答した人は3割強
・ハイシーズンの5月でもゴールデンウィークは結婚式が割安に
・お車代、時間帯などゴールデンウィークならではの配慮を忘れずに

ゲストの都合がよければハイシーズンに安く結婚式を挙げられるゴールデンウィーク。

新郎新婦にとっては狙い目の日程なので、最初から除外するのではなく、ぜひ検討してみてくださいね。

以上、ゴールデンウィークの結婚式についての記事でした。

結婚式の招待状はいつ出すべき?正しいタイミングで招待状を出そう!

結婚式の招待状について出すタイミングや、正しい出し方などわからない方も多いのではないでしょうか?

今回は、招待状の準備や書き方渡し方など招待状においてのノウハウを紹介しています。

この記事を読めば、招待状についての正しい知識がつき、ベストなタイミングで招待状を出すことができるでしょう!

結婚式の招待状を出す一般的な時期は2〜3ヶ月前

カレンダー,スケジュール

結婚式の招待状を出す時期は、一般的には式の2~3ヶ月前とされています。

その時の注意点をみていきましょう。

発送する「お日柄」として、消印日が「大安」もしくは「友引」がベスト

招待状を発送するタイミングは結婚式の2~3ヶ月前ならいつでもいいというわけではありません。

実は発送した日付、いわゆる「消印日」がとても重要になります。
結婚式の日や入籍日にこだわる人は多いと思いますが、やはりお祝いごとですから、後に残る消印日も縁起のいい日にしたいものですよね。

上司や親戚の中にはお日柄を重視する人も多くいるでしょうから、大安、もしくは友引がベストです。

またポストに投函するのではなく、郵便局に直接持っていくことをおすすめします。
回収時間によっては消印日がずれてしまう可能性があることと、天候等によって汚れてしまったり、投函時の衝撃で折れてしまったりすることを防ぐためです。

大切なゲストへの招待状なので、マナーに配慮して全ての人に気持ちよくお届けしたいですね。

結婚式までの日数が少ない時はどうする?

結婚式の準備においては、招待客を把握できないと進められない工程が多々あります。
そのため、遅くても2ヶ月前までには出す人がほとんどです。

どうしても結婚式までの日数が足りない場合は、式場の提携業者にお願いすることをおすすめします。
自分で作成するとなれば、デザインや文章を考えて印刷し、さらに一人ひとりの宛名書きをする必要があります。

しかし業者に発注をすれば、デザインや文面を選ぶだけでOKといったケースもあり、大幅な時間短縮になりますよ。

返信期限としては投函後1カ月以内に設定

招待状には必ず、「○日までに返送してください」という文面を入れます。
投函後1ヵ月以内に設定することが一般的です。

受け取ったらできるだけ早く返信するのが招待される側のマナーではありますが、予定がわからないのでしばらく保留しておき、そのまま忘れてしまう…などの理由からなかなか返信が来ないケースも少なくないようです。

その場合に備えて、少し余裕を持たせて返信期限を設けましょう。
この返信期限についても、大安や友引の日を選ぶことが一般的です。

逆に早く送りすぎるのはダメではないが、、、

結婚式の準備は、直前になればなるほど忙しくなるだろうから、余裕があるうちに早めに招待状を出してしまいたい…と考える人もいるかも知れません。

早めに出すことは特にマナー違反というわけではありませんが、期間が空きすぎて、招待された側の気分が盛り上がらない可能性があります。

また早く出しすぎると、先の予定すぎて忘れてしまうリスクもあります。
2~3ヶ月前に出すことが、ゲストにとってもちょうどいい時期といえます。

続いて、招待状を送る前にしておきたいことをお話しします。

招待状を送るまえにしておくべきこと【事前準備】

新婦,ノート

招待状を出すといっても文面を考えて送るだけではありません。
実は招待状を送る前にやるべき大切なことがあるのです。いくつかみていきましょう。

招待客のリストアップは早めに決めておこう!

まずは招待する人をリストアップしていきます。
必ずしも新郎新婦で人数を揃える必要はありませんが、あまりにも人数差があれば、少し不自然さも出てしまいます。

職場の人は上司だけ呼ぶのか、同僚にも来てもらうのか。
親戚はいとこまで呼ぶのか、伯父(叔父)伯母(叔母)まで呼ぶのか…など、すり合わせておきましょう。

親戚関係についてはそれぞれの両親に確認することも必要です。
具体的なリストアップ方法として、分類しながら招待客を選ぶのがベターです。

「必ず呼ぶ人」「できれば呼びたい人」「2次会のみ呼びたい人」「結婚の報告だけをする人」などと分類わけして選ぶと、スムーズに進められます。

もちろん招待人数は結婚式場の規模にもよるので、プランナーさんともよく相談しましょう。
招待客の人数が固まらなければ、席次表の作成やテーブルの装飾デザインなどの準備にとりかかることができません。

その後の準備に大きく影響するため、できるだけ早くから進めていく必要があります。

招待状を送る前に事前に出席の確認をしておこう!

最近では、いきなり招待状を送ることはほとんどありません。
職場やよく会う友達には直接、普段あまり遊ばない友達には電話やメールなどを使って、事前に結婚の報告と出席依頼をしておくのが良いですね。

2~3ヶ月前であれば、旅行や他の結婚式がバッティングしていて参加できないレベルの予定は決まっているでしょうから、その時点で都合が悪い人を把握することができます。

この場合、招待状が無駄になることが少ないので、費用の節約にもなるのです。
行くと返事をもらった人と、まだ予定がわからないと答えた人には、改めて招待状を渡すようにしましょう。

招待客のフルネームと住所をしっかり確認しておこう!

招待状を送るにあたり、住所とフルネームが必要になります。
「知り合いだから大丈夫」と油断していると、名前の漢字を長年勘違いして覚えてしまっていたなど、意外な盲点があるので注意が必要です。

結婚して姓が変わっていることも多々あるので、念には念を入れて確認しましょう。
招待状を業者に依頼する場合、旧字体の印刷が可能かを確認しておくと良いですね。

こだわりがある人もいるので、できるだけ対応すると誠実さが伝わります。
また親戚リストは両親にも確認してもらうと安心です。

住所も同様に、引っ越し前の住所のまま発送することがないようにしましょう。

最新の年賀状を参考にするか、もしくは結婚報告のメールの返信に、住所を書いてもらうこともおすすめです。
間違いを防ぐために」と一言添えれば、こちらの意図も伝わるはずです。
次は、招待状の正しい出し方、渡し方を見ていきましょう。

招待状の正しい出し方&渡し方、気をつけたいポイント

招待状

招待状の準備が整えば、いよいよ発送です!
ここで注意したいのは、全ての招待状を郵送するのではなく、手渡しするという方法もあるということ。
気をつけたいポイントについてみていきましょう。

招待状の手渡しの時の注意点とは?

招待状は、郵送だけでなく手渡しするという方法もあります。むしろマナーとしては手渡しすることが望まれます。

あくまでもお祝いに「来ていただく」ということなので、直接会って招待することがより丁寧だからです。
その場合の注意点をご紹介します。

手渡しをするゲストとは?

上席のゲストには、できる限り手渡しをするようにします。

具体的には仲人、主賓(上司や恩師など)、お祝いの言葉や乾杯の音頭をお願いする人などです。
突然出向くことはせず、事前に結婚の報告と出席依頼をした上で、伺いましょう。

その際は
「先日お話ししました通り、結婚式を〇〇にて執り行うことになりましたので、招待状を持参いたしました。 披露宴ではぜひ一言お言葉を頂戴いたしたく存じます。お忙しい中恐れ入りますが何卒宜しくお願い致します。」
などと添えるとスマートですね。

遠方で直接渡せない場合は、郵送してももちろん大丈夫です。

手渡しの際、招待状の宛名に住所は書かない

手渡しをする場合は招待状に住所を記入しません。
これは、もし住所が書かれていれば「郵送するつもりだったが、たまたま都合があったので手渡しにした」と捉えられてしまう可能性があるからです。

最初から手渡しをするつもりだったと印象付けるためにも、住所は記入せずに渡しましょう。

手渡しの際、招待状は糊付けしない・封をしない

本来、お祝いごとのものにハサミを入れるのは縁起が悪いとされています。

郵送する場合はどうしても糊付けをせざるを得ませんが、手渡しならマナーを守るためにも、封はせずにおきましょう。

ただし招待状だけでなく会場案内図なども入っており、こぼれ出ることが心配な場合は、軽くシールで仮止めをすることをオススメします。
いずれにしてもハサミを使わなくても開けられる状態というのがポイントです。

招待状に同封する返信ハガキに切手を必ず貼る

手渡しの場合、招待状に切手を貼らなくていいのはありがたいですよね。
複数枚の郵送代は結構な額になるので、手渡しにすればその分節約になります。

ただし返信ハガキにも切手を貼らないのは絶対にNG!わざわざ持ってきてくださいと言っているようなものです。

毎日顔を合わせる間柄だとしても、都合によって郵送する可能性もあるので、返信用封筒には必ず切手を貼りましょう。
後から予定を確認して返送するのか、今すぐ目の前の新郎新婦に返信ハガキを渡すかは、相手が決めることです。

招待状の郵送時の注意点とは?

距離や会う頻度により、手渡しが難しいことはもちろんあります。
その場合は郵送で大丈夫です。
この場合の注意点をみていきましょう。

事前に招待状を送ることを連絡しておくことが大切

招待状は突然送ると失礼にあたることもあります。
必ず事前に結婚の報告をし、予定を確認してから送りましょう。

どうしても行けないということがわかれば、その分発送する招待状を減らせるので、節約にもなります。

発送と消印の日付は「大安」もしくは「友引」が良い

発送日はできれば大安、もしくは友引にしましょう。
そんなこと気にする必要あるの?と思うかも知れませんが、お祝い事に六曜を気にする人は案外たくさんいるかもしれません。

招待状の発送日は消印が残るので、意外と気にする人は見ているものです。
せっかくいい日に投函しても、消印の日がずれてしまうということがないように、郵便局から発送すると安心です。

宛名書きは住所と氏名を毛筆か印刷で用意

住所と氏名は毛筆で書くことがマナーとされています。
字に自信がなくても、丁寧に書くことで気持ちが伝わりますが、かなりの手間を要するもの。

そのため、代筆サービスや毛筆のフォントでの印刷をする人も多いようです。
続いて、招待状を出すタイミングを失敗した、という実例を見ていきましょう。

招待状を出すタイミングにまつわる先輩カップルの失敗談

花嫁,困った表情

招待状を出すタイミングの体験談を、いくつかご紹介します。

https://twitter.com/star_r0/status/1027146054997696512?s=21

招待客がある程度決まり、発送予定日も決めたとしても、どうしても遅くなってしまうケースもあります。

よほど結婚式ギリギリにならない限りは、ゲストからクレームが入ることはありませんが、身内や親戚には快く思わない人もいるかもいれません。

たくさんの結婚式に出席している人も、だいたいの招待状到着時期を知っています。
そのような人に悪い印象を与えることがないよう、やはり余裕を持って準備をしたいですね。

【緊急!!】招待状に間違いがありました。
明日、招待状を出さなくてはならないのですが、
先ほど「披露宴の時間」を30分間違えて記載してあることに気付きました。
招待状は業者にすべてたのみ、確認のメールをいただいた時点で間違えていたのですが、
こちらの不手際で気づかずに承諾したためのミスでした。
このまま訂正せずに後日連絡したほうがよいのか、それとも遅れてもよいから
業者に再度作成してもらうか、届くのに余裕を見て1週間ほどかかるようです。
招待状を出す前に招待する方々は全員挙式から出席していただくのですが、
よく考えてみると時間があまりにもあり違和感があるかと。。
どのようにしたらよいでしょうか。。
引用元:YAHOO!知恵袋

招待状は予定通り用意して、発送できる段階まで来てからの失敗談です。
確認したつもりでも、開始時刻や曜日、会場名などの印刷間違いがあるケースがあります。

発送は差し止めてやり直すことになると、発送日が一段と遅れてしまいます。
発送日に大安や友引を選ぼうとすると、一度チャンスを逃すと1週間ほど先になってしまうこともあるのです。

このような失敗をさけるためにも、完了予定日は発送予定日の1週間前に設定して、念には念を入れて確認するようにしましょう。

 

まとめ

・招待状は結婚式の2~3ヶ月前に発送するのがベスト
・大安や友引などを選んで発送するとお祝い事らしくて◎
・目上の人には手渡し、郵送なら返信用切手を貼るなど細かくケアして

結婚式の準備でもとても大切な招待状の発送。その時期や注意点などをお伝えしました。
招待状を受け取った人が楽しみにしてもらえるように、丁寧に準備をして発送したいですよね。
招待状が返送されれば、いよいよ結婚式に向けて本格的な準備がスタートできます。
準備期間も楽しんで進めてくださいね。

以上、結婚式招待状の発送タイミングについての記事でした。

5月に結婚式ってどう!?5月に結婚式を挙げるメリット&デメリット

結婚式をするにあたって、5月は気候的にも過ごしやすく人気のシーズンです。

そんな5月に結婚式を挙げるメリットやデメリット、5月にオススメの演出をご紹介します。

この記事を読めば、5月に結婚式をするか判断でき、実施する場合後悔なく当日を迎えられることができるはず!

5月に結婚式を挙げたカップルはどれくらいいる?月ごとの実施の割合

花嫁

実際に5月に結婚式を挙げたカップルは、どのくらいいるのでしょうか。まずは、月ごとの割合をチェックしてみましょう。

5月は人気5番目の7.9%

ハナユメの調査によると、5月に結婚式を挙げたカップルの割合は7.9%とのことです。

11月、9月、10月、6月に次ぐ第5位という結果でした。

1月 5.7%
2月 6.6%
3月 7.1%
4月 7.1%
5月 7.9%
6月 8.3%
7月 7.7%
8月 6.0%
9月 12.5%
10月 11.3%
11月 13.1%
12月 6.6%

5月は全国的に暑すぎず寒すぎず、ちょうどいい気候なのが人気の理由でしょう。新年度が始まって少し落ち着く時期なので、仕事やプライベートの忙しさも少し収まっているタイミングともいえますね。

新緑が気持ちよく、青空との対比が写真でも映えるシーズンです。ただし、5月ウエディングはメリットだけではありません。時期によっては、「嫌だな」と感じるゲストもいるのです。どのような点がデメリットになるのでしょうか。

次の章では、具体的に5月挙式のメリット、デメリットをご紹介します。

5月に結婚式を挙げるメリット、デメリット

結婚,パーティー

では、あらためて5月に結婚式を挙げるメリットとデメリットについてご紹介します。

メリット1.なんといっても気候が最高!

集合写真やフラワーシャワー、バルーンリースといった演出面を思えば、やっぱり結婚式は天気に恵まれてほしいと思うもの。

ガラス張りのチャペルでの挙式やガーデンウエディングを検討している場合、天候はより重要なポイントですよね。

お天気だけは当日にならなければわからないものではありますが、晴れの確率が高い時期を選びたいものです。

そう考えると、5月は気候が安定している時期。雨の確率が少なく、かといって暑くも寒くもない爽やかな気候は、大きなメリットとなるでしょう。

メリット2. ゴールデンウィーク中に直前の準備が済ませられる

ゴールデンウィークを外すと、5月の結婚式は必然的に連休後になります。

結婚式や披露宴の準備は、直前になるにつれて忙しさを増すもの。平日が続く月であれば、仕事から帰ってきて夜なべする新郎新婦も少なくありません。

5月の挙式は、ゴールデンウィークを準備期間にできるメリットがあります。お互い仕事が忙しくて平日にはなかなか準備が…という場合も、休みの期間であれば余裕が持てそうですよね。

メリット3. スケジュールの都合がつけやすい

3月の年度末、4月の年度初めは何かと慌ただしいもの。転勤や異動など、新しい環境に慣れることで手一杯になる人もいるでしょう。

新郎新婦はもちろん、参列者であるゲストにとっても、慌ただしさが少し落ち着いた5月であれば、気持ち的にも落ち着いて結婚式に臨めるのではないでしょうか。

デメリット1. 人気シーズンなのでやはり費用が割高になってしまう

デメリットのひとつ目は、費用面です。ハイシーズンは、式場料金が割高になりがち。ハイシーズン料金を敷いている式場もあるでしょう。

特に5月は連休があるため、通常の週末がほかの月よりも少なくなるという背景もあります。

費用をできるだけ抑えたいのであれば、5月の結婚式はデメリットが大きいといえますね。

デメリット2. 人気のシーズンなので予約がすぐに埋まってしまう

5月は人気シーズンのため、希望していた結婚式場の予約が取りづらいというデメリットがあります。

特に、「1日1組」など、ゆったり挙式ができることをメリットに掲げている会場では、1年以上前から予約が埋まってしまっていることも珍しくありません。

デメリット3. 5月下旬は梅雨に入っている地域もある

5月の頭は連休ですが、かといって下旬になってしまうと地域によっては梅雨入りしてしまう可能性もあります。

「連休は外したいけれど、下旬も避けたい」ということになれば、希望日はかなり狭い選択肢に。

ただでさえ予約が取りづらいデメリットがあるため、何をもっとも優先させたいかを考える必要があるでしょう。

次の章では、5月の結婚式にオススメしたい演出とドレスコーデについてご紹介します。

5月の結婚式にオススメの演出とドレスコーデ

新婦

5月の結婚式だからこそオススメしたい、挙式&披露宴の演出とドレスコーデをご紹介します♪ぜひ参考にしてみてくださいね。

5月の結婚式にオススメ演出3選

結婚式や披露宴にやってみたい憧れの演出はありますか?ここでは、5月だからこそ映える演出をご紹介します。

新緑をバックにした写真はとってもフォトジェニック

芽吹き始めた淡いグリーンは、純白のウエディングドレスにぴったり。森林に近いチャペルを選べば、グリーンをバックにした素敵な写真が撮れますよ。

色濃くなる前のグリーンだからこその雰囲気は、とてもフォトジェニックです♡

気持ちの良い気候だからできる!屋外ウエディング

屋外チャペルでの挙式は、開放感ある時間になるでしょう。暑すぎず寒すぎず、晴れの日が多い5月だからこそ実現できるウエディングです。

雨天の際の対応を確認し、屋内チャペルなど別の場所になる場合は、変更後の場所の下見も忘れずに。

新緑と爽やかな風を感じられるガーデンパーティー

ガーデンウエディングが楽しめるのも、爽やかなこの季節ならではです。ガーデンが魅力的なチャペルでは、新緑の鮮やかな色合いと、木々を吹き抜ける爽やかな風を感じられるでしょう。

木漏れ日を浴びながら過ごす披露宴は、ゲストの気持ちも盛り上げてくれるはず。

5月の結婚式にオススメのウエディングドレス・カラードレスとブーケ

ウエディングドレスやブーケも、季節ならではのものを選びたいところ。5月にオススメのものをご紹介します♪

ウエディングドレス

コットン素材のウエディングドレスは、軽やかな雰囲気が春の季節にぴったり。カジュアルウエディングを希望する場合は、あえて丈が短めのドレスをチョイスしても素敵です。

レースをふんだんにあしらった繊細なデザインのウエディングドレスも、5月にぴったりです。ヘアアレンジのアクセントにグリーンをあしらうのも素敵♡

カラードレス

ほのかな淡いピンクは新緑にも映えるカラーです。繊細なレースがあしらわれているデザインのものが特にオススメ。

イエローもグリーンに映えるカラーです。グリーンが色濃くなる前のシーズンには、パステルイエローなど淡い色合いがオススメ。

下旬に近い時期の結婚式では、思い切って原色に近い鮮やかなカラーも素敵です。初夏らしい元気な雰囲気が出せますよ♪

ブーケ

グリーンを基調にした落ち着いたトーンのブーケは、新緑の季節に似合います。コットン素材のウエディングドレスとの相性もぴったり。あえて彩度を落としたブーケは、大人っぽい雰囲気を演出してくれますよ。

華やかな気持ちにさせてくれるパステルカラーは、春らしさを感じられる色合いです。ガーデンウエディングでも映えるでしょう。かわいらしい雰囲気のドレスとの相性がぴったりです。

次は、ゲストとして参加する際の、オススメのスタイルをご紹介します。

5月の結婚式にベストな服装【ゲスト編】

パーティー,乾杯

5月は結婚式人気シーズンのため、お呼ばれの機会も多いもの。ここでは、5月に結婚式にお呼ばれしたときに身につけたい服装をご紹介します。春と夏の間の季節感を感じられるものがオススメですよ!

桜を連想させる淡いピンク色のドレスは、春のウエディングにぴったり。

新緑をイメージしたようなライトグリーンやエメラルドグリーンも、5月ならでは。色合いによって大きく表情が異なるのもグリーンの魅力です。

定番のベージュもオススメ。レースが使われているものや、軽やかな素材やデザインのものを選べば、5月の爽やかさに似合うコーディネートができるでしょう。

ガーデンウエディングの場合は、明るい色合いの服装を選ぶと屋外で映えそうです。素敵なコーディネートに仕上がりますよ。

まとめ

・5月は人気シーズンだけに希望の式場は早めに押さえるのが◎
・5月の爽やかな気候を活かしたロケーションや演出を取り入れて
・屋外をチョイスするなら雨天パターンのチェックを忘れずに!

気候に恵まれた5月の結婚式は、年間を通して人気シーズンのひとつ。日取りにこだわりたい方は、早めに式場の予約をしてくださいね。

新緑シーズンだからこそ選びたいガーデンウエディングもオススメですが、万一雨だったときの内容の確認もしっかりしておきましょう。カジュアルウエディングを挙げたい方にも、5月の挙式はオススメですよ!

以上、5月の結婚式についての記事でした。

結婚式するなら11月がオススメ!実際11月に挙げた私がその理由を解説

結婚式の時期を11月にしようか迷ってる人も多いでしょう。

それもそのはず、実は11月は結婚式のハイシーズンで、11月の実施割合は13.1%と、1年の中でも最もに高い数字となっています。ハナユメ調べ)

披露宴・披露パーティを実施した月
1月 5.7%
2月 6.6%
3月 7.1%
4月 7.1%
5月 7.9%
6月 8.3%
7月 7.7%
8月 6.0%
9月 12.5%
10月 11.3%
11月 13.1%
12月 6.6%

ではなぜ11月は人気なのでしょうか?また人気シーズンという事は、空き枠が少なかったり、結婚式の費用自体も高いのでしょうか?

そこで今回は、11月の結婚式について人気の理由や挙式費用など、たっぷりとご紹介したいと思います。

11月はゲストの予定がつきやすく、気候にも恵まれているから人気が高い

紅葉,空

さきほどもお伝えしたように、年間を通しても11月の結婚式は人気になっています。

ただ、冬も間近のこの時期は、日によっては少し寒いのではないか、という気もしますよね。実際はどうなのでしょうか。

ここでは、気候とスケジュールの両面から、11月が人気の理由をお伝えします。

意外!?11月の気温は4月と同じくらい

気候面から見ると、実は11月の気温は4月と同じくらいです。

晩秋のイメージがあるのに、意外ですよね。東京の場合、月の平均気温は15.8℃~16.4℃とそれほど寒くはないことが分かります。(気象庁調べ/2015~2017年)

地域によって、また月の前半と後半での気温差や、朝晩の寒暖差はあるものの、全体的に暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい気候です。

11月は降水量も比較的少ない 年間では3番目の少なさ

さらに、この時期は一年のなかでも雨が降る確率が少なく、天候にも恵まれています。気象庁の最近20年間の調べでは、11月の降水量は12月、1月に次いで少なく、全国的に天気が崩れにくいことが伺えます。

「秋晴れ」という言葉がありますが、これは11月3日を指すそうです。ちなみに、気温が同じくらいの4月と比べると7割程度、同じく結婚式の人気シーズン、10月と比べると半分以下の降雨量です。

天候が良ければ、ガーデンビュッフェや写真撮影など、屋外を使った演出やおもてなしの幅も広がりそうです。

これだけでも条件に恵まれていることが分かりますが、実はプライベート面でも、ゲストの都合がつきやすいというメリットがあります。

例えば、春先の3~4月は気候が良いものの、仕事の異動や引っ越し、学校行事などが多くあり、生活に変化がある場合、前もって予定を立てるのが難しくなります。

夏は旅行や帰省のシーズンと重なるので、休みを取って出かける人が増える傾向にあります。冬も、年末年始を挟む12~1月を中心に慌ただしくなりがちです。

少人数のイベントではないので、日取りを決めるときにゲストの都合を考えると迷ってしまいますよね。その点、秋は生活の変化が比較的少ないために、呼ぶ人も呼ばれるほうも予定をたてやすい時期といえるでしょう。

さらに11月は祝日が多いのも列席者の都合を合わせやすい理由となっています。

このように、11月は気候が安定していて過ごしやすく、ゲストの都合もつきやすいという点で、結婚式を行うにあたって人気があるのも納得ですね。

ここまで、11月の結婚式が人気である理由を説明してきました。では、2019年、2020年の11月は具体的に何日が良い日取りなのでしょうか?

11月の人気日取りをご紹介します。

2019年、2020年の11月の人気日取り一覧

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では、2019年と2020年の11月のなかで、人気になりそうな日取りを見ていきましょう。

2019年11月の人気日取りは?週末の「大安」と「いい夫婦の日」

【大安】4日(月・振)、10日(日)、16日(土)、22日(金)
【友引】1日(金)、30日(土)

2019年11月は、「大安」「友引」といった吉日が月の前半から後半にずらりと並んでいます。大安と土日祝日、大安と「いい夫婦の日」が重なる日は、予約が集中しそうです。早めの動き出しと会場探しを心がけましょう。

2020年11月の人気日取りは?月の後半が狙い目

【大安】6日(金)、22日(日)、28日(土)
【友引】3日(火・祝)

2020年は、月の後半の土日に大安が続いています。この週には祝日もあり、結婚式の日程と合わせて連休を取れるチャンスとして人気がありそうです。

ところで、吉日といえば「大安」「友引」が思い浮かびますが、それ以外にも縁起の良い日というものがあります。上記を含めて主な吉日を見ていきましょう。

大安

「大安」は文字通り、「大いに安し」という意味があります。婚礼を始め、何をするにも吉と言われます。月に4~5日あるので、例えば2018年の場合は12月を除いて、全ての月で土週末と重なる日があります。

友引

「友引」は、大安に次いで良い日とされています。「友を引く」という意味で、おめでたいことに友を引き寄せるということから、挙式日として人気があります。同じ意味で、お葬式など弔事の日取りとしては避けられています。

天赦日、一粒万倍日

あまり知られていない吉日としては、「天赦日(てんしゃにち/てんしゃび)」と「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」があります。

「天赦日」は、「天がすべての罪を許す」という最上の吉日で、年にわずか5~6日しかない貴重な日です。この日は結婚式などの慶事を行うには特に良いとされています。

「一粒万倍日」は、「一粒の籾が万倍にも実る」という意味から何を始めるにも良い吉日で、特に新しいことを始めるには最良とされています。この日は月に4~7回あるので、他の吉日と重なる場合もあります。

大安だけにこだわらなければ、意外と見落としがちな吉日を日取りの参考にしても良いでしょう。

日取りの選択肢は多くありますが、人気の日は希望が集中して、1年以上前から予約が入ることも少なくありません。いずれにしても、早めの動き出しを心がけましょう。

この章では、2019年と2020年のそれぞれの11月で人気の日取りをご紹介しました。次の章では、11月の結婚式にかかる費用面についてお伝えします。

11月の結婚式費用って高いの?月別結婚式の料金推移

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ここまで見てきたように、11月は結婚式のハイシーズン。では、挙式費用もそれなりに高くなってしまうのでしょうか?

費用を月別に見ていくと、やはり人気の高い5月や10月、11月は費用も高く、オフシーズンとなる7~8月、12~2月などは安くなる傾向にあります。

11月は一年のなかでも特に人気があるので、挙式費用はアップする傾向にあります。ただそのなかでも、日取りによって費用を抑えることは可能です。

例えば土日祝日、かつ吉日の場合は料金設定が高くなります。これは人気が集中してしまうから。逆に言えば、お日柄が良くないなど枠が空いてしまう日の挙式には、割引がある会場もあります。

これは、日取りが良くても悪くても会場にとっては人件費などの固定費がかかることは変わりないため、空きを作りたくないからです。

また、新郎新婦とゲストの都合上可能な場合は、平日夜を選ぶという選択肢もあります。

翌日が土日なら比較的ゆっくりできますし、ライトアップや花火などで演出にも凝れるので、費用を抑えながら個性的なウェディングが出来るでしょう。ただし、お日柄や時間をずらした挙式は家族や親戚、ゲストの意向もあるので、事前に相談するなどして理解を得ることがポイントです。

日程を工夫するほかには、率直に式場に予算の相談をするのも一手です。タイミングとしては、見積もりのときが良いでしょう。希望の予算とともに、優先したいことを具体的にプランナーさんに伝えて、予算を節約するなど調整できる部分が無いかを確認してみましょう。

結論としては、11月の挙式費用は全体として高めの傾向ですが、日取りや内容の調整によって費用を抑えることも可能です。結婚式で優先したいことを明確にして、納得できるプランニングをしたいですね。

ここまで、11月の結婚式の費用について解説しました。次の章では、晩秋に当たる11月に結婚式を行う際に気をつけておきたいゲストへの配慮や寒さ対策についてご紹介します。

11月の結婚式って少し寒い?ゲストへの配慮や寒さ対策

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先にご紹介したように、11月の気候は冬ほど寒いわけではありません。ただ、急激に気温が下がる日もありますし、日中と夕方以降の寒暖差が出てくる時期でもあります。また、月の後半になるほど涼しくなる傾向です。

せっかくの式に来てくれたゲストに、「寒さがつらかった」などと思わせることなく、気持ちよく参加してもらいたいですよね。

そこでここでは、ゲストのために出来る寒さ対策やおもてなしの例をご紹介します。

ゲストへの配慮としての寒さ対策

来ていただくゲストには、式の進行方法やおもてなしグッズに工夫をして、寒い思いをせずに済むようにできると良いですね。

外に出ない演出や、タクシーでの移動

寒い地域や海沿いなどの会場であれば、やはり肌寒さや風の強さが気になるところ。そんな場合は、外に出なくても出来る演出を考えておくと良いでしょう。

例えばフラワーシャワーや写真撮影などの短いイベントだけを外で行って、自由に会場と行き来しやすいスタイルにすれば、ゲストが寒い思いをせずに楽しめます。

会場までのアクセスも気にしておきたいポイントです。最寄り駅から少し歩く場合や、送迎バスなどの間隔が空いてしまいそうな場合は、タクシーチケットを用意すると喜ばれます。

受付などに、ホッカイロを用意する

外から来てくれたゲストに対して、受付にポケットカイロを用意しておくと「温かいおもてなし」がストレートに伝わります。

会場内で少し冷える場合や、短時間でも外に出る場合でも、カイロがあると手軽に持ち歩けて便利です。

ウェルカムドリンクなどでホットドリンクを用意する

通常ウェルカムドリンクというと冷たい飲み物が多いですが、あえてハーブティーやココア、スープなど、身体が温まるドリンクを用意するのもおすすめです。

「体の中から冷えないように」という気遣いの気持ちが伝わりますし、ちょっと変わったドリンクを選べるのでゲストにも楽しんでもらえるでしょう。

ブランケットを用意する

ブランケット

受付や会場の出入り口にブランケットを用意して、自由に使ってもらえるようにしておくと良いでしょう。特に、ドレススタイルの女性はスーツを着る男性に比べて薄着になりがちなので、こうしたおもてなしは喜ばれます。

式場に暖房器具を用意してもらう

お天気や時期により冷え込みそうな場合やナイトウェディングの場合は、大型のヒーター、ストーブなどの暖房器具を用意しておくと、ゲストに寒さを感じさせずにすみます。

これらは挙式プランとは追加のリクエストになるので、式場とは必要な個数や置く場所を事前に打ち合わせておきましょう。

2次会までの時間をあけない、また会場はなるべく遠くないように

結婚式,食事

披露宴の後は2次会に移動します。新郎新婦はゲストへの挨拶や着替えもあるので、2次会までは時間の余裕がないくらいですが、ゲストは先に会場で待つことになります。

待っている間に外で冷えてしまうことのないように、2次会会場にスムーズに入れるようにしておくことや、式場からの移動に時間がかからない場所にするなど、ゲストを待たせないようにプランニングしておきましょう。

服装別の寒さ対策

室内での結婚式は暖房が効いているのでそれほど寒さを感じませんが、式場の外に出る場合は天気や場所、時間により寒さを感じることがあります。新郎新婦の寒さ対策について、洋装・和装それぞれのポイントをあげてみます。

洋装の場合は上半身が冷えやすいので、袖が長めのボレロやケープなど、羽織るものを用意しておきましょう。ストッキングや下着も少し厚めのものをつけておくと良いでしょう。ただし、足元は歩くときに見える場合があるので、濃い色や派手な色は避けましょう。

和装の場合は着物を重ね着するので、基本的に洋装よりも暖かめの恰好になります。ただ、腰から下、足元などは冷えやすいので、丈が短めのレギンスなどを1枚着ると防寒になります。

外に出るときは、羽織を1枚はおると良いでしょう。丈が短いとカジュアルに、丈が長いとセミフォーマルな印象になります。

まとめ

では、11月の結婚式を検討するときのポイントを、改めてまとめてみましょう。

・11月は最も人気のある月!人気の会場は1年前からの予約も
・挙式費用は高めだが、日を選べば費用を抑えることも可能
・寒くなる場合に備えて、寒さ対策をしておくと安心

秋の結婚式は気候の良さやスケジューリングのしやすさから、人気が高いことが分かりました。

11月は「いい夫婦の日(11月22日)」「いい夫妻の日(11月23日)」と夫婦にちなんだ記念日があるので、この日に入籍するカップルも多いとか。新郎新婦にとっても、式を挙げてからフレッシュな気持ちで新しい年を迎えられるという意味で、良い時期だと思います。

日取りや会場選び、プランなどの準備を早めに進めていけば、きっと素敵な結婚式を挙げることができるでしょう。

以上、11月の結婚式についての記事でした。