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神社での結婚式ってどんな雰囲気?メリット&デメリットをご紹介

神社での結婚式となると、どんな雰囲気でどのくらいの費用がかかるのかなど、分からない事も多いのではないでしょうか?

ズバリ、神社での結婚式はこんな方にオススメです!

・和装が着たい
・伝統的な雰囲気を味わいたい
・格式高い挙式を行いたい
・費用を安く抑えたい

そこで今回は、神社での結婚式(神前式)のそもそもの意味・費用相場・メリット&デメリットをご紹介します。

この記事を読めば、神社で結婚式を行うかを決めることができるはずです!

神社の結婚式はどんな雰囲気?神前式の意味とは

挙式,神社

「神聖で格式高い」という言葉がぴったりの神社での結婚式。
伝統的なスタイルに憧れを感じている人も多いのではないでしょうか。

現在のような神社で執り行う結婚式のスタイルは、明治33年の大正天皇のご婚儀が起源といわれています。
その後、東京大神宮が一般の人々に向けた神前結婚式を始めたことで広く普及していきました。

2000年代以降はチャペルでの結婚式が主流となりましたが、それまでは日本の代表的な結婚式のスタイルとして執り行われていたのでした。

そして、近年この“神前式”が再び人気が出てきているのです!

神前式とは?

神前式とは神社で行う結婚式のことを指します。
結婚式場やホテルに設置された神殿でも行うことができ、神道にのっとって進められます。

これに対し、教会式(キリスト教式)はキリスト教の教義にのっとって行う結婚式です。

クリスチャンでなくても結婚式場やホテルのチャペルで行うことができる、近年、一番人気な結婚式のスタイルです。

また、近年支持されているのが人前式という挙式スタイル。

宗教や格式にとらわれず、列席者に結婚を誓う式です。式次第やルールはなく、人気が高まっているスタイルです。

上記の結婚式スタイルの実施割合は、

2014年…神前式 16.8% 教会式 60.0% 人前式 19.8%
2015年…神前式 17.2% 教会式 60.7% 人前式19.1%
2016年…神前式18.2% 教会式 57.8% 人前式 21.8%

となっていて、人前式と合わせて神前式の人気が高まってきているのが分かります。

上記3つのほか、仏前式という形式もあります。

仏前式…「二人の結婚は前世からの因縁であり、先祖の慈悲によるもの」という仏教の教えに基づき執り行われます。

仏様とご先祖様に向けて二人の因縁と感謝の気持ちをお伝えし、「来世までの結びつき」を誓います。

新郎新婦どちらかの宗派のお寺か自宅で執り行うこととされており、衣装は原則和装とされているため、新婦は白無垢、新郎は羽織袴が基本です。

神前式の流れ

なかなかなじみのない神前式ですが、いったいどんな流れになっているのでしょうか?

難しそうな言葉がたくさん出てきますが、一つひとつの儀式の意味を知ると流れを理解できるのではないでしょうか。

神前式の所要時間は約40分で、教会式とさほど変わりません。

1.参進の儀(さんしんのぎ)

雅楽の調べの中、斎主(神職)や巫女を先頭に新郎新婦、両家の家族が列になって本殿まで歩いていく儀式。花嫁行列と呼ばれることもある。

2.入場

新郎新婦、媒酌人、両家の両親、親族の順に入場。神前に向かい、右が新郎側、左が新婦側となる。

3.修祓の儀(しゅばつのぎ)

心身を清めるためのお払いのこと。一同、頭を軽く下げ、斎主のお払いを受ける。

4.祝詞奏上(のりとそうじょう)

「祝詞」とは神様に伝える言葉のこと。

斎主が祝辞を読み上げ神様に新郎新婦の結婚の報告をし、二人の末永い幸せをお祈りする。

5.三献の儀(さんこんのぎ)

「三々九度の儀式」とも言われる。
小・中・大の異なる杯を使って交互にお神酒を飲み、「小杯」は新郎→新婦→新郎、「中杯」は新婦→新郎→新婦、「大杯」は新郎→新婦→新郎の順で、それぞれを三口で飲み干す。

6.誓詞奏上(せいしそうじょう)

新郎新婦が、夫婦になる誓いの言葉を読み上げる。

7.指輪の交換

もともと神前式にはなかった儀式だが、今は行うのが一般的。

巫女から指輪を受け、まずは新郎から新婦へ、続いて新婦から新郎へと交換。

8.玉串奉(たまぐしほうてん)

玉串とは「榊」の木の枝に「紙垂」という白い垂れた紙を付けたもので、神と人の心をつなぐとされている。

その玉串を、新郎新婦、媒酌人、両家の代表の順に捧げる。

9.巫女の舞

巫女が、新郎新婦の門出の祝福と両家の繁栄を願い、舞を披露する。

10.親族杯の儀

両家の縁を結ぶ儀式で、両親や親族がお神酒を三口で飲み干す。

11.斎主あいさつ

挙式が終了したことを斎主が神に報告。

12.退場

斎主に続き、新郎新婦、媒酌人、両家の両親、親族の順に本殿から退場。

【番外編】和装は神社じゃなくても着られる!

神社での結婚式を選ぶ理由として、和装をあげる人も多いのではないでしょうか。

しかし、着ることも、実際に見ることもなかなか機会がないと思います。

そこで、ここでは和装についての詳細をご紹介します。

和装は、ウエディングドレスを着ることが決まりとなっている教会式以外であれば、基本的にどの会場でも着ることができます。

神前式における衣装は、古来から日本で神聖な色とされている白で揃えた「白無垢(しろむく)」が最も格式の高い衣装とされています。

また、和装で代表的な「色打掛(いろうちかけ)」も白無垢同等の格式として扱われ、神前式で着ることができます。

人前式は決まり事も特になく自分達の好きなように演出ができるため、衣装においても和装を着ることが可能です。

人前式であれば、チャペルで和装を着ることも可能できますよ。

人前式ができる会場ではチャペルを和のイメージでコーディネートしてくれる結婚式会場もあるので、事前に相談してみるのが良いでしょう。また、仏前式でも和装を着ることができます。

いかかでしたか?ここまでは神前式の特徴についてご紹介しました。

次の章では、神社での結婚式の費用について見ていきましょう。

神社での結婚式の費用総額平均は233.5万円!

ご祝儀

ハナユメの調査によると、神社での結婚式の費用総額の平均は、233.5万円のようです。

他の式場タイプと比較すると、安く魅力的な金額といえます。

一般の結婚式場 316.4万円
ホテル 335.3万円
ゲストハウス(ハウスウエディング) 358.8万円
神社 233.5万円
レストラン 271.7万円

また、神社で結婚式を行う場合、謝礼として「初穂料(玉串料)」が必要になります。

初穂料(玉串料)は、挙式料に含まれている場合もあれば、別途収める必要がある場合もありますので、事前に確認が必要です。

相場は5~15万円程度ですが、格式の高い神社では、さらに高い費用がかかる場合もあります。

神社挙式にかかる費用の内訳について

神社での結婚式にかかる費用の内訳は、

・挙式代
・衣装代
・婚礼料理代
・装飾代
・撮影代
・演出代

となります。

演出代には、招待状などに必要な雑貨類や切手代、ゲストに渡す引出物代も含まれているため、ゲストの人数や引出物のグレードにより費用が変動します。

また、神社での結婚式の特徴として、披露宴会場の使用代が0円で設定されている場合が多いため、その分衣装やお料理、引出物などのほかの演出に回すことができます。

神社の格式によって費用相場の違いはあるのか?

格式の高い神社では、料金が相場より高くなることがありますので事前に確認をしましょう。

初穂料のように相場こそあっても、明確に価格が設定されていないものについては、神社の格式によって変動するものとしてとらえるといいかもしれません。

いかかでしたか?ここでは神社での結婚式の費用についてご紹介しました。

次の章では、神社で結婚式をするメリットとデメリットについて見ていきましょう。

神社で結婚式をするメリットとデメリット

挙式,神社

メリット1. 伝統的な日本の挙式スタイルが実施できる

神社での結婚式は、古くは室町時代に行われた伝統的な結婚式のスタイルとなります。

緊張感のある厳かな雰囲気が魅力的で、両親や年配の親族などに人気です。

メリット2. 和装が楽しめる

新婦の白無垢や色打掛、新郎の羽織袴などの和装を楽しむことができます。

神社では和装が一層映え、新郎新婦を凛と美しく見せてくれます。

メリット3. 新郎の活躍の場が多い

神社での結婚式では、「誓詞奏上(せいしそうじょう)」という儀式があり、新郎が神前で誓いを述べるという役割があります。

新郎の頼もしい姿を見たいという方にオススメです。

神社での結婚式には、上記以外にもさまざまな儀式があり、新郎新婦だけでなく両家のつながりを重要視しています。

儀式の達成感や家族のつながりを感じられることも魅力のひとつです。

デメリット1.天候の影響を受けやすい

神社での結婚式では、「参進の儀」で親族揃って本殿まで歩く儀式があります。

神社の外を歩くことになりますので、天候に左右され、場合によっては執り行えない場合、雨の中を歩かなくてはならない場合もあります。

デメリット2. バリアフリーの設備が整っていない

神社は歴史のある古い建物である場合が多いため、バリアフリーの設備が整っていない場合もあります。

列席者に高齢者、車いすなど体に不自由のある人がいる場合は事前に確認をしておくのが良いでしょう。

デメリット3.神殿に入れる人数が限られている

神社での結婚式には、「親族杯の儀」のように両家の縁を結ぶ内容の儀式もあるため、基本的に列席が可能なのは両家の親族のみとなります。

神社によっては親族以外の列席が可能な場合もありますが、本殿のスペースはさほど広くないため事前に確認が必要です。境内から式の様子を見ることができる場合もあります。

次の章では、実際に神社で結婚式を行ったカップルの感想をご紹介します。

実際に神社で結婚式を挙げたカップルの感想

挙式,神社

次は神社で結婚式ができる式場探しにぴったりな検索サイトをご紹介します。

神社での挙式をご検討されている方はぜひ活用してくださいね。

神社での挙式を探せるオススメの結婚式場検索サイト2つ!

挙式,神社,式場

ウエディングパーク

新婦やゲストの口コミによって選ばれた、全国の神社挙式ランキングから結婚式場を探すことができます。

そのほか、神前式に関するコラムや投稿者による口コミなども見ることができます。

神社挙式のほかにも、リゾート、森の隠れ家ウエディング、お急ぎ&マタニティ、船上ウエディングなど、こだわりのテーマからも結婚式場が検索できます。

ハナユメ

神社と披露宴会場をあわせて探すことができます。

直接相談できる窓口「ハナユメウエディングデスク」は評判も高く、オリコン顧客満足度®ランキングで4年連続No.1*を獲得しています。!

神社での挙式と披露宴・会食会場の組み合わせの紹介など、自分たちでは調べるのが面倒なことも専任アドバイザーが特典付きで紹介してくれます。

結婚式場の紹介だけでなく、空き状況の確認や会場見学の手配、費用についてのお悩み相談、前撮りや指輪、引出物についての相談にも乗ってくれますよ。
※2017年・2018年・2019年・2020年 オリコン顧客満足度®調査 結婚式場相談カウンター 第1位

まとめ

・神社で和装の挙式は総額約233.5万円と、一般的な結婚式より割安
・和装は教会式以外なら着用できる。人前式ならチャペルでも可能!
・神前式は厳かな雰囲気や儀式の内容から特に両親や親戚から喜ばれる

神前式を行った人の感想で特に多かったのが、両親や親戚がとても喜んでくれたというものでした。

両親や親戚に感謝の気持ちを伝えたい人にはオススメです。

和装を着てみたい、神社が好き、厳かな雰囲気の中で思い出に残る結婚式がしたいという人もぜひ神前式を検討してみてはいかがでしょうか。

以上、神社での結婚式についての記事でした。

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格安婚を叶える方法2選!プロデュース会社利用のメリットデメリット

「もし結婚式を格安でできるなら、結婚式を挙げられるのにな…」というカップルは、ぜひこの記事を読んでみてください。

実はひとくちに格安婚と言っても、様々なスタイル・金額があり、自分たちの予算ややりたいことのイメージによって、ぴったりなものが異なります。

この記事では、「格安婚」についてのまとめ記事として、下記についてわかりやすくお伝えします。

この記事でわかること
・格安で結婚式ができる仕組み
・格安婚を選ぶメリット・デメリット
・そもそも格安婚でもどれくらいの費用がかかるの?
・あなたにおすすめのプロデュース会社や式場、探し方

格安婚には2種類ある!検討する前に知っておきたい格安婚の仕組み

カップル,おんぶ

「格安婚」とまとめられがちな低予算の結婚式ですが、はすべてが同じタイプのものではありません。
格安婚と呼ばれている結婚式は、大きく2種類に分けられます。

ひとつは結婚式場の「格安プラン」を利用したもの、もうひとつは「プロデュース会社」を利用したものです。

1. 結婚式場の「格安プラン」を利用した格安婚

まず一つ目は、結婚式場の「格安プラン」を利用した格安婚です。この格安プランは、結婚式場が独自に用意している、条件限定の格安価格プランのことを指します。

格安になっている条件は、結婚式場に予約が入りづらいオフシーズンや、仏滅などお日柄の関係で避けられがちな日であることが多いです。
平日結婚式や、夜間に行なうナイトウエディングなども、この「格安プラン」に該当します。

また、そもそも基本が格安価格の結婚式場もこれに含まれます。(例:通年で10万円以下で結婚式ができるような式場)

人気結婚式場でも10万円未満の格安プランがある

人気結婚式場であっても、10万円未満で結婚式が挙げられる格安プランがあります。
ここでは、関東・中部・関西地方で格安プランのある結婚式場を各1ヵ所ずつご紹介します。

エリア 関東 中部 関西
式場名 セレス高田馬場 La Table Aoyama TVB
最寄駅 JR・東京メトロ「高田馬場駅」 名鉄「青山駅」 千日前線「桜川駅」
プラン名 挙式のみプラン 挙式パックプラン チャペル挙式
費用 88,5600円(税込) 39,800~99,800円(税別) 39,800円(税込)
土日祝は+20,000円

結婚式場の格安プランを探すならハナユメがおすすめ

結婚式場の格安プランを探したい人にオススメしたいのが、式場検索サイトのハナユメです。

ハナユメを利用して式場見学・ブライダルフェアの予約をすると、各式場の用意しているハナユメ割という割引が利用できます。
結婚式場のランクを落とさずに、日程などの条件を変えることで、ハナユメ割なら通常価格よりも100万円以上おトクになる*こともあるそうです。(公式HP記載の金額を引用)

ちなみに記事公開時(2019年3月)筆者が東京の人気式場ランキングに載っている式場を確認したところ、下記のような割引金額でした。

ハナユメ人気式場ランキング各式場の最大割引金額(60名の場合)
1位 ウェディングスホテル・ベルクラシック東京 最大129万円割引
2位 アンジェリオン オ プラザ TOKYO 最大112万円割引
3位 アヴァンセリアン 東京 最大118万円割引

ネットで各式場に掲載されているハナユメ割は確認ができます。

ハナユメ割の詳しい説明を見たい人はこちらから

でも、掲載しているプラン内容に不足はないのか、など気になる点もあるでしょう。そんなときにはハナユメデスクの利用がお勧めです。

自身の予算やその他条件を伝えると、それにあう式場をプロのアドバイザーが選んでくれます。

ハナユメウエディングデスクが気になる人はこちらから

※ハナユメから式場見学を予約し成約いただくことが条件です
※式場、日時、人数によっては、割引額が100万円より下回る場合もあります

2.「プロデュース会社」を利用した格安婚

もう一つ格安婚を叶える方法は、「スマ婚」や「楽婚」などのプロデュース会社を利用することです。

格安婚のプロデュース会社は、結婚式ができるスペースを式場やホテルに借りて、結婚式の打ち合わせや当日の運営はプロデュース会社で担う仕組みで運営されています。
提携式場が空いている日を活用して結婚式を挙げるため、費用が安く抑えられるというものです。

料理や衣装・装花といった内容を統一させているのも特徴といえるでしょう。選択肢を狭めることで、低予算での結婚式が実現できているのです。

「専用式場」をもっているプロデュース会社もある

格安婚のプロデュース会社のなかには、自社の式場を持ち、少人数での挙式に特化させることで低予算での結婚式を実現させているところもあります。
例として、「小さな結婚式」が挙げられます。自社式場で挙げられるため、日取りが比較的選びやすいのがメリットでしょう。

しかしあくまで格安婚を叶えるための施設ですから、一般的な結婚式場に比べて施設の見栄えや充実度が劣ると感じる人も多いようです。この辺はしっかり自身で見て判断をしたいところですね。

ここまでは、格安婚の種類の違いについてご紹介しました。

格安婚といえばやはりスマ婚や楽婚を利用しようと思っていた人も多いでしょう。では、プロデュース会社で格安婚を挙げるメリットとデメリットにはどのようなものが考えられるでしょうか。次の章でお話しします。

プロデュース会社で格安婚をするメリット・デメリット

カップル,ハグ,抱き合う

プロデュース会社で格安婚をするメリットを表にまとめてみました。

格安婚プロデュース会社のメリット 格安婚プロデュース会社のデメリット
・こだわりがなければ、結婚式が安く挙げられる
・結婚式費用を後払い可能な会社もある
・一般的な結婚式よりも準備が比較的簡単
・希望の日程・式場・内容は選べないことがある
・現地の式場スタッフとの打ち合わせができない
・プロデュース会社の決まったプランしか利用ができない

メリットは何と言っても価格の安さ。支払いを後払いにできる点でしょう。しかし、その一方でデメリットもあります。

プロデュース会社が運営する格安婚では、打ち合わせはプロデュース会社のスタッフが担当します。式場スタッフと打ち合わせをする機会がないため、情報伝達がきちんとなされているのかどうか、不安を感じる人もいるでしょう。
そして料理の試食や、式場でのブライダルフェアへの参加ができないことはデメリットではないでしょうか。

結婚式は二人のお披露目とともにゲストのおもてなしの場でもあります。ゲストをおもてなしできるに値する式場かどうか、試食や館内施設をしっかり確認し、判断したい人にはオススメできません。

また、プロデュース会社での格安婚は、選択肢があまり用意されていないです。プラン以外のオプションが選べる場合もありますが、オプション費用を上乗せすると、結局高額な費用になることもあり、格安婚にはならないことも多いでしょう。

次の章では、プロデュース会社を使わずに格安費用で結婚式を挙げる方法をお話ししていきます。

プロデュース会社を使わずに格安婚を叶える方法

結婚,写真,プロップ

プロデュース会社での格安婚は、価格の安さという大きなメリットはあれども、デメリットもそれなりにあるのが実情です。

最初にお話しした、結婚式場の格安プランをさがす方法と、それ以外で費用を抑える方法を紹介していきましょう。

1.結婚式場紹介サイトから格安プランを探す

格安(予算内)で挙げられる結婚式を効率的に見つけたい人は、は、ハナユメの「ハナユメ割」やゼクシィに掲載されている「各式場の割引プラン」をチェックするのがオススメです。

ハナユメ割が使えるお得な式場を探す

2. 持ち込みやDIYなどで費用を抑えられるところを見極める

持ち込みやDIYを行なうことで費用が抑えられるところを見極め、すべてを式場に頼らないようにするのも結婚式費用を抑えるひとつの方法です。

例えば、披露宴で用いる席次やメニュー表、招待状などのペーパーアイテムは、自分で用意するだけでコストダウンが可能です。プリントアウトするだけで準備ができるセットも市販されているので、思いのほか作るのも手間や時間がかかりません。
また、衣装や引出物、プチギフトも式場で手配せずに自分たちで用意すれば、費用を抑えることができるでしょう。
ただしこの場合、持ち込み料金がかかる場合がありますし、トラブルがあった場合自身で解決する必要があるので注意は必要です。

カメラマンによる写真撮影も、式場でプロカメラマンを手配せずに外部の業者に委託することもコストを抑える方法ですが同じく持ち込み料金など事前に確認しておきましょう。

3.結婚式のスタイルを工夫してみる

結婚式=挙式+披露宴スタイルを必ずしも選ばなくてはいけないわけではないです。
予算に応じたスタイルを選ぶのもよいでしょう。

結婚式のスタイル例
・挙式+披露宴
・挙式+会食(食事会中心のお披露目会)
・挙式だけ
・披露宴・パーティーだけ
・挙式+会費制パーティー
・フォトウエディング
・2人だけの挙式

ただし、相場よりも安いスタイルを選んだつもりでも、ご祝儀をいただけるかどうかなどにより、最終的な自己負担金額が少なくなるとは限りませんので注意が必要です。

それでは、最後に今回の記事について、あらためて要点をまとめておきましょう。

まとめ

結婚式を安く挙げられることが魅力の格安婚。あらためて、今回ご紹介した要点をおさらいします。

・格安婚には、結婚式場の格安プランとプロデュース会社利用の2種類がある
・プロデュース会社の格安婚は自由度が低く価格が安いのが特徴
・結婚式場紹介サイト・デスクからも格安婚は探せる

格安婚は、自由なスタイルで、無理なく、無駄なく結婚式を挙げたい、そんなニーズに応えられる方法と言えるでしょう。
予算をかけることばかりがすべてではありません。
どんな結婚式が自分たちらしいスタイルなのかをぜひ話し合ってみてくださいね。

以上、格安婚についての記事でした。

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1.5次会ってどんな結婚式スタイル?カジュアルさが特徴

一次会でもなく、2次会でもない「1.5次会」。ウエディング情報を調べるなかで聞いたことはありませんか?

「1.5」次会ってなんだか中途半端な数字…。などと思うかもしれませんが、「会社関係を呼びたくない」「友人が多く、費用を抑えたいから立食パーティ形式」で行いたいなどのニーズに応えられるとあって、このようなスタイルの結婚式も増えてきているようです。

そもそも1.5次会とはどのようなものなのでしょうか。メリットやデメリットなどお答えします!

1.5次会とはどんな結婚式のスタイル?定義はあいまい

披露宴,食事会,乾杯

1.5次会とは、披露宴と2次会の中間に位置づけされるウエディングパーティーのこと。披露宴ほどかしこまった場ではないけれど、2次会ほどカジュアルになりすぎない雰囲気で行われます。

ただし、定義が明確にあるわけではありません。

一般的に祝儀制で行われる披露宴に対し、1.5次会は会費制が中心。会費は友人の祝儀相場3万円よりも低く設定されます。

1.5次会の会費の費用相場としては、1万円前後が目安になります。

会場は式場のほか、レストランやゲストハウスを貸し切ることも。会場や予算に応じて、食事スタイルは立食ビュッフェ形式・コース料理の2パターンに分かれます。

ご祝儀がないため、「引出物」としてのお返しはないケースが一般的。お礼の気持ちを伝えるためのプチギフトを帰りに贈るカップルもいます。

やり方によっては、披露宴のようなお色直しやケーキ入刀もプランに組み入れられます。自分たちの希望や予算に応じて柔軟にプランニングできるのが特徴です。

披露宴と1.5次会の主な違い

参加費 料理内容 食事形式 引出物
通常 祝儀制 フルコース 着席 あり
1.5次会 会費制 ビュッフェ 立食 なし

※明確な定義はありませんが、上記のいずれかが1.5次会の内容だった場合にも1.5次会と呼ばれるケースがあります。

https://www.instagram.com/p/BhNt97DgqI4/?utm_source=ig_web_copy_link

写真は着席タイプの会場例。この例では、ゲストの席も披露宴のように大きな円卓ではなく、対面式の長机がセッティングされています。

https://www.instagram.com/p/BhNtwaggQ6n/?utm_source=ig_web_copy_link

新郎新婦席。高砂席は作らず、装飾もカジュアルです。披露宴よりも自由なコーディネートが可能です。

それでは、SNSでの口コミもチェックしてみましょう。

1.5次会を行った方の口コミ

まずは、ご自身が1.5次会を選ばれた方の口コミです。

家族挙式と友人の1.5次会を選ばれたケースです。

この口コミにもある通り、披露宴は祝儀が必要になり、かつ友人(新郎新婦)と話せる機会はほとんどないもの。1.5次会のほうが参加者と関われる時間を作りやすく、金銭面の負担も軽減させられます。

1.5次会に招かれたゲストの口コミ

上記の口コミにもあるように会費は15,000円以上だと高く感じる方が多いようです。

呼ぶゲストとの関係性にもよりますが、出来ることなら10,000円未満で収まるといいですね!

披露宴との違いを確認したところで、次の章では具体的な1.5次会のメリットをチェックしていきましょう。

1.5次会の主な実施メリット3つ!

披露宴,撮影

1.5次会のメリットは、主に

1. 費用が安く抑えられる&ゲストのお財布にも優しい
2. 海外挙式や少人数挙式の後に開催できる (親族なしで開催できる)
3. 引出物や席次が不要だから準備が楽

の3つが挙げられます。順に詳しくご紹介していきますね。

1.費用が安く抑えられる&ゲストのお財布にも優しい

前章でご紹介した口コミにもあったように、1.5次会は会費制が特徴。会費の相場は8,000~15,000円。高くても20,000円以下に収まる程度です。

披露宴に呼ばれるよりも金銭面の負担が少なくて済むため、ゲストとしても「助かる」のが本音でしょう。

また、会費として金額を招待状に明示するため、「相場額よりも低い祝儀を持ってきた」といった祝儀トラブルが起こることもありません。

2.海外挙式や少人数挙式の後に開催できる(親族なしで開催できる)

海外挙式のほか、国内挙式であっても、家族だけの結婚式を選ぶカップルが増えてきています。こうした少人数挙式を家族親族のみで行い、友人向けには1.5次会を開催するのが、今増えてきているスタイルのひとつ。

会社関係者を呼ぶ必要がある場合は、1.5次会に招きましょう。ただ、家族親族なしで行う場合、より一層1.5次会の雰囲気は披露宴よりもカジュアルになるでしょう。

しかし、こうした場に違和感を抱く年配上司には居心地の悪さを感じさせてしまうかもしれません。

3.引出物や席次が不要だから準備が楽

披露宴とは異なり、1.5次会では引出物を用意しないのが一般的です。用意をするとしても、気持ちを伝えるプチギフト程度なので、手配に苦労することがありません。

また、立食形式を選べば席次も不要です。着席形式の場合も、親親族なしで開く場合は、配置や人数バランスに過度な気を配らずに済むかもしれませんね。

披露宴と比べると、前準備の負担が軽いのも1.5次会のメリットです。

デメリットにはどんなことがある?

では逆に、1.5次会のデメリットも確認しておきましょう。

ビュッフェ形式だとゲストの満足度は高くない

立食ビュッフェ形式は、かなりカジュアルな雰囲気になります。

パーティーの進行を楽しむのと食事とを両立させづらいため、終わってみると「全然食べられなかった」とゲストに不満が残ってしまう可能性もあるのです。

また、会社の上司など、目上のゲストを招く場合は、立食形式になじみがない場合も。

ビュッフェ形式が実施できる会場は実は多くない

そもそも、ビュッフェ形式を選べる会場はあまり多くないのです。

立食ビュッフェにしたい気持ちが最優先事項であるならば、まずは対応してくれる会場が近くにあるかどうかを確認しておく必要があります。

手軽さが魅力の1.5次会。果たして会費はいくらくらいに設定すれば良いのでしょうか。

次の章では、1.5次会の費用について見ていきます。

1.5次会の会費相場はいくら?

花嫁,ブーケ

1.5次会の会費相場は10,000円程度。15,000万円までに抑えるケースが大半です。

10,000円前後の会費の場合は立食ビュッフェスタイルになります。

着席+コース料理スタイルを選ぶのであれば、15,000万円程度の会費に設定しても高すぎることはないですよ。

また、会費の設定は男女同額にするケースが大半です。1.5次会の会費は披露宴における祝儀と同じ。

ご祝儀に男女差がないと考えれば、当たり前のことですよね。

会費設定は食事メニューの代金によって異なります。食事にどこまでかけたいか、または予算の目安について、あらかじめふたりで話し合っておきましょう。

次の章では、1.5次会が開催できる式場探しについてご紹介します。

1.5次会が実施できる式場をエリアから探す!

披露宴,乾杯,グラス

1.5次会が開催できるのは、式場のほか、ゲストハウス・レストランなど。対応している式場・店舗を調べられる結婚式検索「サイトをご紹介します。

ご希望のエリアから探してみてくださいね。

ウエディングパーク1.5次会紹介ページ

1.5次会.com

持ち込みが自由な会場や少人数から貸切が可能な会場など、特色はさまざま。

司会進行スタッフや衣装レンタルの有無は、利用する会場・サービスによって異なります。

別途手配するのは大変なため、できればまとめて依頼できる会場がおすすめです。

なお、カメラマンの有無の確認・依頼も忘れずに!

ここまでは、ホスト側(新郎新婦)が知っておきたい1.5次会の情報をご紹介しました。

ここからは、ゲストとして1.5次会に呼ばれた際に知っておきたい情報をお伝えします。

1.5次会にご祝儀は必要?当日の服装は?【ゲスト編】

結婚式,ゲスト

「はじめて1.5次会に招待されたけれど、披露宴と何が違うの?」「会費制みたいだけれど、ご祝儀は別に持っていった方がいいの?」「服装は?」など、はじめて1.5次会に呼ばれたゲストにとって、気になることはたくさんあるもの。

この章では、ゲストが知っておきたい1.5次会の情報についてご紹介していきますね。

招待状に会費制とあればご祝儀は不要!

まず気になるのが、「本当に会費だけでいいの?別でお祝いやご祝儀がいるのでは?」という点ではないでしょうか。

招待状に「会費制」と記載されている場合、ご祝儀は不要です。

会費で十分になるようにプランが組まれているため、ご祝儀を渡してしまうと、新郎新婦側がもらいすぎになってしまいます。

かえって気を遣わせてしまいますし、内祝いの用意の手間を取らせてしまうことになるかもしれません。

また、内祝いを用意してもらえず、こうは思いたくないですが、「渡し損」になってしまう可能性も…。

贈りものについては、自身が「あげたい」と思う場合に限り、気を遣わせない価格帯のものを添える程度にしておきましょう。

当日ではなく、個人的に会ったり新居に遊びに行かせてもらったりする際に渡すのがベターです。

1.5次会は多少カジュアルでもOK!参加する場合の服装

次に気になるのが、「何を着ていけばいいの?」という服装問題ですよね。

会費と違い、服装については明記されていないことが多いものです。

まず、基本として披露宴よりもカジュアル寄りでOKということを頭に入れておきましょう。

ここでは、冒頭のクチコミにあったように、特殊なドレスコードを指定されていない場合についてご紹介します。

1.5次会の服装【女性編】

結婚式・披露宴と同様、白を避けた服装を選びます。

会費が1万円以下の立食ビュッフェ形式の1.5次会であればきれいめのワンピース、1万円以上であれば披露宴にも着ていけるワンピース・ドレスを選びましょう。

靴はヒールのパンプスを、アクセサリーやバッグは華美でないものを選びます。

会場のドレスコードを調べてみるのもおすすめです。

招待状に「カジュアル」「フォーマル」とあれば、そちらに従います。

ただし、「カジュアル」はドレスコードとしてのカジュアルですので、くれぐれも普段着カジュアルを選ばないようにしてくださいね。

1.5次会の服装【男性編】

男性はフォーマルスタイルであれば、披露宴と同様スーツを身につけます。こちらも白はNG。黒やグレー、濃紺がおすすめです。

カジュアルがOKな会場であれば、ジャケットを羽織るスタイルでも良いでしょう。

ネクタイも、あえて蝶ネクタイを選んでおしゃれを演出しても素敵です。

まとめ

・1.5次会の基本は会費制!スタイルは自分たち次第で決められる
・披露宴よりも手間がかからず、ゲストのお財布にもやさしいスタイル
・司会進行・カメラマンなど、必要人員の手配も忘れずにしよう!

開催スタイルによって、披露宴に近い形にも、2次会に近い形にもなる1.5次会。

自由だからこそ迷う部分があるかもしれませんが、その分自分たちらしいスタイルが選べるイマドキのウエディングスタイルだといえるでしょう。

カジュアルなレストランを選ぶ場合、司会やカメラマンがついてこない場合があります。

カジュアルスタイルとはいえ、司会は用意しておきたいところ。

自分たちで依頼するほか、はじめからプランがある会場を選ぶなど、工夫してみてくださいね♪

以上、1.5次会についての記事でした。