リゾートウエディングをしたいけれど、あまり情報がなくて本当に自分にできるか心配だと思っている人もいることでしょう。
なんとなくお金がかかりそうなイメージや、準備が大変そうなイメージもありますよね。国内挙式と比べて情報が少ないのは、不安に感じるポイントです。
実は2018年のハナユメのアンケートによれば、リゾート地で結婚式をしたカップルは14.6%もいたそうです。
・海外ウエディングをした人 9.2%
・国内リゾートウエディングをした人 5.4%
今回はリゾートウエディングで人気のエリアや手配会社の選び方、準備のダンドリまで詳しくお話ししていきます。
ブライダルフェアに行こう!
海外ならハワイ・国内なら沖縄がやっぱり人気!リゾート結婚式が叶うエリア
リゾート結婚式は特別な思い出作りや、ハネムーンを兼ねられるのが魅力です。
海外ならハワイ・グアム・バリ、国内では沖縄・北海道・軽井沢が人気エリアとして挙げられます。
リゾート結婚式のエリアや場所の決めかたには大きく分けて次の3つのパターンがあります。
・いきたい国(エリア)から探す
・ゲストや本人の休みを取れる日数からエリアを絞る
・チャペルや教会の雰囲気から探す
それでは先輩カップルが挙式をした人気のエリアを紹介していきましょう。
海外リゾート結婚式は王道のハワイが人気
海外リゾート結婚式の人気エリアスポットは、以下の3か所です。
グアム
バリ
いずれもきれいな海とビーチ、気候の良さ、言葉(日本語が比較的通じる)などから、選ばれることが多いエリアです。
特にグアムは日本から比較的近く、長距離移動を避けたい人やゲスト人数が多い場合に人気です。
日本からは遠いヨーロッパも、人気があり、長期休暇を取ってハネムーンを兼ねて行く人もいるようです。
1.ハワイ
渡航必要日数 | 3泊5日~ |
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日本からの 渡航時間 |
片道7~8時間 |
オススメ時期 | 4月~9月 乾季のため (GW・夏休みを除く) |
おすすめ ポイントなど |
・乾季以外も年中過ごしやすい ・海が見える美しいロケーションで結婚式や撮影ができる ・観光地としても人気で、旅行ツアーオプショナルツアーも予算に合わせて様々なものから選べる |
「常夏の島」と言われるハワイは、年間平均気温が25℃と一年を通して過ごしやすいのが特徴です。美しいビーチやチャペルなど魅力的なロケーションが人気です。
日本人にはおなじみの観光地なので、中心地のホテルやレストランでは日本語が通じることが多くサービスも充実しています。海外に慣れていないゲストにも安心して来てもらうことができますね。
2.グアム
渡航必要日数 | 3泊4日~ |
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日本からの渡航時間 | 片道3.5~4.5時間 |
オススメ時期 | 11月~5月 乾季のため |
おすすめ ポイントなど |
・海外だが日本から近く、時差があまりない ・滞在日数が少なくても結婚式ができる ・ハワイに比べて渡航費が安くゲストを呼びやすい |
グアムの魅力は、海の美しさと、日本からの距離の近さです。
また、時差も約1時間なのでゲストも時差ボケに悩まされることもないでしょう。
長時間のフライトが負担になる小さな子どものいたり年配のゲストがいても喜ばれます。
海が近いリゾート地なので、シュノーケルなどのマリンスポーツやイルカウォッチングが楽しめて、ショッピングのスポットも豊富です。
7~11月は台風シーズンにあたるので、その時期を避けたスケジューリングがオススメです。
3.バリ
渡航必要日数 | 2泊4日 |
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日本からの 渡航時間 |
片道7~8時間 |
オススメ時期 | 6月~9月 |
おすすめ ポイントなど |
・ツアー料金や滞在費用を抑えられる(物価が安い) ・バリ伝統衣装を着て結婚式もできる ・ビーチだけでなく豊かな自然や遺跡観光など他にはない雰囲気での結婚式・撮影が可能 |
インドネシアのリゾート地・バリ島も、観光地やリゾート結婚式のスポットとして人気です。1年を通して温暖ですが、6~9月は特に風が涼しく過ごしやすいです。
「神々の島」と呼ばれるバリには、ヒンドゥー教の寺院や洞窟などの古代遺跡があって、歴史を感じる雄大な自然も魅力です。
スパやエステも充実しており、落ち着いた雰囲気のなかでゆったりと結婚式を挙げたいカップルにオススメです。
国内リゾート結婚式もやはり海!沖縄が人気
次に国内リゾート結婚式の人気エリアを紹介していきましょう。
北海道
軽井沢
国内リゾートでも、やはり海のあるエリアは人気です。日本にいながら南国リゾート気分を満喫できる沖縄をはじめ、自然が魅力の北海道、軽井沢などが人気です。ラインクインしています。
また、テーマパーク内やその周辺リゾートホテルでの結婚式も人気があります。
1.沖縄
渡航必要日数 | 1泊2日 |
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各地からの 渡航時間(片道) |
北海道・東北:3~4時間 東京:3~3.5時間 関西・中部:2~2.5時間 九州:2時間弱 |
オススメ時期 | 3月~5月上旬 |
おすすめ ポイントなど |
・温暖で過ごしやすい ・ビーチリゾートを満喫できる |
青い海にサンゴ礁、と、日本でありながら海外リゾート地のような雰囲気を楽しめる人気エリアです。海外リゾート結婚式に憧れているけれど、費用・日程的に厳しいというカップルにはとてもオススメです。
温暖で過ごしやすいですが、梅雨時の5~6月と台風シーズンの9~10月は天気が荒れるので、スケジューリングの際に考慮すると良いでしょう。
2.北海道
渡航必要日数 | 1泊2日 |
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各地からの 渡航時間(片道) |
東北:1時間 関東:1.5時間 関西・中部:2時間 九州:2~2.5 時間 沖縄:3時間 |
オススメ時期 | 7月~10月(お盆時期を除く) |
おすすめ ポイントなど |
・雄大な自然に囲まれ、新鮮食材が豊富 ・夏の時期でも涼しく過ごしやすい |
日本国内とは思えないほど雄大な自然、美味しい海の幸、ウィンタースポーツなどが魅力です。
時期は過ごしやすい初夏~秋にかけて、が良いでしょう。
北海道では大自然を活かしたガーデンウェディングや、新鮮な食材を使ったビュッフェなどの演出が叶いそうです。
牧場や時計台などの観光、グルメも楽しめるので、挙式前後は新婚旅行でゆっくり観光できます。ゲストにも喜んでもらえるでしょう。
3.軽井沢
渡航必要日数 | 1日(日帰り)~ |
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各地からの渡航時間 (片道/九州以外は新幹線の場合) |
北海道・東北:2~2.5時間 東京・関東:1時間 関西・中部:4~4.5時間 九州:4~5時間 |
オススメ時期 | 5~10月 |
おすすめ ポイントなど |
・エリアによっては日帰りが可能 ・自然散策や買い物、文化鑑賞などいろいろな魅力がある ・本物の教会がいくつもある |
避暑地として有名な軽井沢は都心からのアクセスが良く、買い物やグルメ、自然散策といろいろな楽しみ方が出来ると人気です。
また、外国人宣教師が開いた教会や文化人に愛された宿など歴史的な面影も残り、幅広い年代の人に好まれています。
新緑や紅葉が楽しめる時期が人気です。わいわいカジュアルなスタイルよりも、都会の喧騒を離れて落ち着いたスタイルで挙式したい人にぴったりですね。
以上、海外と国内の人気リゾート地について紹介してきました。各エリアならではの魅力があるので、ふたりの希望が叶う場所探しの参考にしてくださいね。
次の章では、それぞれのメリット・デメリットや費用を比較しながら、違いを詳しく紹介します。
海外・国内リゾート挙式と国内挙式を徹底比較
前の章では人気エリアの特徴と魅力を見てきましたが、それぞれにどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。国内挙式も含めて比較してみましょう。
リゾート挙式と国内挙式の大きな違いは、距離感と非日常感に尽きるのではないでしょうか。
特に普段体験できない景色や自然、演出が楽しめるのは、リゾート挙式ならではの醍醐味と言えます。
その反面、移動や宿泊が必要なため、まとまった休みが必要なこと、呼べるゲストが限られることなどはデメリットとなります。
事前に細かく段取りをチェックしたい人にとっては、会場の下見が出来ないのも心配な点かも知れません。
一方、国内挙式のメリットは、距離的に近いのでゲストを招待しやすいことや、下見を含めた準備を十分に出来ることでしょう。また、和式の結婚式を希望する人にも国内挙式がオススメです。
デメリットは、準備に時間がかかること、リゾートウエディングよりも挙式費用が高くなることでしょう。
どちらにするか決めかねているという人は、まず2人のスケジュールと予算をよく確認して必要なプランを検討しましょう。
そして迷っているのであれば式場検索サイトの相談カウンターを活用することをオススメします。
次に、リゾート結婚式をしたい!と思ったときに知っておきたいポイントを紹介します。
リゾート結婚式を検討する際に知っておきたい注意点5選
リゾートで結婚式を挙げる場合、日程や費用は国内挙式とは変わってきます。
リゾート結婚式の場合、式場を実際に見たり現地で提供される料理を試食することは、現地に下見に行かない限りできません。
検討比較する際、注意しておくべきポイントは下記5つです。
注意すべきポイント5選
1.基本現地に下見に行けないので、実際挙式したカップルの写真例を多数見せてもらう
2.同じチャペルでも複数の申し込み先があるので、よく比較をする
3.リゾートでの結婚式を決断する前に、家族や親族に必ず相談をする
4.ゲストの宿泊費や渡航費をどこまで負担するかも相談をして決定!もし負担できない場合招待の際に伝える
5.到着遅延やトラブル発生も予測し、余裕のあるスケジュールにする
1.基本現地に下見に行けないので、実際挙式したカップルの写真例を多数見せてもらう
一番不安になるのは、式場を実際に見比べて決めることができないことではないでしょうか。
国内の結婚式場でもいえることですが、パンフレットなどの写真は、より良く見えるように写真の修正などもされていることがほとんどです。
現地について、想像よりも小さなチャペルにがっかり、実際はチャペルの窓から景色は見えなかったなど残念な思いをしたくないはずです。
そのため、先輩カップルが実際挙式した際の写真を多数見せてもらいましょう。
また、ネット検索でその式場で結婚式をした人の鋸歯実例写真を見たりするのもよいでしょう。
2.同じチャペルでも複数の申し込み先があるので、よく比較をする
多くの場合、リゾート結婚式の申込先は、式場の直営サロン・プロデュース会社・旅行会社など複数です。
さらに、各申込先により価格や申し込める時間枠が異なったり、利用できるオプションやドレスショップ迄違うこともあります。
そのため、候補の式場が決まって申込先が複数あった場合、必ず比較しておくべきでしょう。
3.リゾートでの結婚式を決断する前に、家族や親族に必ず相談をする
結婚式に夢を抱いているのは二人だけではありません。これまで二人を育ててくれた家族や親族に、式場を決める前に相談しておくと良いでしょう。
また、式場だけではなく結婚式を挙げる日取り(お日柄)などについても事前に相談をすると無用なトラブル回避できます。
4.ゲストの宿泊費や渡航費をどこまで負担するかも相談をして決定!もし負担できない場合招待の際に伝える
最近ではリゾート結婚式に家族や親族はもちろん、友人を呼ぶことも増えています。
ゲストの宿泊費や渡航費(お車代)をどこまで負担するかは、リゾート挙式をすると決めた時点で決定しましょう。
リゾート挙式の場合は、負担しないという人も多いです。ただし、ゲストにも心構えが必要ですから招待をする際に必ずその旨説明しておきましょう。
5.到着遅延やトラブル発生も予測し、余裕のあるスケジュールにする
飛行機など交通網の遅延欠航は、誰にもとめることができません。起きてしまい、結婚式に間に合わないというのは絶対に避けたいでしょう。
夏~秋の台風シーズンなどの場合、特に注意が必要です。
そのためにも、現地到着してから結婚式までの期間は余裕をもっておきましょう。
ただし、旅行後半にしてしまうと日焼けなどで肌の調子が気になりますし、挙式を前に旅行を楽しむことができなくなるかもしれません。
ここはプロのアドバイスに極力従い、スケジュールを決めると良いでしょう。
それでは最後に、リゾート結婚式の準備と当日のスケジュール例をまとめてみます。
リゾート結婚式を最大限に楽しむための準備・当日のスケジュール例
ここまでリゾート結婚式の人気エリア、注意点などをお話ししてきました。
最後に、準備の段取りと当日のスケジュール例を紹介していきます。
リゾート結婚式のスケジュール例
挙式エリアやゲストの有無によっても異なりますが、準備はこのようなスケジュールですすめていけばよいでしょう。
リゾート結婚式滞在スケジュール例
次に、旅行や結婚式当日のスケジュールを、ハワイ挙式を例に紹介します。
現地についてから挙式当日までは、衣装の最終フィッティングや最終打合せ(リハーサル)をして本番を迎えます。
なお結婚式当日は、出発の2時間くらい前からメイク・支度をスタートします。
挙式当日は、エリアや挙式時間・オプション有無などによっても差がありますが、とても忙しいスケジュールとなるでしょう。
そのため、あまり他の予定は詰め込まずに、無理のないスケジュールができるようにエリア選びもできると良いですしょう。
まとめ
・リゾートでの結婚式なら特別な思い出づくりができ、ハネムーンも兼ねられる
・様々決断をする前に必ず家族や親族に相談をするべき
誰でも一度は憧れるリゾート結婚式ですが、手間や費用を考えると躊躇してしまう人もいると思います。
しかし、実際に人気のエリアや費用相場、準備の流れを見ていくと、思っているほどハードルは高くなく、上手にプランを立てれば理想の結婚式が叶うはずですよ。
以上、リゾート結婚式についての記事でした。