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家族や親族のみの少人数結婚式完全ガイド!式場選びのポイント3選

結婚式を家族・親族のみでしたいけれど、情報が少なくて困っていませんか。また、周りであまり少人数の結婚式をした人がいなくて、不安な人もいることでしょう。

ハナユメの調査によると、家族・親族のみでの結婚式を選択したというカップルは15.9%でした。つまり、家族や親族のみの結婚式は珍しいスタイルではないのです。

結婚式は決まりきった挙式+披露宴以外にも、様々なスタイルが選べます。

・挙式+食事会
・挙式のみ
・食事会のみ
・フォトウエディング

今回はあまり情報のない、家族・親族のみを呼んだ結婚式の魅力や、条件に合う式場の探し方のポイントをお伝えしていきます。

家族・親族のみでも結婚式を挙げてOK!イマドキ増えている「身内のみ」の結婚式とは

カジュアルウエディング テーブル

多くの場合、家族や親族を中心にした少人数の結婚式をする人は下記のようなケースが多いでしょう。

・アットホームな結婚式をしたい人
・準備期間が短くゲストを絞って、小規模な結婚式をしたい人
・結婚式に呼びたい友人がいない人
・リゾートなど遠方で結婚式をするため、ゲストを招待できない人

また、ゲストの人数や顔ぶれで多いパターンは以下の通りです。

・家族と親族のみを呼ぶ結婚式
・家族のみを呼ぶ結婚式
・家族・親族中心だが、親しい友人も呼ぶ結婚式

具体的にはどういうイメージなのか、下の図を見てみましょう。

図 家族のみの結婚式・参加者イメージ

図 家族・親族のみの結婚式・参加者イメージ

家族や親族中心の結婚式の場合、余計に新郎側新婦側の人数差が気になるかもしれません。

どの関係性まで招待をするのかは、両親や家族によく相談するべきでしょう。

また、どちらかの人数が少ない場合は、相手に人数を合わせるために友人などを呼ぶこともできます。

もちろん人数を合わせるためだけでなく、呼びたい友人がいるのであれば呼ぶことを検討してもいいでしょう。

ちなみに、結婚式場や各披露宴会場には収容人数があります。

結婚式の時期や条件によってなど、自分たちの呼びたいゲスト人数では、その式場・会場の利用ができない可能性があります。

特に30名未満のゲスト数の場合、利用できる式場・会場が少ないため十分注意が必要です。

それでは家族や親族のみで結婚式をする場合、披露宴は行わなくてはいけないのでしょうか。次の章で詳しくお話ししていきましょう。

家族・親族のみを呼ぶ結婚式で選べるスタイルは5つ

花嫁 子供

家族・親族のみで行う結婚式のスタイルには、おもに次の5つがあります。

・挙式+食事会
・挙式+披露宴
・挙式のみ
・会食のみ
・フォトウエディングのみ

それぞれどのようなものか、1つずつ紹介していきます。

1.披露宴よりもアットホームな「挙式+食事会」

挙式後にみんなで会食をする定番スタイルです。家族のみで結婚式をしたカップルの87%が、このスタイルを選んでいます。
ハナユメのアンケートによる)

本物の教会や神社で挙式した場合、挙式の場所と会食の会場が2ヶ所に分かれることになります。

打ち合わせを2ヶ所と行わなければならないことと、挙式後に会食会場までの移動があることを理解しておきましょう。挙式と食事会の場所が同じ式場だと、打ち合わせや挙式後の移動も楽ですね。

・リラックスして、家族・親族との会話も楽しみたい
・かしこまらず、アットホームな感じで食事も楽しみたい

という新郎新婦は、会食時にカジュアルな服に着替えるのもOKです。

・親族へのお披露目の場にしたい
・実家同士が離れていて両家が顔を合わせる機会が少ないなどの理由から、食事会で親睦を深めたい
・友人とは披露パーティーで盛り上がりたいが、挙式は家族のみで行いたい

このように考えるカップルにオススメのスタイルです。

・費用相場
6名の場合:60~80万円、20名の場合:100~120万円程度
(引用元:ハナユメ

2.ゲスト人数が多めの場合や結婚式らしい雰囲気を出したいなら「挙式+披露宴」

「家族や親族、仲の良い友人だけでも、ゲスト人数が多めになった」「身内だけでも結婚式の特別感を味わいたい」というカップルには、挙式+披露宴がオススメです。

披露宴と食事会(会食)は何が違うのかわかりづらいですが、明確な定義は実はありません。

また、少人数なのに披露宴ができるの?と思われがちですが、少人数といえども比較的ゲストの多い結婚式の場合、披露宴を行うカップルもいます。

食事会は食事や新郎新婦を含めた歓談がメインで、アットホームな雰囲気が魅力。対して、ケーキカットやお色直し、余興や両親のへの手紙などの演出をいくつか入れて「華やかに見せたい」なら披露宴がオススメです。

・費用相場
10名の場合:50~60万円
(引用元:ハナユメ

ウェルカムボード・席札などがあれば雰囲気も盛り上がる

少人数で挙式+披露を選ぶなら、アットホームさを演出できるアイテムをぜひ用意しましょう。

ゲストの受付時にふたりの代わりにゲストをお出迎えする写真やイラストのウェルカムボードを用意するのは定番です。

また、席札にはせっかくだったら、一人ひとりのゲストに向けたメッセージを添えてはどうでしょうか。

ゲスト人数が多くないからこそ、より定型文のようなものではなくそのゲストとの思いでメッセージを書いてみると良いでしょう。

3.セレモニー感だけ味わうシンプルな「挙式のみ」

3つ目のスタイルは、セレモニーのみを行う「挙式のみ」のスタイルです。セレモニーは、教会式、神前式、人前式などから選ぶことができます。

費用をおさえることができ、準備の手間もあまりかからないのがこのスタイルの特徴です。しかし、挙式のみの結婚式を受け付けていない式場もあるので、事前に確認しておくことが必要です。

・ゲスト人数が少ない
・挙式日時の融通が利く
・費用をおさえたい
・結婚式の準備に手間をかけられない

といったカップルにオススメです。

ただし、来てくれたゲストにおもてなしをしたり、写真を撮ったりできるのは結婚式の前後の短時間のみとなります。ゲストと写真撮影や歓談を充分に楽しむことは、なかなかしづらいでしょう。

・費用相場
数万円~30万円
(引用元:ハナユメ

4.お披露目がメインの「会食のみ」

セレモニー(挙式)は行いたくないが、家族や親族に晴れ姿を披露して、アットホームに食事を楽しみ親睦を深めたいという人たちが選ぶスタイルの結婚式です。

また、海外などで新郎新婦だけで挙式をするため、帰ってきてから会食のみの結婚式をするパターンも多いです。

・入籍から大分経っているので挙式は行わず、会食のみ行う
・セレモニー(挙式)が好きではない(また宗教上の理由などでできない)
・海外などで新郎新婦だけで挙式をした

こうしたカップルに選ばれています。

・費用相場
6名の場合:50~70万円
20名の場合:80~100万円
(引用元:ハナユメ

席次は和やかに話しやすい空間を意識して!

せっかくのアットホームな結婚式。席次にも一工夫して、より楽しく和やかに過ごせる空間を演出しましょう!

図 家族のみの結婚式・席次例

少人数だからこそできるこの席次は、みんなが1つのテーブルで、顔を見ながら話ができるのでオススメです。人数が多い場合は、遠い人と話がしづらいので向きません。

図 家族・親族のみの結婚式・席次例

親族も招いて少し多めの人数になるなら、新郎新婦は高砂席に座り、ゲストは対面式で座る配置がよいでしょう。

このレイアウトであれば、スペースを広く使えるため少し広めの会場でも寂しい雰囲気にならずに良いでしょう。テーブルを細かく分けすぎてしまうと、その分装花代がかかってしまいますので注意が必要です。

5.写真は残しておきたい!「フォトウエディング」

何らかの理由で挙式はしないが、ドレス姿を記念に残したいという場合は、フォトウエディングのみ行うパターンもあります。

フォトウエディングにも2種類あり、写真スタジオ内撮影とスタジオ以外のチャペルや庭園などでのロケーション撮影です。
どちらかを選ぶか、あるいは両方とも行う場合があります。

セレモニーは苦手だけど、写真として思い出を残したい、費用をおさえたいと考えるカップルに選ばれています。

・費用相場
数万円~10万円

家族・親族のみの結婚式はリゾート地という選択肢も

リゾート地での挙式は、家族・親族のみの結婚式と相性が抜群です。

家族旅行を兼ねてリゾート地で挙式するのも良し、新郎新婦はハネムーンを兼ねて早めに出発し、家族や親族は結婚式に合わせて合流というのも良いでしょう。リゾート地で過ごす時間は、きっと記念になりますよ。

国内リゾート地は、北海道・軽井沢・沖縄など、海外リゾート地は、ハワイ・グアム・サイパンなどが充実しています。

ここでは、家族・親族のみの結婚式のおもなスタイルを5つ見てきました。次の章では、家族・親族のみの結婚式の特徴を改めて整理してみましょう。

アットホームさを演出できる!家族・親族のみの結婚式の特徴3つ

新郎新婦 結婚式

家族・親族のみで行う少人数の結婚式は、一般的な結婚式とどんなところが違うのでしょうか。3つの特徴とともに見ていきましょう。

1.結婚式準備は、期間が短くシンプルに済むことが多い

通常の結婚式であれば、挙式の3~4ヶ月前から本格的な準備が必要。それに対し、身内だけを招いての挙式+食事会の規模であれば、約1ヶ月で準備ができます。

人数が多ければ、招待状や席札の準備、挨拶のお願い、席次の決定、ゲストの日程調整、交通費や宿泊費の手配など、準備することがたくさんあり、その分式場との打ち合わせも多くなります。

家族・親族のみの少人数で式を行う場合、特別なことがなければ1~2回の打ち合わせで済むでしょう。

ただし、先にお伝えしたように少人数の結婚式ができる式場は限られているので、式場探しは早めに取りかかったほうが間違いありません。

2.よりアットホームな雰囲気で結婚のお祝い・お披露目ができる

家族・親族のみの結婚式の最大のメリットは、アットホームな雰囲気で結婚式ができるということです。

派手な演出がなくてもOK。家族や親族に囲まれて和やかな時間を過ごすことができます。お互いの家族や親族がゆっくりと顔を合わせることができ、両家の距離もグッと縮まるでしょう。

3.セレモニー感が薄まり、リラックスして挑める

ゲストが多いと、その分緊張したり、かしこまってしまったりしますが、家族や親族のみであれば形式張ったことも必要なく、リラックスして時間を楽しむことができます。

距離が近い分、新郎新婦もゲストとの会話を十分に楽しむことができるでしょう。新郎新婦本人が、演出やスピーチなどに時間を取られないため当日おいしい料理を味わう余裕があることも、家族・親族のみの結婚式ならではのメリットです。

ここでは、家族・親族のみの結婚式の特徴を3つお伝えしてきました。家族・親族のみで結婚式を行うメリットに魅力を感じた人もいることでしょう。

こうした結婚式を行うなら、式場の選びは重要です。ポイントを3つ見ていきましょう。

家族・親族のみで結婚式ができる式場は少ない!結婚式場の選び方3選

カップル スマホ

家族・親族のみの少人数で挙式ができる結婚式場は、あまり多くないのが現状です。気に入った式場で必ずしも挙げられるとは限りません。

ちなみに先輩カップルが家族・親族のみの結婚式を行った会場のタイプは、ホテルだった人が多かったそうです。

家族・親族のみの結婚式をした会場はどれでしたか。
会場の種類 割合
ホテル 61.7%
専門式場・ゲストハウス 22.2%
料亭 9.8%
レストラン 3.7%
その他 2.5%

どのように自分たちのゲスト人数や希望に合った、結婚式場選びをすればよいのでしょうか。

式場選びをする際に、チェックしておきたい3つの項目は、次の通りです。

1.人数に合わせた広さの会場を選ぶ
2.誰を呼ぶのかある程度明確にしておく
3.結婚式場紹介サイトの相談カウンター利用がオススメ

詳しく解説していきます。

1.人数に合わせた広さの会場を選ぶ

少人数の結婚式になるので、広すぎる会場を選ばない方が良いでしょう。

ただし、後からゲストの追加がある場合もあるので、ギリギリ過ぎず、少し余裕がある程度の会場を選ぶと良いでしょう。

2.誰を呼ぶのかある程度明確にしておく

どのようなゲストを呼び、どんな雰囲気の結婚式にしたいのかある程度イメージしておくと良いでしょう。

先ほどお話ししたように、家族や親族中心の結婚式だと考えていても、実は人数差が多く友人などを呼び結果人数が増えることがあるかもしれません。

また披露宴や食事会でどのような演出がしたいのか、また演出はしなくないなどイメージがあるとそれができる会場を選ぶことができるので良いでしょう。

3.結婚式場紹介サイトの相談カウンター利用がオススメ

雑誌やネット検索、結婚式場紹介サイトで結婚式場は自分で条件にあわせて探すことができます。

しかし、雑誌やWeb上で確認できる情報は、平均人数で行う場合のものが多く、少人数の結婚式ができる式場の情報は少ないです。そのため、式場探しは慎重にしなければなりません。

そこで役立つのが相談カウンターです。相談カウンターは、ウエディングのプロがアドバイスしてくれるので、ぜひ利用してみてください。

店舗に直接出向くことが難しくても、電話やメールでの相談も可能です。ハナユメや、ゼクシィマイナビウエディングの相談カウンターは、知名度もあり安心ですよ。

ここでは、少人数結婚式を行う式場選びのポイントを解説してきました。次は、家族・親族のみの結婚式ならではの結婚式演出を5つご紹介しましょう。

家族・親族のみの結婚式におすすめの演出5選

新郎新婦 家族

結婚式の演出というと派手なものをイメージし、少人数の結婚式では演出は必要ないと思うかもしれません。

歓談中心の食事会でできるイメージがつかない、という人もいるのではないでしょうか。ここでは、ゲスト人数が少ないからこそオススメしたい演出を5つ紹介していきます。

1.ケーキカットやファーストバイトをする

ウエディングケーキは大きなものだけでなく、ゲストの人数にあわせて作ってくれます。また、セレモニーだけ行いたい場合はセレモニー用の(イミテーション)ケーキをレンタルしてくれる場合もあります。

カットしたケーキを、新郎新婦がお互いに食べさせ合うファーストバイトは、お決まりの演出ではありますが盛り上がるのでオススメです。

ファーストバイトには、新郎の「一生食べるものには困らせない」という意味と、新婦の「一生おいしいものを作ってあげる」という意味が込められています。

ゲストの写真撮影のタイミングともなりますし、ケーキカットやファーストバイトだけはするというカップルも多いです。

2.ゲスト一人ひとりに合った引出物を渡す

通常の結婚式であれば、引出物やプチギフトの中身を、1人ずつ別のものを用意するのは難しいです。

でも、少人数ならゲストの好みに合わせてギフトを選ぶことができます。1人ずつのことを思い浮かべながら選んだ品は、記念にもなりますし、相手に思いも伝わるでしょう。

3.お互いの家族・親族紹介

両家の家族や親族の中には、初対面の人もいることでしょう。両家の家族・親族紹介を行うことによって、顔を覚えてもらい、さらに親睦を深めることができますね。

ゲストが少ない結婚式ならではの演出であり、両家全員が揃うこともなかなかできないので、この貴重な機会を利用しましょう。

4.席次表に家系図を入れる

席次表を作成する際に、両家の家系図を入れるのもオススメです。

両家の親族について知ることができ、話のネタにもなり盛り上がることでしょう。結婚式が終わったあとでも、記念に残る1枚になるはずです。

5. ゲスト一人ひとりからスピーチをもらう

ゲスト全員からスピーチをもらうのも、少人数結婚式ならではの演出です。改めて家族・親族の想いが聞ける、素敵な機会になるでしょう。

ここまで、家族・親族のみの結婚式にぴったりな演出を5つご紹介しました。次は、家族・親族のみの結婚式を行う上での注意点を3つお話しします。

家族・親族のみの結婚式を検討するときに知っておきたい3つのこと

新郎新婦 家族

アットホームで肩肘張らない雰囲気が魅力の、家族のみ・親族のみの結婚式。こうした結婚式を検討する上で知っておきたいポイントがいくつかあります。

・必ずしも自己負担が少なくなるとも限らない
・引出物は親族のみに渡すケースが多い
・必ず事前に「家族・親族のみの結婚式にしたい」という気持ちを伝えておく

1つずつ詳しく見ていきましょう。

必ずしも自己負担が少なくなるとも限らない

少人数結婚式のメリットの1つとして、費用が安くおさえられるということがあります。

確かに、ゲストが少ない分、全体的な費用をおさえることができなすが、ゲストが少ないということは、その分ご祝儀も少なくなるということです。

ゲストの人数が少ないからといって、必ずしも新郎新婦の自己負担が少なくなるわけではないことも踏まえて、費用を見積るようにしましょう。

引出物は親族のみに渡すケースが多い

家族・親族のみの結婚式の場合、引出物は一般的に親族にのみ渡すパターンが多いようです。「家族も親族も新郎新婦が招待した」と考える場合は、家族にも渡すこともあります。

必ず事前に「家族・親族のみの結婚式にしたい」という気持ちを伝えておく

家族・親族のみの結婚式はアットホームで良いですが、身内の中には、「結婚を盛大に祝ってあげたい」と思っている人もいるかもしれません。

結婚式は、挙げる本人たちと同じように家族も楽しみにしているイベント。家族・親族のみで行いたいという気持ちを事前に伝え、相談するのが良いでしょう。

まとめ

・ゲストも新郎新婦もアットホームな結婚式を楽しむことができる
・全体的な費用をおさえることができ、準備期間も短くて済むのも魅力
・少人数対応の式場は多くない、相談カウンターで紹介してもらおう

家族・親族のみの結婚式は、ゲストが少人数のため丁寧なおもてなしをすることができます。

今まで育ててもらった家族や、見守ってくれた親族に対して、感謝の気持ちを込めて準備をしましょう。きっとその気持ちが伝わり、思い出に残るすてきな結婚式になるはずです。

以上、結婚式・親族のみについての記事でした。

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実は2割強のカップルが少人数結婚式!式場選び・準備を完全ガイド

30〜40人以下の規模の「少人数」の結婚式は、年々増えてきています。

・親族や親しい友人のみに祝ってほしい
・あまりかしこまったことはしたくない
・準備はなるべくシンプルに済ませたい

そう思いつつも、少人数の結婚式についての情報も少なくて、ちょっと不安に思ってはいませんか?

元プランナーの私だからわかる、少人数結婚式のイロハをお教えします!

これを読むだけで、きっと少人数結婚式の具体的イメージが湧いてくるはずです。

30~40人以下の少人数の結婚式は、アットホームで肩肘張らない雰囲気が素敵!

結婚式,笑顔

少人数結婚式は、お世話になった家族や親族だけに感謝の気持ちを伝えたいと考えるカップルが最近多く、人気の結婚式のスタイルです。
家族や親族だけでなく、親しい友人を呼んで少人数結婚式をするカップルもいます。

一般に、ゲストの人数は数名〜40名以下で挙式や食事会(披露宴)を行う結婚式を「少人数結婚式」と呼んでいます。
「少人数結婚式」のいいところは、なんと言っても肩肘張らないアットホームな雰囲気で結婚式を挙げられることです。

ゲストとの時間もたっぷり取れますし、引出物を一人ひとり手渡ししたり、丁寧にお見送りしたりすることも可能です。

次の章では、「少人数結婚式」の具体的なメリット・デメリットをチェックしていきたいと思います。

アットホームにしたいけど寂しい雰囲気が心配!少人数結婚式のメリット・デメリット

結婚式,LOVE

結婚式を少人数でするかどうか決める前に、しっかりとメリット・デメリットを把握しておきましょう。

少人数結婚式3つのメリット

まずは少人数結婚式のメリットを3つご紹介します!

1. アットホームで和やかな雰囲気!

少人数の結婚式であれば、アットホームな雰囲気で終始和やかに結婚式を楽しむことができます。

すべてのゲストと1度は話をすることができるでしょう。

また、ゲストの人数も限られているので、心を込めたおもてなしがしやすいのもメリットですね。

2. 結婚式にかかる費用もコンパクト

少人数結婚式は普通の結婚式よりゲストの人数が少ない分、圧倒的に結婚式にかかる費用は相場よりも低いです。

30名規模の結婚式であれば、結婚式の平均費用は150万〜180万円。

挙式のみや家族だけでの結婚式であれば、数十万円以下におさめることも可能です。

一般的なゲスト人数(70人規模)の結婚式の平均費用が324.6万円であることを考えると、少人数結婚式の費用がいかに安く済むかわかりますよね。

3. 準備も少なく済む・準備期間が短くてもOK

一般に普通の結婚式の場合は、式場決定後の本格的な準備に3か月〜4か月程度必要とされています。

しかし、少人数結婚式の場合は工夫次第で準備期間1か月に短縮することも可能です。

ゲストの人数が少ないからこそ、少ない準備期間で十分なおもてなしの用意をすることができます。

お互いが時間のないいそがしいカップルには助かりますね。

もちろん、少人数結婚式でも、こだわり派で準備期間をたっぷりかけて入念な準備をするカップルもいますよ。

少人数結婚式3つのデメリット

続いて、デメリットと対応策をご紹介します。

1. 選べる会場は限られる

平均的な人数で対応可能な式場数に比べ、少人数で可能な式場数は少ないのが現状です。

もちろん、普通の結婚式場で結婚式をすることは可能ですが、その場合明らかに会場の大きさとゲスト人数のバランスが合っていないと、寂しい結婚式に見えてしまいます。

2. 盛り上がりにかけることもある

拍手の数や写真映えの点を考えれば、盛り上がりには欠けるといえるかもしれません。

大きな演出や余興でなくても構いませんが、せっかくの少人数という点を活かした演出や余興を準備しておいた方が良いでしょう。

具体的なオススメ演出は後ほどご紹介します。

3. 自己負担額は通常より高くなる場合も

結婚式場に支払う費用はゲストが少ない分少ないですが、人数が少ない分もらえるご祝儀の額も少なくなるため、結果自己負担金額が高額になるケースもあります。

30名150万だった場合、ご祝儀想定額は105万円ですから、自己負担額は45万円ということになります。

それに対しもし70名280万円だった場合、ご祝儀想定額は225万円ですから自己負担額は35万円ですから、結局70名ゲストを呼ぶ方が自己負担金額が低いことがわかるでしょう。

これは少人数結婚式であっても、衣装代や会場代、生花代などは通常の結婚式と同じ程度の費用がかかるためです。

次の章ではデータを参考に、具体的な数字で割合や費用をご紹介します。

データでわかる!少人数結婚式の実施割合&相場を紹介

ウェディングベア,お金イメージ

ここで、気になる少人数結婚式の実施割合と相場を具体的な数字で見てみましょう。

意外にも24.3%のカップルが少人数を選択

ハナユメの調査によると、30人未満の結婚式を挙げた先輩カップルは16.2%、30〜40人8.1%と合わせて24.3%が少人数で結婚式をしたことがわかります。

大きく分けて4つのスタイルが考えられます。

・新郎新婦のみ
・家族のみ
・親族まで
・親しい友人まで

そして、30〜40人の割合よりも30人未満の割合の方が多いことから、少人数結婚式は家族や親族のみで行うカップルが一番多いということが推測できます。

少人数結婚式の相場は一人当たり5万〜6万円

少人数結婚式の場合、挙式のみであれば費用はおよそ20万〜40万円。

会食・披露宴をする場合は、下記が相場です。

10名 50万円~60万円
20名 100万円~120万円
30名 150万円~180万円
(ハナユメより引用)

次の章では、ゲストタイプで分けた4つのスタイルについて詳しくご説明していきます。

友人を招いてもOK!少人数の結婚式の4つのスタイル

ガーデン挙式

少人数でおこなわれる結婚式は4つのスタイルに分けることができます。
その4つのスタイルを1つずつ見ていきましょう。

 

1. 家族だけを招くスタイル(ゲスト:〜10人程度)

家族だけの結婚式の場合は、新郎新婦と両親、そして兄弟や祖父母あたりまでがゲストになります。

だいたい10人規模の結婚式になることが多いでしょう。

・親孝行のために結婚式を挙げたい
・費用を抑えたい
・二人だけの結婚式だと寂しい
・すでに子どもがいて家族で挙げたい

というカップルには家族のみでの結婚式が一番ぴったりくるかもしれません。

家族のみの場合は、挙式のあとに全員で食事会をする流れが一般的。

家族だけの場合は、「感謝」や「これからもよろしく」というメッセージが伝わるような演出がオススメです。

食事会の際の席次イメージはこちら。

食事会の席次イメージ

2. 家族と親族を招くスタイル(ゲスト:〜20人程度)

・両親や兄弟だけでなく、親族にもきちんとパートナーを紹介したい
・親戚づきあいが多い

というカップルは家族だけなく、親族までゲストに招くのがいいでしょう。

親族をゲストに招いた場合は、だいだい20人規模の結婚式になるでしょう。家族のみのときと同様に、挙式と食事会を行うことが多いです。

また、親族の場合は小さな子どもが参加することも多いので、小さな子が楽しめるような演出やプレゼントを準備しておくと喜ばれるでしょう。

ご高齢の人が多い場合は、メニューも食べやすいものにしたり、食材を小さくカットしてもらったりと配慮ができるとベターですね。

食事会の際の席次イメージはこちら。

食事会の席次イメージ

3. 家族・親族、親しい友人まで招くスタイル(ゲスト:25〜40人程度)

・家族や親族だけの結婚式は寂しい
・どうしても呼びたい友人がいる
・家族ぐるみで親しくしている友人がいる

というカップルの場合は、家族・親族に加えて親しい友人をゲストに招いています。新郎新婦どちらかだけ友人を呼ぶカップルもいます。

新郎新婦が親しい友人までをゲストで招待した場合は、30人~40人規模の結婚式になることが多いでしょう。

このくらいの人数であれば、挙式と会食(食事会)または披露宴どちらも行えるでしょう。

披露宴の席次イメージはこちら。

披露宴の席次イメージ

4. 二人だけの結婚式ももちろんあり!

・チャペルや神社で挙式を挙げるのが夢だった
・フォトウエディングだかだと物足りない
・費用は最小限で抑えたい
・時間が全然ない
・形だけでも挙式をしたい
・新婚旅行のついでにリゾートウエディングがしたい

というカップルには二人だけの結婚式をえらんでいます。

挙式のみや挙式後に二人で豪華な食事をしたり、記念写真を撮影したり。費用もフォトウエディングと変わらない金額で可能な場合もありますよ。

次の章では、少人数結婚式にオススメの演出アイデアを5つご紹介します。

少人数結婚式ならではの5つの演出アイデア

ブーケトス,結婚式

ゲストを退屈させないためにも、披露宴ではないとしても何か余興や演出を準備しておくのがオススメ。

そこで、少人数結婚式ならではの5つの演出アイデアをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. ウエディングケーキを新郎新婦から直接振る舞う

ウエディングケーキは新婦から新郎へのファーストバイトの後、デザートとしてゲストに配られるのが一般的ですが、少人数の場合は新郎新婦からゲストへのケーキサーブがオススメです。

ゲスト参加型の演出なので、退屈させないで済みますね。また、小さなお子様も参加できるので全員で楽しめる演出です。

ケーキが苦手な人がいないかやご高齢の人への配慮もお忘れなく。

特に卵や小麦粉のアレルギーの有無は要確認です!

2. ウエディングツリーを全員で作成

メジャーな演出になってきたウエディングツリー。

ウエディングツリーは色紙などに木の幹や枝だけを描いておき、そこに出席者の母印やスタンプを押してもらうことで、オリジナルのツリーを完成させる演出です。

しかし、ゲストが多いと受付に置いてあるため、なかなか全員が気づいていなかったり、参加しない人が出たりしてしまいます。

しかし、少人数なら新郎新婦が座席を周って一人ひとりに直接母印やスタンプを押してもうことが可能。

完成したウエディングツリーは、素敵な記念品になりますね!

ウエディングツリーを母印でお願いする場合は、さっと指を拭けるウエットティッシュなどを準備しておくと好印象ですね。

3. 新郎新婦が特技を披露する

少人数の場合は、ゲストへ負担をかけないためにゲストからの余興は省かれることが多いですが、新郎新婦が特技などを披露するのもいいでしょう!

相手の家族や親族にも、どんな人なのか知ってもらういい機会になりますよね。相手にはサプライズで披露するのもいいでしょう。

主役である新郎新婦の余興であれば、みんな盛り上がってくれるはずです。

4. ゲストに合わせた引出物を手渡し

通常、引出物は披露宴会場の座席にあらかじめセットされていますよね。

ゲストの人数が少ないからこそ、直接一人一人にお見送り時に手渡しをするという演出はいかがでしょうか。

また、一人ひとりにあわせた引出物を選ぶのも可能です。

5. 生い立ちムービーは少人数結婚式にもぴったり

結婚式の演出といえばプロフィールムービーと思う人もいるのではないでしょうか。

新郎新婦が生まれから今日までの軌跡をまとめたムービーは、ゲストみんなで楽しむことができます。

そして、新郎新婦と縁が深いからこそ招待されたゲストにとっては、感慨深いものがあるでしょう。

少人数だからこそ、みんなで「懐かしいね」と思い出を共有することができるはずです。

ゲスト一人ひとりとの思い出やメッセージを一緒に流すのもいいですね。

少人数結婚式のイメージもかなり湧いてきたのではないでしょうか?

まとめ

・全体の2割以上のカップルが少人数結婚式を選択している!
・一人当たりの費用相場は5~6万円程度で、大人数の結婚式より割高に

「少人数の結婚式ってどんな感じになるんだろう?」と思っていた人は、だいぶイメージが湧いてきたのではないでしょうか?

少人数でも工夫次第で、大人数に負けない素敵な結婚式になるはずです。

以上、少人数の結婚式についての記事でした。

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少人数でもこれで安心!結婚式の食事会での内容・流れ・演出例5選

通常の結婚式では、挙式後のパーティの事を「披露宴」と呼ぶのが一般的ですが、家族や親族だけで行う場合を「食事会」と呼ぶことが多いです。

厳密に何名以上から披露宴、何名以下は食事会といった呼び方に決まりはありません。ですが、ゲストに誤解を与えないよう、少人数の場合は「食事会」と伝えるケースが多いのが実情です。

今回はそんな結婚式の食事会について、どんな雰囲気や内容なのか、司会者は必要か、ご祝儀はもらえるのかなど、詳しく紹介していきます。

これを読めば、自分たちだけでなく、ゲストも当日安心して食事会に臨むことができ、喜んでもらえる一日になるでしょう。

披露宴と違って「食事会」はどんなケースで行われるか?2パターンに分類できる

結婚式,テーブルセット

食事会とは、披露宴とは異なり親族だけで行われることが一般的です。では、どんなケースで食事会という形態をとられることが多いのでしょうか。2パターンをご紹介していきます。

パターン1:挙式+食事会

挙式を親族のみで行なう場合、 87%のカップルがその後に食事会を設けています。
参考元:ハナユメ

ふたりの結婚のお披露目をした後に、ゆっくりと食事の場を用意するのが食事会です。神社や教会で挙式を挙げ、どこかの料亭やレストランに移動して食事会をする場合もあれば、一般的な挙式披露宴と同様に、挙式会場と同じところで食事会をする場合もあります。

キリスト教式か神前式か、あるいは人前式か…など、どんな結婚式を挙げたいのか挙式スタイルから考えるのもひとつですし、憧れの料亭やレストランがあれば、食事会を行う場所から考えるのも良いでしょう。

家族のみの10人規模の食事会なら、費用は50~60万円程度で収まることがほとんどです。少し親族の幅を広げる、もしくは親しい友人を招いて20人程度の食事会にするなら、100万円を少し超えるくらいと考えると良いでしょう。

いずれにしても通常の結婚式よりも大幅にコストを抑えることができます。

ハナユメウエディングデスクで費用の相談をする

パターン2:披露の場としての食事会のみ

挙式は行なわずに、食事会のみで結婚のお披露目を行なうパターンです。

この場合は挙式がない分、もう一段階費用が抑えやすいというメリットがあります。ほとんどの場合は100万円以下で行なえますし、家族のみに絞れば30~50万程度に抑えることも可能です。

挙式をする場合とは違い、会場は料亭やレストランに絞られます。特に挙式にこだわりがなく、格式張ったものよりはカジュアルに楽しみたいというカップルに、よく選ばれるパターンです。

続いて、招待状の有無や司会者をどうするか、細かな項目を見ていきましょう。

少人数で行う食事会の場合、招待状や司会者は必要?よくある疑問まとめ

新郎新婦,考え事

結婚式や披露宴には、王道の演出やその時の流行りのスタイルなど、さまざまなパターンがあります。しかし食事会の場合は、必ずしもそれらがあてはまるとは限りません。そこでよくある疑問をまとめてみました。

1.家族・親族であっても招待状は必要?

招待状は必ずしも出さなくてはいけないという決まりはありません。大人数の結婚式であっても家族への招待状は不要という考え方もあるので、絶対に出さなければいけない!と気負う必要はないでしょう。

ただし、ふたりで準備を進めることで絆が深まるというのは、これまでの先輩カップルからよく聞く声です。当日来てもらいたいという思いを丁寧に表現するためにも、招待状は作成することをオススメします。

特に少人数の場合は用意する招待状が少ない分、一人ひとりに合わせてメッセージを添えるなど、一工夫することが可能です。きっと喜んでもらえることでしょう。

2.引出物は準備するべき?

少人数の食事会であっても、大人数の結婚式と同様に必ず引出物を準備します。

大人数の場合は、すべて同じ引出物にするか、もしくは会社関係、親族、友人などのグループごとに種類を分けてを用意します。一方、少人数の食事会の場合は、人数の少なさを生かして、個人個人の趣味嗜好に合わせたものを用意することもできそうです。

料理が好きな人、お酒が好きな人など、親族ならある程度の趣味は知っているもの。きっとそれぞれに喜んでもらえる物を用意できるはずです。

食事会の場でそれらの引出物を紹介するという演出も楽しいですね♪

3.ご祝儀ってもらえるの?どうもらえばいい?

食事会でもご祝儀はいただけます。ただし、親族の集まりという特性上、事前に両親との間でやり取りが行なわれている場合が少なからずあるかもしれません。

そのため、通常のように受付を用意してご祝儀をいただく流れにすると、事前に渡していた人が気まずい思いをしてしまう可能性があります。

そういったことに配慮をして、受付は控え室などに用意するようにしましょう。もちろん両親と事前に情報交換しておくことも必要です。

4.当日の新郎新婦とゲストの服装は?

挙式後に同じ会場で食事会を行う場合は、ウエディングドレスとタキシードを着用するのが一般的です。

せっかくのお披露目の場だからやっぱりドレスを着たい!という女性が多いようで、料亭やレストランで行なう場合も、大多数がウエディングドレスとタキシードのようです。

ゲストも新郎新婦に合わせた服を選びますが、必ずしも留袖などの正装である必要はありません。

ひとつ注意したいのは、両家の格を合わせるということ。一方だけが過剰にドレスアップをしてしまったり、逆にカジュアルになり過ぎたりしないよう、事前に新郎新婦を通して打ち合わせておく必要があります。

5.当日の進行に司会者って必要?

食事会の場合は、新郎新婦が進行することが多いので、必ずしも司会が必要というわけではありません。しかし司会を頼む方がオススメな場合もあります。

それは普段あまり親睦のない親族が集まったり、新郎新婦が人見知りで会話がスムーズにできないと予想されたりするケースです。

やはりプロの司会者は会場を盛り上げる力に長けているので、スムーズに進行ができるでしょう。

またケーキカットや両親への手紙などの演出を組み込む場合も、自分で振って自分でする…というよりは、司会者がいる方がメリハリがつきます。状況に合わせて検討してみましょう。

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次の章では、具体的に結婚式当日の流れを詳しくお伝えしていきます。

結婚式の食事会、当日の流れ・進行パターン

結婚式,テーブルセット

では、食事会当日はどのような流れになるのでしょうか。よくあるパターンを2つご紹介します。

1.挙式+食事会の当日の流れ・進行パターン

挙式と食事会が同じ会場の場合の一例をみてみましょう。全体を通して約2時間の流れになります。

まずは挙式を終えたあとに新郎新婦が入場し、新郎もしくは新婦によるウェルカムスピーチを行います。スピーチの内容は披露宴と同様で、今日来てくれたお礼・結婚宣言・開演宣言が一般的です。

次に定番のケーキカットやファーストバイトを行ないます。

続いて歓談の時間ですが、少人数ということを生かし、スピーチを全員にしてもらうというのも良いでしょう。

また両親への手紙や花束贈呈は欠かせません。

最後に新郎、もしくは新郎の父親から閉会の挨拶をします。

2.食事会のみの流れ・進行パターン

すでに海外での挙式や、フォトウエディングを済ませていた場合、食事会のみを開催することもあります。この場合の主な流れをみてみましょう。

まず新郎新婦の入場に始まり、新郎からの挨拶を行ないます。この時に、海外挙式やフォトウエディングの様子の紹介をしましょう。写真を披露すれば盛り上がります。

また、必ずではありませんが、挙式に呼べなかった理由、もしくは挙式自体をしなかった理由も述べると誠実さが伝わります。

会場によって、ケーキカットなどの演出が可能な場合もあります。料亭などでは難しいこともあるので、歓談をメインに進めていくことになります。

ふたりの仕事の紹介や今後どんな家庭を築いていきたいかなど、きちんとテーマを考えておきましょう。

最後に両親への手紙や花束贈呈などを行なうことをオススメします。

そして新郎、もしくは新郎の父親からの挨拶で締めることになります。

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食事会メインの結婚式ならではの、当日の過ごし方がイメージできてきましたか?次の章では、少人数の食事会ならではのオススメ演出をご紹介します。
 

少ない人数でも盛り上がる&感動できる!食事会の演出例7選

ウエディングケーキ

少人数の食事会でも、演出次第で盛り上がることができます。ここでは、その演出例をご紹介していきます。

1.まずはウェルカムスピーチ(新郎新婦紹介)

タキシード 新郎
新郎によるスピーチが多いですが、最近では新郎新婦からひと言ずつ述べるスタイルも増えてきました。内容は披露宴と同様で、当日足を運んでくれたお礼・結婚宣言・開演宣言が一般的です。

結婚宣言というのは、「先ほど無事に挙式を済ませ、晴れて夫婦となりました」という内容のもの。長くする必要はなく、スマートに行ないましょう。

2.人柄が伝わるような親族紹介

新郎新婦からお互いの親族の紹介を行います。この時少人数ということを生かし、スピーチを全員にしてもらうというのも魅力的です。

かしこまったものではなく、1人ずつから新郎新婦とのエピソードや幼い時の思い出などを話してもらうというものです。

3.ケーキカット・ファーストバイト

ケーキ 演出
次に定番のケーキカットやファーストバイトを行います。これらは少人数の食事会でもとても人気のあるイベントです。

また両親から新郎新婦への「ラストバイト」も感動を呼ぶ演出です。

4.新郎新婦紹介ムービー

少人数の食事会でもムービーの上映は可能です。大人数の結婚式の場合はお色直しの間に上映することが多いですが、みんなで揃って見るのも盛り上がります。

上映できる設備があるかどうか、きちんと会場に確認しておきましょう。

5.プチギフト・引出物紹介

プチギフト 引出物
それぞれに選んだ引出物をお披露目するのも盛り上がります。

通常はどの招待客にも同じ引出物を渡すものですが、少人数の場合はそれぞれの好みに合わせたプレゼントを選べるので、喜びもひとしおでしょう。親族紹介の時に一緒に行うのもオススメです。

6.両親・親族への感謝の手紙

両親への手紙や花束贈呈も欠かせません。歓談だけでなくこのような演出を入れることでメリハリも生まれ、両親にとっても思い出に残る1日になります。

7.新郎から締めの挨拶

最後に新郎、もしくは新郎の父親から閉会の挨拶をします。こちらも1分ほどの短いもので大丈夫ですが、当日来てもらったことへの感謝、これからの決意などをしっかりと述べましょう。

食事会の結婚式でも、さまざまな演出ができるのでわくわくしますね!続いては、大事な会場決めの時に気を付けるべき点をお話します。

少人数での食事会が行なえる結婚式場は限られるので注意!会場決めの注意点

結婚式,食事

大人数の結婚式と違い、少人数の食事会を行える結婚式場は限られています。少人数の食事会をすることが決まれば、さっそく会場を決めなければいけません。

その会場を決めていく際の注意点をご紹介します。

会場の大きさ・収容人数に注意

ゲストハウスやホテルなどは、100人規模でも受け入れ可能なところもあるほどなので、逆にそのような会場は少人数の食事会には不向きです。

会場に空いたスペースがあると寂しい印象になってしまいますし、予算もかかってしまいます。

少人数プランを行なっている式場を条件に絞って検討していきましょう。

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アクセス面にも気遣いを

親族だけを招待する場合は、どのエリアから参加するのかや、利用する交通機関がかなり絞られます。

少人数の場合は各ゲストに細やかに配慮することができるので、どの人にとってもアクセスしやすい場所を念頭において探しましょう。

どうしても誰かにとって不便な場所になってしまう場合は、タクシーチケットなどを手配するのもひとつの方法です。

ドレスやプレゼントの持ち込みは可能か?ムービーは流せるか?

挙式会場と食事会の会場を分ける場合は、衣装をどうするか確認する必要があります。一般的な挙式・披露宴の後の2次会でも、衣装が持ち込める場合と持ち込めない(別の衣装を用意する)場合があります。

同じように少人数の食事会であっても、衣装の取り扱いは式場によって異なるので、事前にしっかりと確認しましょう。

また、披露宴の演出で人気のあるムービー上映ですが、こちらも会場の設備を確認する必要があります。

普段から食事会や2次会に利用されること多い会場だと、設備が整っている場合がほとんどです。

ただし料亭などでは難しい場合もあるので、演出の内容を会場に合わせて考える必要があります。

それでは、最後に食事会形式の結婚式場を探すための、オススメのサービスをご紹介します。

少人数での結婚式にオススメのサービス・サイト

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少人数での結婚式場選びに迷った時にオススメしたいのが、結婚式場紹介サイトのハナユメのサービスです。

ハナユメでは、エリアからの選択に加え、会場タイプ、こだわり、ゲスト人数、予算から結婚式場を検索することができます。

また、100万円以上おトクになる*こともあるハナユメ割のお得な料金プランがあるのが特徴です。
※ハナユメから式場見学を予約し成約いただくことが条件です
※式場、日時、人数によっては、割引額が100万円より下回る場合もあります

キャンペーンもよく実施されているので、お得に結婚式場が探せそうですね。

インターネットだけではなかなか決めることができない、プロからの多角的なアドバイスがほしいというカップルには、ハナユメウエディングデスクの利用をオススメします。

専任のアドバイザーに、会場選びについてはもちろん、演出や見積り、費用を抑えるコツまで直接相談することができます。しかも相談は無料!ぜひ活用したいところですね。

まとめ

要点をまとめると、

・挙式+食事会か食事会のみかで当日の流れは異なる
・演出次第で少人数でも寂しくならず、盛り上がることが可能!
・会場探しの際にはハナユメウエディングデスクがオススメ

親族だけの食事会をするといっても、さまざまなパターンがあるということがわかりました。どんな1日にしたいのか、どんな演出をしたいのかをしっかりふたりで検討し、ステキな式場に巡り合えるといいですね。

以上、結婚式の食事会についての記事でした。

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家族での結婚式って?少人数結婚式のスタイルとメリット・デメリットは?

家族や親族など身内だけを招いて行う、アットホームな少人数での結婚式を考えている人もいるのでは?

実際にどんな雰囲気で結婚式が行われているのか、全体のうちどのくらいの割合くらいで家族や親族だけの結婚式が行われているのかも、気になりますよね。

そこで、実際に家族だけの結婚式をしたカップルの意見をもとに、おすすめのサービスや結婚式場などをご紹介します。

この記事を読めば、家族・親族だけの結婚式でも、やって良かった!と思えるようになるでしょう。

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家族・親族だけの結婚式はどんな雰囲気?スタイルは4つに分類できる

家族での結婚式って?少人数結婚式のスタイルとメリット・デメリットは?

家族・親族だけでの結婚式といっても定義はあいまいで、家族と親族にプラスして仲の良い友人を2~3名招待するケースなどもあります。

厳密に何人以上ゲストを招待しなくてはならない、という決まりはなく、2人が呼びたい人を招待すれば自由なスタイルで開催できます。

ただし、全ての結婚式場で希望の人数での結婚式ができるわけではありません。

多くの式場では、何名以上から利用可能という利用人数の目安が設定されています。

特に20名以下の場合は会場がかなり限られてしまうようです。

理由としては結婚式の単価が少人数だとどうしても安くなってしまい、会場の貸し出しやスタッフの人件費などを考えると、採算が合わなくなってしまうからです。

ただし、人数が満たない場合でも、平日や時期、お日柄などによっては相談に乗ってくれることもあるようです。

では具体的に家族・親族だけの結婚式にはどんなパターンがあるのでしょうか?

大きく4つに分類することができます。

主なパターン(1) 新郎新婦とその親・兄弟のみ

最も少人数で開催するのが、新郎新婦とその親、兄弟のみを呼ぶパターンです。ゲストは合計約6~12名程度です。

アットホームな雰囲気でリラックスして各ゲストと会話を楽しんだり、食事を楽しんだりできる式になります。

主なパターン(2) 新郎新婦とその親・兄弟+両祖父母

続いてよくあるスタイルが、新郎新婦と親兄弟に加えて両祖父母を招待するパターンです。ゲストは合計約10~16名程度になります。

両家の親睦を深める機会と考え、ゆっくりと食事などを楽しむ会にする方が多いようです。

主なパターン(3) 新郎新婦とその親・兄弟+両祖父母+親族

新郎新婦と親・兄弟・祖父母に加えて、親族も招待するパターンもあります。ゲストは合計約12~20名ほどになります。

両親族も含めた会になるので、家族水入らずのアットホームな結婚式というよりは、少しフォーマルな集まりになります。

家族のみで式を挙げた場合、改めて親族への挨拶回りが必要になるので、このスタイルなら後日挨拶に行く必要もなく、親しい人のみでゆったりと過ごせます。

主なパターン(4) 新郎新婦とその親・兄弟+両祖父母+親族+親しい友人

新郎新婦と親兄弟、親族に加えて親しい友人も招待するスタイルです。ゲストは合計約16~24名程度になります。

友人たちも参加してくれるので、親族のみの式と比べると雰囲気が華やいだ感じになります。

家族だけの結婚式をもともと考えていたけれども、気に入った会場の規模に合わせて、親しい友人や知人を追加で招待する、という場合にこのスタイルを選択することもあるようです。

もちろん親しい友人に限ったわけではなく、親しい同僚や上司、恩師などを招待するケースもあります。

家族・親族婚の席次レイアウトは2パターンに分類できる

席次レイアウトのパターンは、大きく分けて2つあります。

全てのゲストが同じテーブルに座る「晩餐会風レイアウト」と各グループにテーブルを分けて座る「レストラン風レイアウト」です。

晩餐会風レイアウト

全員が同じテーブルの「晩餐会風レイアウト」は、一体感が生まれやすいです。列席者全員が同じ話題で盛り上がることもできそうですね。

ただ、席と遠い人とは少し話しにくいというデメリットもあります。
式場にあるテーブルの大きさ次第で厳しい場合もあるかもしれないので、事前に確認が必要ですね。

全員同じテーブルに座る場合も、新郎新婦が上座に座るのか、中央に並んで座るのかなど、招くゲストやどんな雰囲気の式にしたいかで座る席を考えることが必要です。

レストラン風レイアウト

ある程度広い会場の場合は、テーブルを分けて各グループで座ってもらう「レストラン風レイアウト」がおすすめです。

関係の近い方同士でテーブルに座るので、各テーブルでの会話も盛り上がりやすいですね。
会場にムダな余白が生まれず、寂しいイメージになることがありません。

ただし、その場合は各テーブルに装飾が必要になるため、装花代が高くなってしまうこともあります。

家族・親族だけの結婚式における演出や段取りのポイント

少ない人数だからといって、何も演出が無いとただの食事会になってしまいます。

それでも良い、むしろその方が良い。という方もいらっしゃるとは思いますが、ここでは少しでも盛り上げたいという方向けに家族・親族婚で行える演出例をご紹介します。

家族・親族の結婚式で人気の演出

一番人気の演出は、やはり「ケーキカット」。一気に結婚式の雰囲気が高まる演出です。

大きなケーキが必要だから、家族・親族での結婚式ではできないと思っていた、という方もいるようですが、もちろん小さなケーキでも可能です。

ファーストバイトや両親も参加できるラストバイトも行う方が多いようです。

他に人気の演出は、「家族写真を多く撮ること」や「ゲスト全員にスピーチをしてもらう」という演出。少人数だからこそできる演出ですね。

また、定番の「新郎からの謝辞」や「花嫁から両親への手紙」も人気の演出です。

家族・親族だけの結婚式のメリットとデメリットは?先輩カップルのリアルなコメントも紹介!

では、家族・親族だけの結婚式のメリットとデメリットはどんなところなのでしょうか?

実際に家族・親族だけの結婚式をしたカップルのリアルなコメントもリサーチしました。

家族・親族だけの結婚式のメリット

家族・親族だけの結婚式のメリットとしてまず挙げられるのは、アットホームな雰囲気で過ごせることです。

通常の結婚式では大勢の招待客を前にして緊張してしまう新郎新婦も多いですが、少人数の結婚式ならリラックスして過ごせます。

また、一般的な式よりも演出が少なめでゲストと接する時間を多く持てるので、ゆっくりとゲスト全員と話したり写真撮影したりできます。

通常は、新郎新婦は食事をする暇もないですが、家族だけならゆっくりと食事を楽しめますね。

そして、何といっても結婚式の費用がかなり抑えられるのが一番のメリット。

費用だけでなく新郎新婦の負担も少なくてすみます。通常は準備に半年~1年かかると言われますが、家族・親族での結婚式の場合は約2~3ヶ月の準備期間があれば可能です。

家族・親族だけの結婚式にしてよかった、という喜びの声が多くありました。

家族・親族婚のデメリット

家族・親族婚のデメリットとしては、選べる会場が限られてしまうことが挙げられます。

会場によっては、広い場所しかなかったり、「何名以上で利用が可能」という目安人数が設定されていたりしますので、希望の会場で開催できないこともあるかもしれません。

また、招待客が少ない分、ご祝儀が減ってしまうこともデメリットのひとつです。

料理や引出物などの費用は抑えられますが、会場費や衣装代などはある程度かかります。

結婚式全体の費用は抑えられたとしても、ご祝儀の総額や演出内容によっては自己負担が多くなってしまうことも考えられます。

さらに、招待客のセレクトが難しいという問題もあります。人数が限られている分、誰を招待するのか頭を悩ませてしまうかもしれませんね。

家族・親族だけの結婚式でちょっと苦労した、という先輩カップルのコメントもリサーチしました。

https://twitter.com/seui102/status/978196247805767685

まとめ

今回は「家族・親族婚とその挙式スタイル」についてご紹介しました。

要点をまとめると・・・

・家族・親族婚を選択するカップルは約3割で近年ニーズが増えている
・招待客の人数や挙式内容は、希望に合わせて様々なスタイルから選べる
・アットホームで費用をかけずに結婚式ができるが、会場が限られることも

大人数での式はちょっと…と考えていた方も、家族や親族だけの結婚式なら負担も少なく思い出に残る式が挙げられるかもしれません。

ぜひ、2人の希望にぴったりの家族・親族だけの結婚式のスタイルを見つけてみてくださいね。