ブライダルフェアの試着会では、実際にウエディングドレスを試着することで自身の結婚式をより身近に体感できるのが特徴です。
「気に入ったウエディングドレスが見つからない」
「ドレスのラインナップが少ない」
ただし上記のように、事前の確認不足によって満足のいく試着会にならないこともあるかもしれません。
この記事では下記についてお伝えしていきます。
・試着ができるブライダルフェアの探しかた
・試着付きブライダルフェア全体の流れ
・ブライダルフェア参加の際の注意点
ブライダルフェアに行こう!
この記事の目次
試着ができるブライダルフェアは基本女性向けのイベント!
式場の雰囲気や提供可能なサービス内容を確認できるブライダルフェアですが、中には衣装の試着体験ができるものがあります。
それが試着付きブライダルフェアです。
本契約に至るかどうかを判断する参考として、ぜひ参加しておきたいイベントです。
特徴は、以下の5つです。
・どんなラインナップのドレス(衣装)があるのか確認できる
・着たい衣装の値段が確認できる
・男性も試着ができるケースは少ない
・ヘアメイクサービスはないことも多い!あくまで試着体験であることを忘れずに
順番に見ていきましょう。
本番で着るのと同じドレス(衣装)が試着できる
ブライダルフェアでの試着会では、本番で実際に使われることがあるドレスや和装が試着できます。結婚式へのイメージがぐんと具体的なものになることでしょう。
ただし、ブライダルフェアの試着会に用意されている衣装は、そのショップのすべてのドレスではありません。
限られた時間で選んでもらい試着体験をしてもらうために、また式場決定済みの人の試着向けに残してある衣装もありますから、ラインナップの一部だけを用意しているケースが多いです。
ここだけの話、高額のドレスもあまりブライダルフェアの試着会には出さないことが多いです。
(多くの人が袖を通すことでどうしてもドレスが傷んでしまうからです。)
どんなラインナップのドレス(衣装)があるのか確認できる
実際に目で見たり試着してみたりするのと、カタログ上の写真とにはギャップが生じることがあるものです。試着会のあるブライダルフェアに参加することで、契約前にドレスのラインナップを目にでき、安心感が得られます。
着たい衣装の値段が確認できる
ブライダルフェアの試着会でひと目惚れしたウエディングドレスがあったら、その場で値段も確認できます。気になるドレスの値段も一緒に確認しておくと、自分のなかでおおよその費用イメージが作れます。
衣装ごとの費用の違いを確認しておくと良いでしょう。
男性も試着ができるケースは少ない
ブライダルフェアで実際に試着できるのは女性のみであるケースがほとんどです。
ブライダルフェアは時間・場所ともに限られているため、あえて女性に絞っているのが理由です。
(試着できる場所も、衣装を置く場所も別々に用意する必要があるからです。)
ヘアメイクサービスはないことも多い!あくまで試着体験であることを忘れずに
結婚式当日には華やかなヘアメイクが施されますが、試着フェアはあくまでも「試着」の体験ですから、ヘアメイクはされないことが多いです。
こちらも、時間の制約がその理由。ただし、試着会とは別にヘアメイク体験を設けているブライダルフェアもあります。
次の章では、ブライダルフェアでの試着会の流れについて紹介します。
ブライダルフェア所要時間は2~3時間!試着会参加の流れ
ブライダルフェアで行なわれる試着会の流れを紹介します。
・ブライダルフェア参加式場到着
・アンケート記入・プランナーからのヒアリング
・希望に合った会場や設備の案内(式場見学)
・試着会参加
・試食会参加(希望者のみ)
・個別相談会・見積りや空き状況提示
ブライダルフェアで試着会参加にかかる割ける時間は、30分~1時間です。試着会は、あくまでもブライダルフェアの1コンテンツ。
式場見学や試食会、相談会や見積りの提示など、限られた時間で行なうものがたくさんあるためです。
そのため、実際に試着できるのは1~2着程度だと思っておきましょう。
あくまで試着を楽しむためでなく、式場を選ぶための1つの判断材料となるのがブライダルフェアでの試着です。
試着の際にはデジカメやスマホで写真撮影を!
せっかくの試着の機会なので、ぜひデジカメやスマホで試着姿を撮影しておくことをオススメします。一緒にブライダルフェアに参加しているパートナーにたくさん撮影してもらいましょう。
撮影時は、全身の引き、バック、サイド、寄りの写真と1衣装につき数パターン撮影しておくと、見返したときの参考になります。
また、試着姿だけではなく、ラインナップも撮影しておくと、どんなドレスを見たのか記憶を掘り起こす材料にできますよ。
ここまでは、ブライダルフェアでの試着会の流れについて紹介しました。次の章では、参加時の注意点を紹介します。
試着付きブライダルフェア参加における注意点3選
試着会のあるブライダルフェアに参加する際、注意しておきたい点は、以下の3つです。
・事前にどのような種類のドレスを着たいかを決めておく
・試着会開催は他のブライダルフェアに比べて少なめ
順に詳しく見ていきましょう。
参加当日の服装は普段着で問題なし!着替えやすい服装で
1点目は、参加当日の服装です。結婚式場だからといって、正装で行かなければならないわけではありません。
ただ、ホテルなどレストラン利用者などと鉢合わせすることが確実な式場では、ドレスコードを少しだけ意識しておきましょう。
試着会に参加するため、着替えやすさも考慮しておくことをオススメします。
特にヘアメイク体験までついている場合は、ボタンのある洋服がいいでしょう。
ちなみに、ドレスの場合でも和装の場合でも、スタッフに下着姿をさらすことになりますので、極力見られてもいいような下着で、特にドレスの場合「ペチコート」などはいておくことをオススメします。
男性の場合、ハーフパンツでサンダルといった服装は控えた方が安心です。清潔感のあるカジュアルな普段着で問題ないでしょう。
事前にどのような種類のドレスを着たいかを決めておく
ウエディングドレスには、Aライン、マーメイドライン、プリンセスラインと、大きく分けて3種類のスタイルがあります。
何となくどのタイプのドレスを着てみたいかをイメージしておくと、当日のドレス選びがスムーズに進みます。

試着会開催は他のブライダルフェアに比べて少なめ!見つけたら早めの予約がオススメ
通常、本格的に試着をするのは、本契約後のドレス決めの際です。ブライダルフェアのコンテンツとしては、まだまだ開催会場が少ないのが現状だといえるでしょう。
首都圏エリアのブライダルフェアの開催数を以下で見てみましょう。
データ引用:結婚式場検索サイト「ハナユメ」調べ
圧倒的に多いものは試食会。試着会はもっとも少ないことがわかります。なかなか試着会付きのブライダルフェアが見つからないといったことも珍しくないでしょう。
また、参加を希望する際は、ブライダルフェアの予約時に必ず試着会も参加希望であることを伝えて予約しておくことを忘れずに。
次の章では、試着会以外のブライダルフェアの種類について紹介します。
試着会以外にもこんなにある!ブライダルフェアの種類
ブライダルフェアにはさまざまな種類があります。1つのブライダルフェアで複数のイベントに参加できる場合もありますし、式場見学や相談会だけというブライダルフェアもあるのです。
詳しく紹介していきましょう。
式場見学
ブライダルフェアのほとんどにはこの「式場見学」が含まれています。挙式場・披露宴会場・控室など、結婚式当日にふたりやゲストがかかわる施設をひと通り見て回ります。
試食会
ブライダルフェアで最も人気なのが、披露宴で提供されるメニューの試食会です。フルコースが食べられるものと、メインやデザートなど、抜粋された品のみが食べられるものとがあります。試着会と同様、事前予約が必要です。
模擬挙式
挙式の様子を体感できるのが模擬挙式です。モデルカップルによる本番さながらの挙式に、ゲスト目線で参加できます。自身の希望する挙式がイメージしやすくなると同時に、結婚式へ向けてより一層気持ちも高まります。
披露宴の演出体験
挙式だけではなく、披露宴の雰囲気を味わえるのが、演出体験です。音響や映像演出の雰囲気、装花など、体験できるものは式場によって異なります。
相談会
式場のプランナーに相談できる相談会は、多くのブライダルフェアで行なわれています。ひと通り終えた最後に時間を設けているケースが多いため、1日を通して気になった点、聞いておきたい点を整理して質問しましょう。
見積額の提示も、相談会の場でしてもらえることが多いです。グレードによる値段の違いや、見積りのグレードで行なえる内容を確認することをオススメします。
商品券がもらえるキャンペーン中!ハナユメでブライダルフェアを探す
では、最後に今回の記事の要点をあらためて整理していきます。
まとめ
今回は試着会付きのブライダルフェアについて紹介してきました。最後に、要点を3つおさらいしましょう。
・大半は女性のウエディングドレスのみ。男性は写真撮影に徹して
・試着会参加には事前予約が必要!ヘアメイクの有無もチェックを
試着会では、実際にドレスを身に付ける女性だけではなく、ドレス姿を目にする男性も、より一層結婚式が楽しみになることでしょう。開催しているブライダルフェアの数は決して多くありませんが、ぜひ探してみてくださいね。
以上、試着会付きブライダルフェアについての記事でした。